定例作業報告

7月10日(火) 晴 
雑木林グループ 13名
 2か所の作業域に分かれて作業しました。
ヤマモモ広場域  作業者 6名
・自生幼木の根切り作業 
 10月に予定される植樹会の苗木を、日頃 整備をしている林内の自生幼木から求め、その根切り作業に取り組みました。これは必要以上に徒長した根を切断し、新しい根系を生育させて耐久性を向上させる有効な作業です。コナラ、ケヤキ、ヒメシャラの落葉高木から、ウツギ、クロモジ、ガンピなど小木まで13本を実施。当行事の作業は10月まで、植え付け地の整備、苗木掘り出しと、植樹会本番まで続きます。
・4月から始めたヤマモモコースの整理伐も、広場駐車場に枯死木
 整理でコース終点まで明るい林道に変わりました。

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整備後の状況
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自生幼木根切作業


○ サルナシ湿地作業域  
作業者 7
・サルナシ湿地の整備作業
 サルナシ湿地でカヤネズミの生息調査やミカワショウマなどの山野草保護を行うために保護エリアを設定してアシ刈りを実施しました。また、砂防堤内に伸びた小木を伐採して林内を明るくし、サルナシの実も確認できるようにしました。実は15mm程に成長していました。

サルナシ湿地作業前
整備作業前
サルナシ湿地作業後
整備作業後

サルナシの実
サルナシの実

定例作業報告

6月23日(土)曇りのち雨
人工林グループ
参加者:6名
 天気予報では午前中は曇り、12時から強い雨。
 本日の作業は、三叉手前南側斜面上部にあるコナラの大木が枯れているのが、下からの観察で確認できましたので、まずこれを伐倒しようとしましたが、結構な大木で、その上斜面で足場も悪く、倒れても林道までは届かないようなので今回は様子見としました。再検討したいと思います。
 次に、三叉の看板後ろから少し登ったところに2本のアカマツの枯死木があったので、それらの伐倒を行いました。その作業の終わりがけに天気予報通り12時ごろから雨が降り出したので玉切り作業を完了し、午後からの作業は中止としました。

雑木林グループ
参加者:9名
 久しぶりにAさんが参加されました。
 作業場所は、ヤマモモコースの西側谷沿。作業内容は、除伐作業、前回の作業で伐倒し谷に橋渡しになったままのアベマキとマツを玉切りし、谷筋に沿って整理しました。暑さもあり、水分補給の小休止をしてから、シラカシの大木1本を伐倒処理し、枝払い、玉切りし整理した時点で、雨がぱらついてきました。12時近くになると次第に雨が強くなり、作業を切り上げやまじ小舎に引き上げました。道具の整理をして、小舎での昼食をとり、今回は午前中ののみの作業となり、散会しました。
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第87回 山路の森自然観察会報告

日時   平成30616日(土)   天気 晴れ 
テーマ  水辺の植物 生き物
参加者  13
コース  ヤマモモ広場→シャラノキコース→サルナシ湿地→第一管理道→林道→ヤマモモ広場
    今回から新リーダーを迎え気持ち新たな観察会となりました。

 熊出没情報もあることから ゲートに近いところを歩くことにして、シャラノキコースからサルナシ湿地へ向かうことにしました。
   シャラノキコースの名称となったシャラノキ(標準和名ナツツバキ)とヒメシャラの森には ぽとぽとと花が落ちていました。両者とも植栽されてものです。合弁花で花の形そのままに落ちています。花の大きさがずいぶん違って、自生地ではこうして数メートル離れたところで比べて
見ることはできません。植栽は、比較観察をできることが利点です。高い木は咲いていることを見落としがちですが、一日花ですので落花は開花したことを知らせてくれます。通称シャラノキと言われるのは、平家物語の冒頭に出てくる「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらす・・・・」その沙羅双樹(フタバガキ科)の花に似ているからと言われています。仏教三聖木のひとつとされ、お釈迦様が涅槃に入られた時に咲いていたとされ、誕生になった時の木は無憂樹(マメ科)悟りを開かれた時の木はインド菩提樹(クワ科)です。日本のお寺には菩提樹が多く植えられているのはそういった理由です。いずれの花も熱帯に育つものですので国内では植物園の温室でしか見ることはできないです。

散策道を一歩外れ、林の中を歩くと一斉にシャクガの仲間が飛び立ちました。一歩歩くごとに飛び立ち、一体何頭いるのか、捕まえようとしてもすばしっこくて捕獲することができません。シャクトリムシの仲間ですが同定することが出来なくて気になります。

 今回のテーマは水辺の植物・生物でしたので、サルナシ湿地では普段より湿地内の観察時間を多く取りました。堰堤に溜まった砂礫の上には、ツルヨシがずいぶん蔓延ってきていますが、この環境も小さな生き物にとっては良い隠れ家となっていると思います。毎年、アズマヒキガエルが産卵する水の溜まったところには、カヤツリグサ科の湿生植物のスゲ類が増えてきています。左岸の流れのある方は、ツルヨシが少なく、ここでは、山路の森では、あまり見かけないヤマジノホトトギスが多くありました。ほかの地域に多くあって貴重種ではなくても、この森に少ないものは大切にしたいものです。その他にも貴重種が見つかっていますので整備には十分な注意が必要です。

朴の木平近くでは、今回、ムヨウランの仲間が見つかりました。すでに花は終わっていましたが枝がしっかり残っていました。コウヤボウキの大株も元気に育ち、秋が楽しみです。バイカツツジも下向きに隠れるように花をつけていました。6月の季節を代表する花ヤマアジサイも素敵な花です。

今回、初の参加者の方が爬虫類や両生類、昆虫類等の生き物に詳しく、積極的に水辺を歩いて生物を探していただきました。キノコにも詳しく普段気にも留めないような小さなキノコにも名前を付けていただきました。コツボゴケの中のミズゴケノハナはとても可愛らしかったです。

■観察できたもの

木の花 ムラサキシキブ ヤブムラサキ バイカツツジ ネズミモチ ネジキ

◆草の花 オオバノトンボソウ(蕾) ミカワショウマ(蕾)ドクダミ ノゲシ ニガナ ハナニガナ シソバタツナミ コナスビ ハエドクソウ オカトラノノ イヌヌマトラノオ オニタビラコ ヒメジョオン 

◆湿地のカヤツリグサ科 オタルスゲ イグサ ホタルイ ゴウソ オニスゲ ミヤマシラスゲ

◆キノコ ヒメカバイロタケ キイアミアシイグチ カバイロクリタケ キサマツモドキ ツルデングタケ ベニヒガサ ミズゴケノハナ

◆鳥 アオゲラ ヒヨドリ キビタキ メジロ オオルリ ヤマガラ ハシブトガラス サンショウクイ センダイムシクイ ウグイス ヤブサメ エナガ コジュケイ

 

◆昆虫 カワトンボ シオカラトンボ ヤマトシリアゲ キンモンガ ヒョウモンエダシャク キマダラセセリ シャクガの仲間 ヨツボシスジハナカミキリ オバボタル ベニボタルの仲間 アシナガバエの仲間 コオロギの仲間 モリチャバネゴキブリ 

◆爬虫類 カナヘビ シマヘビ ◆両生類 タゴガエル ◆その他 ザトウムシ サワガニ

コツボゴケの中のミズゴケノハナ
コツボゴケの中のミズゴケノハナ

テングツルタケ
テングツルダケ
バイカツツジ
バイカツツジ
ヤマアジサイ
ヤマアジサイ
落花したヒメシャラの花
落花したヒメシャラの花
オカトラノオ
オカトラノオ


 

 

 

 

 

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