民有林整備活動報告

5月17日(木)、5月22日(火)上ノ山地内の民有林整備
参加者 両日とも 5名
民有林整備はいよいよ大詰めです。
安全な作業のため、伐倒にはやや高い位置で伐ったため切り株が30本ほど残っています。
両日ともこの切り株の伐採と、伐った株の整備を行いました。
22日の作業を持って、民有林整備を終了としました。
常時中心となって作業を進めていただきましたYさん、樹に登っての枝落としなどをしていただいたMさん、植生を意識した伐採をしていただいたSさん、代表、副代表始め多くの皆さんの参加をいただき、無事終了しました。約2年間の作業でしたが、重心が大きく傾斜した樹の伐倒、チェンソーのバー(刃)が届かないような大木の伐倒、重心の反対側への伐倒、チルホールの効率的な使用方法など、大変多くの経験が出来ました。今後このような森での作業はないかも知れませんがよい体験でした。

 切株 整理切り

最後の高い切株の伐採

整理伐前の景色

作業開始前の姿

皆伐完了風景

皆伐終了後の状態(北側を望む)伐倒したばかりなので禿山の状態です。

皆伐終了風景南

皆伐終了後の状態(南側を望む)2年経過すると多くの木が成長してきています。









定例作業報告

5月26日(土)快晴
 雑木林グループ
 参加者 7名
 4月10日から始め、4日目の林道「ヤマモモコース」整理伐に取り組みました。
 このコースは過去、治山堰堤設置の為、広幅林道となっています。
 林道両幅は各10mの範囲で整理伐が可能、マツの枯死木が多いゾーン、ヤマザクラの照度改善の整理伐等臨機応変に作業を進めました。
 今日は体験研修の為、Tさんが参加されました。鳥類、昆虫などの生態調査得意のようですが、植生の実態を知るのも効果的と…今後の活躍が期待されます。アジサイエリアから第一管理道に向う遊歩道に、倒木がある情報Wさんがコナラ枯死木伐倒と併せ対応していただく。

人工林グループ
参加者:4名
 天気は快晴。午後からは非常に暑くなり、斜面を上り下りするだけでしっかり汗をかき疲れました。
 参加者は4名ですが、そのうち一人は午前中のみで体験実習者の指導。
 本日の伐採本数は5本と後処理。累計で64本となりました。除伐予定本数は159本(現況密度調査表での間伐対象本数は227本となっているが、表の注記のとおり実際の本数は表の数値より少ないと考えられるため70%としている)。従って進捗率は40.3%となりました。残りは10月−3月で完了予定です。
 不良木の除伐中心と言えども一部間伐対象のものもあり、70年超のヒノキは立派に成長しています。利用できないのは勿体ないなと思います。しかし、他の木の成長のためと、森林の公益的機能のために必要なことです。陽の光も林床に届くようになり、林道からの眺めもよくなりました。
 作業も終わりやまじ小舎に戻ってから、終礼のときに右手首にちくっとするものを感じました。袖口をめくると手首に黒いものがついています。一瞬、「マダニだ」と叫びました。蚊取り線香をぶら下げている人がすぐにその火をマダニに近づけてくれました。タバコを吸う人がタバコの火を近づけてくれました。それでも、離れず、牙が食い込んだままです。
 家に帰り病院に行こうとしたら、今日は土曜日で休みだよと言う。しかたないので、以前買っておいた「マダニ取り器具」を取り出し、説明の通り牙の横から挿入し少し浮かせゆっくり回しました。牙ごと外れました。早速写真撮影。
 食いついた跡を15倍のルーペでじっくりと観察しましたが、牙が残っている様子はありません。一応一安心です。マダニは結構大きいが平べったく、まだ血を吸っている様子ではありませんでした。食い付いてすぐに火を近づけたので、血を吸う暇もなく絶命したようです。
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第86回 山路の森自然観察会報告

日時  平成30年5月19日(土)天気 晴れ
テーマ 新緑の雑木林
参加者   12名
コース   ヤマモモ広場 --   WC -- 三又 -- WC -- ヤマモモ広場
    前夜からの激しい雨も幸い朝にはあがり、集合時には青空が見えました。テーマどおりの新緑のなか、ヤマモモ広場から林道に沿って三又へ向かって歩いていきました。今年は花暦が例年より早く、ゲート前のジャケツイバラはすでに散っていましたが、猿投山登山口手前では黄金色の花を楽しむことができました。しかしながらこれは蛇結茨の名前のように驚異的な繁殖力で他に絡みつき鋭い刺があるので厄介物です。
 例年はこの時期には見られないコアジサイもすでに花を咲かせています。一般的なアジサイとは違って装飾花がなく淡青色の両性花だけの清楚な趣きで、顔を近づけるとほんの僅か良い香りがします。葉は鋸歯がはっきりしてつややか、秋の黄葉も見事です。
 大曲のオオバウマノスズクサは元気に葉を茂らせてサキソフォンのような形の花をいくつもぶら下げていました。筒状の花弁のように見えるのは萼で紫褐色の模様が目立ちます。今日は解剖をしてみました。雌しべにくっついて花粉をつけた雄しべもあります。なんだか奇妙な生き物の顔のようにも見えて、自然の造形の妙に感心してしまいました。
 緑の梢の間に真っ白に見えるのはヤマボウシ、桃色の縞模様が愛らしい釣り鐘型の花はカイナンサラサドウダン。ウラジロマタタビも白い花をいっぱい付けています。今秋はキウイフルーツに似た山路産の実をぜひ味わってみたいと思うのですが林道から手を伸ばしただけでは取れそうもありません。
 三又までの林道歩きでしたが様々な花に出会え、オオルリやキビタキ等の鳥のさえずりが聞こえ、蝶が舞い、何よりも緑の草や木々からパワーをもらえたひとときでした。
 
[ 観察したもの]
 
木の花
ウラジロマタタビ、エゴノキ、オオバウマノスズクサ、カイナンサラサドウダン、コアジサイ、コゴメウツギ、
コツクバネウツギ、ジャケツイバラ、ツクバネ、ヤマボウシ、ガンピ(蕾)、ヤブムラサキ(蕾)
 
草の花
ニガナ、ハナニガナ、ニョイスミレ、ヒメアギスミレ、ギンリョウソウ、コナスビ、ミヤマナルコユリ、
タツナミソウの仲間、アズマナルコ、オタルスゲ、ジュズスゲ、カニツリグサ、ヌカボ、イチヤクソウ(蕾)
 
鳥の声
アオゲラ、イカル、ウグイス、エナガ、オオルリ、キジバト、キビタキ、クロツグミ、コゲラ、サンショウクイ、
シジュウカラ、ツツドリ、ハシボソガラス、ホトトギス、ヒヨドリ、メジロ、ヤブサメ、ヤマガラ
 
その他
コミスジ、ジャコウアゲハ、ナガサキアゲハ、キンモンガ、カワトンボ、ギンヤンマ、アマガエル

オオバウマノスズクサ[1]
オオバウマノスズクサ
オオバウマノスズクサ(内部)[1]
オオバウマノスズクサの内部
カイナンサラサドウダン[1]
カイナンサラサドウダン
カワトンボ[1]
カワトンボ
コアジサイ[3]
コアジサイ
ツクバネ[5]
ツクバネ





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