日 時: 令和3年9月18日(土) 天気 :雨 (台風14号接近)
テーマ: 秋の野草 参加者:7名
観察コース:ヤマモモ広場➝ヤマモモコース➝サルナシ湿地➝
ホオノキ平➝カワセミコース➝林道➝大曲➝ヤマモモ広場(解散)
福岡県に上陸した台風14号が四国を横切り和歌山県から太平洋に抜ける中、強風と大雨が予想されたために参加者は極少なかった。しかし、現地は大雨、土砂災害警報等の発令もなく雨も小降りであったので観察会を実施した。
足元の悪い中、山野草を求めて林内を散策した。まず、目についたのはアキノキリンソウの蕾、その後ヒメジソ、ハイチゴザサを確認した。遊歩道には栗の実が落ち、ケショウハツのキノコが雨に濡れていた。また、サワガニが足繫く走り回り雨の日の山道を感じさせた。サルナシ湿地ではミズキの赤い実の房が落ち、ホオノキ平にはガマズミの実が落ちていた。近くのオオバウマノスズクサでは、ジャコウアゲハの幼虫もまだまだ元気であった。シロモジの実もはじけているものがあり、アキチョウジも雨に輝き、秋の始まりを感じた。カワセミコースでは、ホタルガが木の葉の上で休み、遊歩道にはシマジタムラソウも咲き誇っていた。大曲りまでの林道では、ヤブタバコ、シュウブンソウ、リョウメンシダが良く目についた観察会であった。
咲いていた花:
ヒメジソ、ハイチゴザサ、サジガンクビソウ、ガンクビソウ、シラヤマギク、ナキリスゲ、シマジタムラソウ、イヌコウジュ、ヤブタバコ、ダイコンソウ、
キツネノマゴ、ヒメキンミズヒキ、ヤマハギ、シュウブンソウ、アキチョウジ、ツユクサ、ミズヒキ
やまじの森の鳥:
キビタキ、メジロ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、コゲラ、エナガ
昆虫:
ハラビロカマキリ、ナツアカネ♀
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