猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2010年09月

どんぐりの木を育てるためにご協力ください

新協定も発効し現在作業内容の詰めにチームさなげのメンバーは精力的に取り組んでおります。
間もなく新しい方針が皆様に発表出来るかと思います。
さて、皆様の目にも映っていることと思いますが、本年カシノナガキクイムシの被害が甚大で、昨年までは穿孔されても生き残っている樹が大半でしたが、今年は新協定区の中でも見事なコナラが一気に枯れ果てている姿が数多く見られます。
次世代に残る幼樹がほとんど見られない現状において今年度からドングリから育てる幼樹作戦の実験に取り掛かる事になりました。
皆さんに次の資材収集へのご協力をお願いします。

求む!『1L入の牛乳紙パック』
収集期日 9月の定例作業日14日・25日予定
数量   合計200個予定(多い方はいくつでも)
使用日  ドングリの成熟にあわせ9月25日またはその後の特定日

8/21 山路の森自然観察会の様子

山路の森自然観察会 第5回      

開催日: 2010年8月21日
テ-マ: 夏の山野草
参加者: 5名

山路の森の林縁にいろいろな夏の山野草が咲いています。
残暑が続きますが夏から秋に向かって山野草は次々にきれいな花をつけます。

●花が咲いていた山野草
ヤブラン(ユリ科) ツユクサ(ツユクサ科) アキノタムラソウ(シソ科)
ダイコンソウ(バラ科) ヘクソカズラ(アカネカ科) センニンソウ(キンポウゲ科)
オトコエシ(オミナエシ科) ヒメヤブラン(ユリ科) ヒキヨモギ(ゴマノハグサ科)
マツカゼソウ(ミカン科) シラヤマギク(キク科) ミヤマウズラ(ラン科)
ヒヨドリジョウゴ(ナス科) ミズタマソウ(アカバナ科) 等

●その他の植物
トウゲシバ(ヒカゲノカズラ科) ヤマホロシ(ナス科) ハマキゴケ(センボンゴケ科)
タチドコロ(ヤマノイモ科) ノリウツギ(ユキノシタ科) 等

Photo ノリウツギ

Photo_2 ミヤマウズラ

Photo_3 ヤブラン

これから山路の森はアケボノソウ キッコウハグマ ツルリンドウ ゲンノショウコウ 等の花へと移り変わっていきます。

次回開催は9/18(土) テ-マは、『秋の山野草』です。  
お気軽にご参加ください!

8/7 COP10講座「虫のはたらきと森林生態」報告

8月7日(土)に、「虫のはたらきと森林生態」と題して、東京大学大学院農学生命科学科付属演習林 秩父演習林 林長  鎌田直人 氏をお招きし、講演会と観察会を開催しました。
暑い中でしたが、熱のこもった解説に皆さんも興味深く耳を傾けていました。

12107 熱心な解説に聞き入るみなさん

12108 何がいたのでしょうか

Img_3096 面白い形のヌルデの虫こぶ

Img_3099 スズメバチもいました

Img_3110 きれいな色の蛾の幼虫

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