第11回山路の森自然観察会
開催日: 2011年2月19日
テーマ: 冬芽を観察しよう
参加者: 4名
今日は良い天気になりヤヤマモモ広場に駐車をして、湿地方面に向かい途中昔の古窯跡を見て林道へ戻るコースを観察しました。
樹木が葉を落とした明るい遊歩道で、チョウセンカマキリの卵、ウスタビガ、ヤママユガ、エビフライ、ハモグリバエなどを観察しました。
落葉樹のガマズミ、タカノツメ、オオカメノキ、オオウラジロ、マルバアオダモ、常緑樹のネズミモチ、シキミ、アセビ、ヤブニッケイ、ヒイラギ、ムベ、ツブラジイ、等を見ながらギフチョウの食草であるスズカカンアオイの花、アセビの花、シダ類のヒメノキシノブを見ました。
シロモジ、クロモジ、の花芽も大きくなりヤブツバキ、シュンランなど花ももうすぐに咲だすことでしよう。
先日雑木林グループが皆伐をした、湿地のイヌコリヤナギの冬芽が芽吹き始め春が近づいていることを感じさせます。
ウスタビガ(ヤママユガ科)
クヌギ、コナラ、サクラ等を食草とする蛾で繭は薄緑色でかます形をしている。
ヒメノキシノブ(ウラボシ科)
シイ、カシなどの幹や岩の上に付着し、ノキシノブに似ているが葉が小さくて葉先が丸い。
アセビの花(ツツジ科)
早春に咲きつぼ形の小さな花がすずなりにたくさん咲く。