第14回山路の森自然観察会
開催日: 2011年5月21日
テーマ: 新緑の雑木林で花を探そう
参加者: 4名
新緑の雑木林の中を観察しました。
カイナンサラサドウラン、エゴノキ、ウスノキ、タニウツギ、ベニバナコツクバネウツギ、ツクバネウツギ、ズミ、ジャケツイバラ等が花をつけていました。
山野草ではヒメアギスミレ、ニガナ、ギンリョウソウ、カキドウシが咲いていた。
ランのクモキリソウノの新芽を確認、カナヘビ、シマヘビ、昆虫ではコミスジ、カワトンボ、ジヤコウアゲハ、ヤマトシロアリ等がいて林の中はいろいろな生き物がいます。
春に皆伐をした湿地には今いろいろな植物が生えて来ました。チゴユリ、タツナミソウ、オトトギス、ヒヨドリバナ、ミカワチャルメルソウ等が生えています。
ギンリョウソウ イチャクソウ科
山地の湿気のある腐養土の上に生え葉緑素を持たない為、必要な養分は根に共生する菌から得ている。
ジャケツイバラ マメ科
ツル性の樹木で他の木に巻きついて成長し、幹や枝、葉には逆向きの鋭いトゲがある。黄色の花がたくさん咲く。
カナヘビ(ニホンカナヘビ)
草やぶや林縁などに生息し昆虫やクモを食べる。
ヤマトシロアリ
日本中にいる普通のシロアリで土の中や湿った木材の中など多湿な場所を好む。
4月―5月頃、羽アリが飛び立つ。