第16回山路の森自然観察会
開催日: 2011年7月16日
テーマ: 雑木林の虫たち
参加者: 8名
ヤヤモモ広場から湿地,古窯、シャラノキ方面へと散策をしました。
虫は、ホタルガ、コシアキトンボ、ハグロトンボ、クワガタ、ザトウムシ等を観察、樹木のウリカエデ、イソノキ、ウスノキ、ムシカリ、サルナシ、シロモジが実を付けていました。
山野草は湿地で(ハエドクソウ、ヤマトウバナ、ノボロギク、ツルニガクサ)、他にチダケサシ、トリアシショウマ、オオバノトンボソウ、オカトラノオ等が咲いていました。
バイカツツジの花とムシカリの実がとてもきれいに見えました。
谷の沢にはサワガニがいるんですよ。
ハグロトンボ(カワトンボ科)
川など水生植物のあるゆるい流れを好み住宅地周辺にもいる
クワガタの♀(クワガタムシ科)
クヌギ、ナラ、ヤナギ等の樹液に集まる
オオバノトンボソウ(ラン科)
丘稜や林内に生える多年草、花は黄緑色をしている
ヤマトウバナ(シソ科)
木陰に生える多年草、葉は対生し荒い鋸歯がある
ツルニガクサ(シソ科)
山のなかの木陰に生える多年草
チダケサシ(ユキノシタ科)
山地の林内や林縁に生え白色の小さな花を多数付ける
トリアシショウマ(ユキノシタ科)
林のなかに生える高さ1m位の多年草
オカトラノオ(サクラソウ科)
日当りの良い草地などに生える、花序を虎の尾に見立てた
ハエドクソウ(キツネノマゴ科)
林の中に生える多年草、根を煮詰めた汁でハエ取り紙を作った
バイカツツジ(ツツジ科)
白く小さな花がウメの花に例えられてこの名が付いた