猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2012年03月

3/13,3/20人工林グループ作業報告

2月で間伐作業は終了し、今月からは伐った木の集材に入りました。長さ3メートルまたは4メートルに切った材を林道脇まで引き出します。ロープウィンチという機械を使っての作業です。昨年導入したばかりの機械ですので不慣れなこともあり、最初はいささか苦労をしましたが、少しずつ慣れてきました。
同じような用途の機械に「ひっぱりだこ」という機械がありますが、このロープウィンチのほうが扱いやすく感じます。
材を積み上げるときには要領よくやらないと力ばかりが入り苦労が増えます。これも慣れが必要です。


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猿投の森 観桜会・自然観察会のご案内

恒例の春季自然観察会を下記要領で開催します。
皆様のご参加をお待ちしています。

落葉広葉樹の猿投の森は、4月のなかばを過ぎれば、鮮やかな芽吹きとカスミザクラ、ミツバツツジ、ヤブツバキなどの花々が咲ききそい、ギフチョウをはじめハナバチなど昆虫たちも飛び交います。
ウグイス、メジロ、カラ類、オオルリなどの鳴き声がこだまします。
一日こんな森を歩いて日頃のストレスを癒してみませんか?

森づくりを行っている会員と森林インストラクターが国際森林年協賛事業で整備した森をご案内いたします。

今年の春先は寒さ続きで、この時期にヤマザクラが満開になると予想しています。

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(2011年のヤマザクラ)
開催期日:平成24年4月21日(土) 午前9:30現地集合
10時スタート 15時解散

開催場所:猿投の森(愛知県有林やまじの森 瀬戸市上山路町)
コース  :猿投の森(東海自然歩道周辺)の観察道の2コースを午前と午後に分けて観察しながら歩きます。
参加方法:どなたでも自由に参加して下さい。
参加希望者は、連絡先(電話等)・氏名を記して下記申込先までお願いいたします。
山あるきできる靴と服装で参加して下さい。 各自弁当、飲み物をご持参ください。
公共交通機関でお見えになる方は、午前9:00までに愛知環状鉄道山口駅に集合してください。山口駅から送迎が必要な方は必ず送迎必要の旨お伝えください。
自家用車で参加の方で、猿投の森へのアプローチが不案内の方は山口駅から先導ご案内いたします。
現地直接参加の方は、当日参加でもOKです。
参加費:無料
申込先:
日本山岳会東海支部猿投の森づくりの会宛て
メール:room01@muse.ocn.ne.jp
FAX 052-322-7924
竹田義彦宛て
メール:take-gsf@gctv.ne.jp          
 電話:090-3483-8010
申込締切期日 平成24年4月15日 山口駅で送迎の必要な方は厳守してください。

雨天決行 猿投の森へは、公共交通機関がありません。




 

動物棲息調査試行結果

3月10日、天候にも恵まれて、18名の方の参加を得て5区画のテスト調査を実施しました。
 参加者からは、「とにかく面白かった」「獣道が縦横に走っていてそれを辿ると食痕、糞、足跡などが発見できることが分かり、わくわくした」「普段と違う山歩きの楽しさを味わった」などの感想を頂きました。
 調査終了後、今後の調査方針等について検討会を実施しました。数々のご意見とヒントを頂きましたので、本調査にむけての目処がついてまいりました。
 なお、検討会での決定事項、提案、ヒントを参考に本調査までのスケジュールを動物調査Gの企画会議(3月21日火曜日開催予定) で審議決定し、逐次ご案内していく予定です。
 今後とも皆様のご協力をお願いたします。 
 調査時の写真は、後程追加掲載いたします。

ギフチョウ育成関連作業報告

 本年度のギフチョウ育成関連作業は、2月16日の作業で終了しました。
 延べ72名の方にご協力頂きました。ありがとうございました。
 作業内容は、春に成虫観察・産卵調査、冬に保護エリアの下刈り、整理伐など計7回実施しました。
 残念ながら、今年は、成虫も産卵も確認できませんでした。
 高橋さんのご見解では、ギフチョウにとっては、春先の低温、夏の熱帯夜などの気候が厳しいものであったようです。猿投の森だけではなく近隣の地域でも減少もしくは未確認の状況とのことです。
 作業の結果、保護エリアのカンアオイの新株、蜜花のスミレも増えています。
 下刈り・整理伐は、小屋裏域、赤松の上部域、ツガ広場の横域など保護エリア周辺まで実施できてギフチョウにとってより良い環境が整備されたと思います。
 ギフチョウが当たり前に乱舞する森づくりに引き続き皆様のご協力頂けますようお願いいたします。

 下刈り作業
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2/25 雑木林グループ活動報告

10名が作業参加しました。午前中は、ベンチ設置班と藪の刈払い班の2班に分かれて作業を実施しました。
 ベンチ設置班は、シラカシ広場下の沢にあったベンチを「展望台」「シャラニキコース」「ヤマモモ広場」「ヤマザクラコース」「三叉路広場」へ移動設置しました。
 藪の刈払い班は、シラカシ広場の作業道西側の藪(笹が多い)を刈払いし、明るくしました。この場所は、フユイチゴの群生している場所でもあります。
 午後は、新入会員の方も作業体験として作業に加わって、シラカシ広場北側にビートルズベットづくりに取り掛かりました。ビートルズベットづくりは、作業時間切れとなり、完成まで至りませんでしたので、次の定例作業日への継続作業となりました。

「藪の刈払い作業」
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「ベンチの移動設置(ヤマザクラコース)」 
P1180295ヤマザクラコース設置

「猿投の森」動物棲息調査参加者募集!!

 

日本山岳会東海支部
自然保護委員会
猿投の森づくりの会
動物調査グループ 



 

 

「猿投の森」動物調査 予備調査参加者募集

 

支部自然保護委員会と猿投の森づくりの会と共同で、下記の通り動物棲息調査を実施します。参加いただける方は、下記連絡先へ7日までにご連絡いただきたくお願いします。

 

                                  記

 

目  的 区画法による全域調査計画策定の為のテスト

募集人員 15名以上

日 時  3月10日(土)9:00-16:30
          (雨天延期:前日18:00決定)

調査予定 
        集合: 9:00

調査方法説明・準備: 9:00―10:00

調査区域へ移動:10;00-10:30

区画別調査実施 10:30-15:30

グループ別に調査区画への移動、昼食時間を含む

テスト結果検討、15:30-16:30 於小屋2階

解散 16:30

場 所  集合場所 猿投の森、三又路広場

調査試行場所:5区画(12ha内外/区画)

所持品  山靴か作業靴か長靴、防寒着、手袋、懐中電灯、
 カメラ、双眼鏡 筆記具、方位計(コンパス)
 昼食、水筒

            区画割地図、動物相フィールド調査カード等は、
            当方で用意します。

留意事項 道のないところ、急峻なところを歩きます。登山、森の活動経験者限定です。

1グループ3名で5区画を調査予定です。

今回参加いただく方には年末実施予定の区画法本調査のグループリーダーとして参加していただきたく予定しています。

安全確保については自己責任でお願いします。

連絡先  事務局;林信孝、

アドレス:hayasi-n@sf.commufa.jp 

携帯電話 090-1091-3017 鬼頭 良吉

090-4851-5264 林 信孝

090-1295-7024 南川 陸夫
猿投の森のムササビ君
猿投の森のムササビ
 
猿投の森定点カメラ映像(イノシシ)
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