猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2013年11月

ギフチョウ生育環境整備整備作業のお知らせ

ギフチョウ生育環境整備整備作業を実施します。
会員の皆さんご参加ください。!! 

 標記の件、下記要領で実施します、近年手ごたえがなく気持ちが萎えがちですが、ギフチョウは人間よりもはるか昔から様々な環境変化を生き抜いてきた生き物です、よってこのような事業は、根気よく続けることが肝心です。皆さんと一緒に気持ちを奮い立たせていつか当たり前にギフチョウが観察できる森にしたく取り組んでいきたいと思っております。よろしくお願いします。

1.      日時:12月17日(火)

2.      集合時間:9時半

3.      集合場所:三又

4.      作業内容:ギフチョウ保護地区10か所の下刈、湿地付近の下刈

5.      解散:15時ごろ

音楽祭反省会出席報告

1122日  18301930 
於:日本山岳会東海支部ルーム

 音楽祭実行委員会による今年の音楽祭の反省会に参加した報告です天候にやきもきしたもののぎりぎりの段階で予定通り実施できたことに全員が安堵したとの雰囲気でした。次年度に向けて活発な論議をしました、森づくりの会側も反省事項と要望を説明し、委員会側の了承を得ました。また、O氏や委員長より会側の機敏かつ適切な活動に大いなる感謝の表明がありました。詳細は、1210日の作業部会にて報告します。

HN

 


大須RC30年記念植樹&大須小作品展に参加しました。


11
22日(金)晴 

大須RC30年記念事業の一環として、真言宗智山派別格本山大須観音本殿『大悲殿』右側に桜の植樹を行い、山桜フィールド事業の安全祈願と植樹した桜の根付を祈願する式典が大須RC会員約40名、猿投の森づくりの会から代表と小生が参加して岡部快圓貫主によって厳かに行われました。

午後は、大須小学校に出向き、猿投から伐り出した材を活用して生徒たちが作った作品展鑑賞と大RC主催のネパールの小学生と大須小の子供たちとのインターネット交流の場に参加しました。作品展では、子供たちの自由なイメージによる面白い作品に仕上がっており微笑ましく感じました。ネパールの子供たちとの交流は45分間でした、通訳のネパール人がぎりぎり到着して無事始まり、双方の子供たちが質問して答える形式でお互いの国や日常のことを知り合う機会になったようです。最後にネパール側の要望で君が代を斉唱したシーンでは会場から思わず大きな拍手が沸き起こりました。

HN



山桜フィールド定例作業報告


1120(水)晴/曇 参加3

 

 今までで最少の参加者でした。午前中はウッドデッキ予定地の「縄張り、やり方」を実施しました。ベンチマーク(北東)を決めて10m×10mの縄張りをした後、レーザーレベルで高低差を測量しました。その結果、ベンチマークから最大高低差は2m50あることが判明しました、また、そのエリアに多くの切株があり、この2点をどのようにクリアするか今後の検討課題です。現地での検討では、ウッドデッキを2段(5m×10m)にして高低差をなだらかにする。切株処理は、良いアイディアが出ず検討課題となりました。午後は、杉皮剝きを4本実施しました。屋根材に使えるようにはなかなか剥けず苦労しました、小屋跡にあったものを含めて屋根材に使える皮は、33枚追加で合110枚となり、あと10枚程度あれば道具小屋の屋根材は確保できそうです。

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ウッドデッキ設置場所高低差測量

 P1020983ts
屋根材の杉皮


第43回山路の森自然観察会


平成25年11月16日
テーマ  紅葉の雑木林
参加者 15名
 
山路の森の雑木林も秋が深まり紅葉の季節になりました。
外気温が5~6度位まて゛さがると紅葉が進むそうです。
3区の山桜コースから北遊歩道、一区のシャラノキコースから展望台への
コースを散策しました。イロハカエデの葉が赤く色ずき、タカノツメ、アオハダ、
コシアブラ等の葉が黄色くなり林の中は色彩がとてもきれいです。
やがて落葉する葉腋には冬芽が付き、毛に覆われたり、芽鱗に保護されて
寒さと乾燥に耐えて冬を越すのです。また早春に花を咲かせる木では
花芽を付けた状態が観察できます。
落葉樹は晩秋には葉を落とし休眠状態で冬を過ごすのです。 

12 定例 黄葉s
タカノツメの黄葉

 

人工林グループ作業報告

1118日(月)秋晴れ 参加者5名 (114日(月)秋晴れ 参加者5名)


秋のイベントやその準備作業などにより新協定地区の伐採作業がなかなか進まないため、月曜日(但し定例作業と連続する第2週を除く)に臨時作業をすることになり、第一月曜日の4日に続いて第2回目の作業を行いました。


午前中は作業エリアの測量および除伐作業を実施しました。

トイレの西約50m地点から水場まで林道に沿って、延長約250m×奥行約40m=約1ヘクタールの作業エリアを設定しました。区域内には小さな沢が北東から南西方向に貫流しており、沢の東側は急斜面になっています。この区域が今後3ヶ年の実施区域となります。

午後は沢の右岸側(沢と林道との間)の間伐作業および除伐した灌木の片づけなどを行い、参加者5人が汗を流しました。


朝、集合場所の三つ又に向かう途中、東海自然歩道のパトロール員とあいさつしを交わした際に、「今日は作業日ではないのでは?」「最近、間伐作業はあまり進んでないようですね」と訊ねられ、「遅れを取り戻すためこのところ臨時で作業に入ることにしたのです」と答えました。林道が自然歩道のコースになっているので注目されおり、より一層の安全作業を心がけねばと改めて感じました。

作業の終わり掛けにはリーダーが、通りがかったハイカーから「明るくなりましたね」と声を掛けられ、「いやいや、これからですわ」と応じたそうです。



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   切った枝は集めて


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     かさばっている枝は少し細かく整理して

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   間伐したスギです

    うっそうと茂っていた森がずいぶんきれいになりました



 

定例作業報告

1112日(火)  曇 参加者 22

 

 前日から7度以上冷え込みましたが22名の参加を得て、念入りのウォーミングアップして筋温度を十分あげてから4班に分かれて作業を実施しました。I班は、トイレから水場の新協定地区のスギの間伐作業を実施しました、T班は、シャラキコースの休憩ポイントの除伐作業を実施、下の沢まで気持ちよく見通しできるまで整備完了しました。Y班はシャラノキコースの入り口からヒメシャラ群生地までの除伐を実施し、おおむね完了しました。S班は、法人会員デーの作業エリアである朴の木平西側の枯死木除伐(大径木1本、中径木1本)と、法人デー作業用に、選木作業を実施しました。

12 定例s
シャラノキコース休憩ポイント除伐作業

12 定例s
コナラ枯死木除伐 
 

2013「森の探検隊」が開催されました

11月9日 午前11時から12時30分

 曇り空でしたが、雨に会わず、園児たちの森での活動が出来ました。
 今年の参加者は、園児39名、兄弟18名、保護者42名、合計99名でした。
 参加者は、前半クラフト作成班とネーチャービンゴ班の 2グループに分かれて、後半は、クラフト作成班とネーチャービンゴ班が入れ替わり、全員がクラフト、ネーチャービンゴを体験しました。
 クラフトは、木の輪切りを使ったモビールと頭をドングリにしたヤジロベーを作成しました。ヤジロベーはバランスをとるのに皆少し手こずっていたようでした。
 ネーチャービンゴは、9個の宝物を5分ぐらくで探し当てて、全てビンゴにした子もいました。
 全ての活動を終わって、原木に生えているシイタケを観察して、三叉路広場の沢の河畔で楽しい昼食になりました。昼食を済まして、子供たちは沢の流れを飛び越したり、林内を駆け回ったりして秋の森の雰囲気を味わっていたようです。
 13時30分、なごりを惜しみながら、森を後にして園児たちは帰途につきました。

IMG_2218クラフトs
 IMG_2221クラフトs
クラフト作り

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IMG_2222宝探しs
ネーチャービンゴ

IMG_2232楽しい昼食s
楽しいお弁当


 

講演会開催のお知らせ!!

里山管理の講演会が開催されます時間の取れる方は是非参加を!! 

独立行政法人森林総合研究所関西支所が主催により、以下の要領で開催されます。

日 時  平成25年11月29日(金)13時30分~16時30分

場 所  龍谷大学アバンティ響都ホール

JR京都駅八条口前 アバンティビル9階)

講 演 
 里山に迫る現代的な問題~不安定化する里山林~             黒子慶子                                             (2010年12月より神戸大学森林資源学研究室教授)  

 里山林を若返らせる技術    
  大住克博
 (
森林生態研究グループ主任研究員

 薪で始める里山利用  
  奥 敬一
 (
森林資源管理研究グループ主任研究員
 

パネルディスカッション  

      里山管理の社会実験の舞台となった地域の関係者とともに、今後の方向性について議論

 

興味のある方は参加をされてはいかがですか。なお、交通費もかかりますので、会として助成を考えております。研修担当(川合鉊一)までご連絡ください。

里山管理講演会001s
 

山桜フィールド活動報告

 112日(土)参加14名、晴のち曇 

 会員10名、大須RC4名の参加を得て伐倒班と杉皮剥ぎ班に分かれて山桜フィールドの整備をしました。伐倒班7名は、チェンソー6台を使用しスギ材伐り出し(8本)、枯死木・傾斜木除伐(10本)、掛り木処理(1本)を実施しました。杉皮剝き班7名は、きれいに剥ける木とそうでない木ありで腰が痛くなる作業でしたが8本皮むき完了しました。今まで剥いたスギ皮から、屋根材に使えるものを選び出し(77枚)、束ねて台の上に置き直し、乾燥させるとともにカビ防止対策をしました。

2山桜s
作業前ミーティング

2 山桜s
丸太の皮むき作業 
 

臨時作業(森の音楽祭会場準備)

平成25年10月19日(土)
参加者 会員12名 山岳会支部員 4名
 
第5回森の音楽祭開催に向けて、遊歩道等の点検整備を行いました。

北歩道:ツガ広場の掛かり木処理、掩道の松の枯死木1本処理、古窯ルート整備

演奏会場(三又広場)・観客席除草完了…500人観客でも受け入れ可能となりました。

幹線林道整備:水場上の幹線林道の段差削り,均し

カワセミコース:除草・点検整備

展望台⇒キツツキ⇒アジサイコース:倒木(1)処理・除草整備

シラカシ広場:除草・整備

 以上の点検整備を行い、「森の音楽祭」開催の準備が完了し、後は、26日の本番に晴天で実施できるのを祈るのみとなりました。 

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