猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2016年04月

定例作業報告

平成28年4月23日(土) 晴れ
参加者 22名(会員外2名)
 今回の定例作業日は、主に、山菜(草木の新芽)の天ぷらを味わいながら、新緑の森での懇談を楽しみました。
 森づくり作業は、雑木林G8名(うち会員外1名)でカワセミコースの谷沿いを整理伐しました。
DSCF1468整理伐作業

 山菜天ぷら懇談会では、午前中H氏から食べられる草木の新芽の食材について説明があり、続いて森に入り食材を採集しました。
 天ぷら揚げは、山桜フィールドでGご夫妻とW氏の仕切りで手際のよく、次から次へと採集してきた新芽を揚げて行きました。
 また、Gさん手づくり のタケノコご飯おむすび、カラスノエンドウ、ハコベのおひたし、フキの差し入れがあり、参加者は珍しそうに味わっていました。
 主な若葉食材は、コシアブラ、タカノツメ、イタドドリ、ヨモギ、ゼンマイ等で、さらに差し入食材は、山芋、山ウドの芽、カボチャ、ナス、セリなどでした。
 炭焼きの技術講習(なごや環境大学)に参加していた2名が後から加わり、タケノコを持参されたので、炭焼きPJが作成した炭で焼いて味わいました。
DSCF1484参加者
参加者勢ぞろい
DSCF1470採取食材DSCF1473準備
  採集した食材       さー天麩羅づくりだ  
DSCF1474差し入れおにぎりDSCF1486焼筍
差し入れ食材       焼筍    

民有林整備活動報告

4月20日(火)上ノ山地内の民有林整備  
参加者4名
 3月に試験的に整備作業を行い、本年から新たに民有林の整備を行うことになりました。

瀬戸地区の住民からの要望があり、少しでも地域に貢献できればという思いから始めるものです。

この森は20~30年ほど手入れがされていない森で、カシやコナラなどの巨木がある森です。
今日は切り口が50・60センチほどのコナラを伐倒しました。伐ることも大変でしたが、そのあとの整理にも時間がかかりました。
  伐り倒した木は山桜フィールドで行っている炭焼きの材料やまきトーブの燃料(マキ)に使わせてもらいます。

ストーブ用としての「マキ」が入用の方は連絡をください。

民有地整理伐

 

第61回山路の森定例観察会報告

平成28年4月16日(土) 晴れ
テーマ:木々の芽吹き
参加者16名
観察コース   
 ヤマモモ広場 ↠ 林道 ↠ 雲興寺への分岐 ↠ 山桜コース ↠ 三叉広場(昼食)↠ 林道 ↠ ヤマモモ広場
 
 今週は何処へ行ってもサクラの花を見ることができ、改めて日本人は桜を愛する国だと思いました。
 昨日は春の強い風が吹いたのでサクラは散ってしまったと思っていましたが、ヒラヒラと花びらが舞ってきました。
 
 今日のヤマモモ広場は、鳥の声が賑やかでした。センダイムシクイが頭上を、2羽行ってり来たりしてくれました。
ムベの蕾も大きく膨らんでいました。ツクバネ、クロモジの若葉が出始めました。
足元にはタチツボスミレ、ニオイスミレが咲いていました。
林道に出るとエゴノキ、カマツカ、シロモジ、マンサク、ガマズミ等の葉の展開が見られました。
 
 水飲み場では
の鳴き声が聞かれ、思わず静かに立たずみました。それから、オオバウマノスズクサの花が沢山咲いているツルがありました。ジャコウアゲハの幼虫の食草です、今年もたくさん飛んでくれるといいですね。
 
最近二ホンカモシカを見たという人がちらほらいらっしゃいます。だいぶ増えたのでしょうか・・・・・
 
「野鳥」  センダイムシクイ  ウグイス  メジロ  
     ヤブサメ  コガラ  キビタキ  オオルリ
     ヤマガラ  アカゲラ  シジュウカラ
「花 」  クロモジ  シロモジ  ミヤマシキミ  
     ウスノキ  ミツバアケビ  ムベ(蕾)
     タチツボスミレ  フモトスミレ  
     ニオイタチツボスミレ  オオバウマノスズクサ
     タチキランソウ ビロウドタツナミソウ(蕾) 
     スルガテンナンショウ
P4161946フモトスミレ
フモトスミレ
P4161999ヤマコウバシ
ヤマコウバシ
P4161995タチキランソウ
タチキランソウ
P4161963ウスノキ
ウスノキ
P4161929ムベの蕾
ムベの蕾
DSC_0065_ルリタテハ160416@山路の森 (2)
ルリタテハ
DSC_0062オオバウマノスズクサ160416@4山路の森1
オオバウマノスズクサ
DSC_0042_センダイムシクイ160416@山路の森
センダイムシクイ
 

定例作業報告

4月12日(火) 参加者全員18名

DSCF1456山笑うs

雑木林グループ
 ・ 蜂トラップ設置 参加者6名
  ヤマザクラの花びらの舞う中、ハチトラップの作成及び林内への設置作業を行いました。
  林内での作業や観察でハチ刺されがないことを願って、ハチトラップは、第1地区に11ヶ所、第3地区に5ヶ所、計16ヶ所を設置しました。林内には、コバノミツバツツジやオオカメノキ、マルバアオダモの花が観察されました。
IMG_4815蜂トラップ
蜂トラップ設置作業

 ・ 第Ⅰ地区1号管理道沿い雑木林整理伐 参加者3名
DSCF1432整理伐作業
 雑木林整理伐作業

 午前中の作業を終わって、各グループは、三叉路広場に集合しました。

昼食後Kさんから第5次協定区域の概要と28年度活動計画の説明があり、説明終了後全員で第5次協定区の現地踏査を実施しました。 
 踏査途中、カワセミコースで尾根からじっと我々を見下ろすカモシカに遭遇しました。
カモシカDSCF1452 s
 

炭焼き活動報告

4月9日(土)炭焼き  参加者5名。

今回は作業日が変更になった事もあり参加者が少なくなりました。

作業内容
 *カシの木炭材運搬
 *前回オイル缶の結果確認
   (2個とも3分の1は燃え、消し炭になっていた。)
 *スギのマキ割り
 *次回のドラム缶の炭焼き準備
 
 オイル缶1缶2時間で炭らしい炭が出来る。
 今回は人数が少なかったが、炭の成果が有りました。最高なのがバーべキュウセットを持参で、焼うどんを作ってくれた名コックの登場でした。
 色んな楽しいアイテムが増えてきます。次は何が増えるか楽しみです。

image001 (1)s
20Lのオイル缶での竹炭、まずまずの出来でKリーダーのグーサイン!
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次回、もう一度 杉材での炭焼きチャレンジに備えて、材を装填。

 

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