2017年03月

山桜フィールド活動報告

(炭焼き)  3月4日(土) 晴れ
参加者10名 (内 小学生3名)
   一日中、煙に燻される為か、午後には喉が渇くほど暖かさを感じる一日でした。
   毎度毎度の失敗にもめげずに、辛抱強く挑戦しています。
   オイル缶窯の竹炭は、ほぼ成功の出来でしたが、煙での判断が今回全く出来ず、確たる成功のパターンが掴めません。ドラム缶窯は、今回煙突を長くして実施しましたが、4時間経過しても80度位にしか上がらず、またも時間切れ‥
    次回に向けて、シイ等の炭材を隣の窯に詰め込みました。
    花炭の展示棚は、Kさんのプロの技で見事に完成しました。自然観察に詳しいTさんが参加されたので、小学生3名は午後森の探検に出かけました。残念ながら、カエルの卵は見られなかったようです。
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定例作業報告

平成29年3月25日(土)曇り
参加者総数 12名(雑木林G6名、人工林G5名、自然観察G1名)
雑木林G 参加者 6名
28年度活動計画「カワセミコース周辺整備」の一部
「サルナシ湿地上流の沢沿い台地植生多様化整備」仕上げに取り組んだ。
 
二つの沢の合流地点「サルナシ湿地」を基点に「カワセミコース」「シャラノキコース」歩道分岐周辺一帯は比較的樹間が開けてコナラの純林(50年に近い ナラ枯れ枯損木も多く)が見られる。
 カシ、ヤブツバキ、イヌツゲ、サカキ、ヒサカキやソヨゴなど常緑樹の抑制をし、照度調整を維持すれば草本類の繁茂も期待できる。(ショウジョウバカマ、カンアオイ、ツルリンドウなど散見される) 
 
1号管理道からホオノキ平、サルナシ湿地を基点に上記2コースの自然観察歩道は「やまじの森」フアンの人気もも高く、常に小グループの散策者が見られる。継続的に整備をすることが大切である。
 この一帯は今年に入って作業を続けてきたので、枯損木の自然倒壊跡整理などを残し終りとなる。
 「カワセミコース周辺整備」では、幹線林道沿いの「カワセミコース入口からヤマモモ広場に至る低木中心の整理伐が計画され、29年度に継続して取り組むことになる。
DSCF2054 あせび
DSCF2068樫の木伐倒
DSCF2069作業風景
人工林G 参加者5名   
場所:県有林
  当初、前回伐倒後一部そのままになっていた倒木の玉切り・整理のあと、残っている間伐予定木を伐倒とするという計画でしたが、間伐できるのは3月まで、すなわちこの日が今年度最後の県有林での間伐日と聞き、まず残っている全てを伐倒することにしました。作業前に勘定すると間伐予定の木は、谷間を挟んで両側の斜面に11本、ほぼ見渡せるところにありました。作業域が狭くチェーンソーが4台ですので互いに伐倒方向に十分気を付けて、伐倒のときはホイッスルの音を忘れないようにし安全には十分気を付けて作業をするよう申し合わせました。
午前中は6本を伐倒し午後は残り5本(内1本は午前のかかり木)の予定でした。しかし再度確認すると目印がブッシュに隠れているのもあり7本残っているのが分かりました。午後はこれらをかかり木に手こずりながらも手分けして伐倒し、最後の1本を終業時間ギリギリで伐倒することができました。合計13本伐倒し今年度予定の全て、無事に伐倒することができました。
  現状は伐倒された木々がその長い樹高のまま谷間に折り重なるように伸びています。次回はこれらの玉切りと整理です。人工林Gのみなさんよろしくお願いします。
20170325人工林
jpg


 
                                        

第72回 山路の森定例観察会報告

日 時  2017318日(土)    天気  晴れ

テーマ  春をさがそう

参加者  16

コース  三叉広場→旧シイタケ原木置き場→ヤマザクラコース→WC→北歩道→古窯跡→三叉広場→シャラノキコースのコウヤミズキ→ヤマモモ広場 

 今週は春らしいおだやかな日が続いています。今日も風もなく観察日和です。

 今回は奥の三叉広場から出発しました。そして今年度最後の観察会でもあり、森へのお礼を込めて恒例となったゴミ拾いをしながら歩きます。 

 林道や遊歩道の両側にはアオキが多くなりました。実生から育った木が、いつの間にかずいぶん背が高くなってきています。今日の観察会では花は少し早く、あと2週間くらいで咲くと思われます。雌雄異株で花を見ると雄株雌株の区別がつきます。濃いワイン色の星のような花の中に、黄色のおしべが45個ついているのが雄花で雄株です。花の中に緑色のめしべが見えるのが雌花で雌株、赤く色づいてきた細長い実を花といっしょにつけています。ふだん目立たない木ですが、こんなにかわいい花が咲きます。 

ヤマザクラコースの尾根のコナラの樹に、鳥(たぶんコゲラ)が穴をあけた跡がありました。おそらく捕食のためにあけた穴だと思われます。おいしそうな虫を見つけたのでしょうか。ウグイスの「ホーホケキョー」のさえずりも聞こえてきました。ミヤマシキミのつぼみがふくらみ、シキミの花が咲き、ショウジョウバカマのピンクの花が咲きはじめました。 

三叉広場までもどり、ヤマモモ広場まで移動し、シャラノキコースのコウヤミズキの花を見にいくことになりました。コウヤミズキは咲きはじめたばかりで、黄色の花色も濃く、おしべの赤がきれいでした。春はそこまで来ています。 

観察したもの 

 鳥の声  ソウシチョウ(観察) ウグイス エナガ シジュウカラ

 花    スズカカンアオイ シキミ ヤブツバキ コウヤミズキ
                 ショウジョウバカマ

 その他つぼみのふくらんでいるものは、多数ありました。

コウヤミズキ
コウヤミズキ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
鳥のあけた穴
鳥があけた穴
ミヤマシキミ
ミヤマシキミ



 

定例作業報告

平成29年3月14日(火)晴れ
参加者 16名 (雑木林G8名 人工林G5名 観桜会観察コース下見3名)
雑木林G 作業者 8名
気温も14度を超え、春分の日を迎える本格的な春の訪れとなる。
今回は昨年初めにポットに播種したコナラの幼苗を森の苗床に移植する作業をおこなった。
コナラは典型的な陽樹、日当たり、水はけの良い三つ又広場のやや小高い台地に苗床を作った。
幅40㎝ 深さ40㎝ 長さ7・5mの畝を2列 森の腐葉土、落ち葉、バーク堆肥を鋤き込んで32株の苗を植え付けた。
直近に、付近一帯がイノシシの餌探しで荒らされていた。
柵つくりを残して作業を終えた。
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人工林G
参加者5名
今回は、午前中4名、午後は1人が入れ替わり同じく4名で、参加者は5名でした。午前中は5本の伐倒、午後はベテランKさんが参加されたため馬力アップ13本の伐倒、本日の合計で18本でした。女性Iさん等の活躍で後処理も順調に進み、景観も見違えるほどに綺麗になりました。
 作業に先立ち伐倒予定の本数を数えたところ30本ほどでした。したがって、残り12本程度伐倒する木が残っています。
 ヒヤリハットがありました。外径40cmほどのヒノキを伐倒したところ、予定の方向に倒れたのは良かったのですが、後処理の最中にヒヤリハットが発生しました。伐倒方向は谷側でした。そこの傾斜は途中までは極く緩やかで、その先からは急勾配で更に小川に向かって傾斜を増していました。伐倒された木はかなりの長さでしたので、小川の向こう岸まで届き、急勾配に寄りかかって斜めになり根元側が浮き上がりました。根元側から玉切りすることができず、急斜面との接地点より根元側少し浮き上がった切断し易い高さの位置で切断を始めたところ、もう少しで切断完了かなというところで切断部所が上昇し始めやっと手が届く位の位置まで浮上して、木はくの字の状態になってしまいました。切れ目ができたことで根元側の重みで切り口が開いてしまったのです。そこでその切断部所から先端側1.5m位の位置で新たに切断したところ、根元側の切り口が上昇し、その先端側1.5mの部分が宙ぶらりんとなってました。今にも落っこちそうで危険な状態でした。その後根元側に手が届くようになったので途中を切断すると、根元側が落下すると同時に先端側も落下して、その衝撃で宙ぶらりんの部分は切り離されました。
 今回はこと無きに終りましたが、谷側へ伐倒することの危険性をつくずくと感じました。今後は谷側への伐倒は避けて、他に何か良い方法はないのか、何か対策を打って処理をするべきではないのか良く検討して対処する必要があると感じました。
20170314定例人工林


わいがや講座

2017年3月7日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 8名
テーマ:「樹木医として循環活動を目指して」
講 師:    愛日緑化造園代表取締役 加藤 滋 様

講義の内容
主に瀬戸市近郊の森について話がありました。大変勉強になりました。

1.加藤講師は、名古屋大学農学部で森林生態学を学ばれ、樹木医の資格を始め一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士の資格を持たれている。
会社では、自然本来の魅力にあふれた山採りの木を使って庭づくりを行うことで、ジャングル化した森を再生へとつなげ、「庭づくりから森の再生へ」の循環を生み出しておられる。一方、瀬戸市を中心に24カ所での森ツアーを開催しておられる。

2.瀬戸市の森
(1) 瀬戸市にはマメナシ(東松山町)とマルバタラヨウ(中水野町)の天然記念物指定木がある。
(2) 瀬戸市の森は世界一の多様性を持った森である。
・先進国の中で森林率の高い国は、フィンランド、スエーデンに次いで日本は3番目である。
・かって日本は99%が森であった。
・現在日本には諸説あるが1200種の樹木がある。
・瀬戸市には約350種がある。東大演習林には約300種がある。
・瀬戸市の森の面積は約63㎢である。単位面積当たりの種の数は、350/63=5.6種/㎢
・アマゾンは、木の種類は16,000種、面積が700万㎢、単位面積当たりの種の数は、0.002種/㎢
・屋久島は、木の種類は900種、面積が500㎢、単位面積当たりの種の数は、1.8種/㎢
森の単位面積当たりの樹木の種類を比べると瀬戸市はダントツに大きい。

3.瀬戸市の森の秘密
(1)粘土質の地層
粘土層の上に砂礫層が重なってある。地層の隆起で上側に湾曲すると、雨水は流れ乾燥地帯となる。逆に下側に湾曲すると粘土層の上に水が溜まり湿地帯となる。
モンゴリナラはこの乾燥地帯に生育し、土壌が貧弱で砂礫層が地表に迫っている場所で、根を真っ直ぐに伸ばすことができず斜めに這わせる能力を持っている。
(2)日本の真ん中にある
南側からの常緑広葉樹と北側からの落葉広葉樹、針葉樹の両方が生存しているので種類が多い。
(3)禿山だった
禿山過ぎて大部分が人工林にすることができなかった。
(4)原生林がある
定光寺北斜面に原生林があり、原生林特有の木がある。

5.その他、植物連鎖、輸入材による木材価格の下落、木材自給率の低下、燃料革命、拡大造林や、森のツアーの説明があった。
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