猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2017年11月

定例作業報告

平成29年11月21(火)曇り
場所:東大演習林
参加者 5名 
 前回9月19日に引き続き毎木調査、選木を実施しました。今回は2グループに別れそれぞれ両サイドから調査を始めました。
毎木調査は、区域内の全てのヒノキの胸高直径を計ります。
選木は、プロット調査結果を元に作成した現況密度調査表(間伐予定)に記載された材積間伐率(29.6%)、本数間伐率(37.0%)及び平均樹間距離(2.9m)等を参考に伐る木を選びます。伐る木は不良木、劣勢木を優先的に選び、更に上層木も含めて目標値になるように選びます。適正に間伐することによって樹冠が開け、陽が草本層まで差し込めるようになります。
 前回の調査と今回の調査の集計をすると、残す木364本、切る木246本、合計610本となります。したがって選木による本数間伐率は40.3%となります。現況密度調査表によると、本数間伐率は37.0%となっていますので、今回の選木本数は少し多めになっています。
 また610本の毎木調査が完了していますが、現況密度調査表によると現況の本数は1,057本(計算値)となっていますので、おおよそ60%(610/1,057=57.7)の毎木調査が完了している事になります。残り本数は計算上では(1,057―610=447本)ですが、今回は2グループで471本の調査を完了していますので、あと1日(2グループ)あれば全ての調査が完了することになります。

20171121東大演習林

第80回山路の森自然観察会報告

日時   平成29年11月18日(土)  天気 雨
テーマ  落ち葉の色彩
参加者  5名
コース  ゲート前→1号管理道→朴の木平・サルナシ湿地→シャラノキコース→林道→ゲート前
今月も雨の観察会でした。参加者も少なく猿投山への登山者もいないということでゲート前の駐車場止めて1号管理道から森へ入りました。お気に入りの落ち葉を拾いながら、ゆっくり時間をかけて歩きました。冷雨の散策道には、びっしりと絨毯を敷いたような落ち葉が、朽葉色 黄朽葉 薄朽葉などで敷き尽くされ、足を踏み入れるのが躊躇らわれるほどでした。晴れた日もいいですが、雨のしっとりした日もいいものです。五枚複葉のコシアブラの葉が落ちていました。木を確認すると見上げるほどの大木で、大きな木は落葉によって存在を気づかされることも多いです。サルナシ湿地からシャラノキへ抜けるベンチのあるところからの谷は、まさに紅葉の見頃でした。
葉の少なくなった木は、実が目立つようになり多くの実の観察ができました。管理道を入ってすぐに、ナツフジの実がぶら下がっていました。来年は花も見たいものです。シロダモの木の実は今回、初めて見たような気がします。来年度はこの時期に木の実の観察もテーマに入れたほうが良さそうです。
最後にシラカシ広場でそれぞれ拾ってきたお気に入りの落ち葉の同定を行い、観察会を終えました。
□観察できたもの
◆同定した落ち葉

ナツヅタ イロハモミジ コバノガマズミ ヤマザクラ ウワミズザクラ オオウラジロノキ ミヤマガマズミ ミズキ オオカメノキ コウヤミズキ タカノツメ アベマキ クリ ウスノキ ガンピ ホオノキ ヒメヤシャブシ
◆木の実・草の実
ムラサキシキブ ヤブムラサキ ナツフジ アオツヅラフジ ネムノキ ウリカエデ コツクバネウツギ ツクバネウツギ コバノガマズミ ミヤマガマズミ ナツハゼ エゴノキ タニウツギ オオウラジロノキ ソヨゴ ヒサカキ アズキナシ シロダモ ウスノキ フユイチゴ ヘクソカズラ チゴユリ ツルリンドウ イタドリ スルガテンナンショウ

観察会風景落ち葉の絨毯
風景
葉っぱシロダモ
                                                                       シロダモ
コシアブラ
コシアブラ






2017森の探検隊

平成29年11月11日(土)曇り後晴れ
参加者 : 78名(園児、小学生、保護者、その他関係者) スタッフ 14名
前日のNHKの気象情報では、降水確率50%でしたが、その他の情報を収集し、森での催行を決行しました。
森は、前日来の雨で、しっとりとしていましたが、体験活動をするには問題ありませんでした。
しかし、一つ気がかりなことがあました。幹線林道に崩落個所がありマイクロバスが通過できるかです。崩壊箇所の通過を会員が誘導することで、参加者が無事三叉路広場の活動会場に集合することができました。
活動内容は、ネーチャービンゴ(森の植物を観察する)、クラフトT体験、ですが、今回かから活動内容の交代するときに遊歩道を観察しながら移動する工程を設けました。
IMG_5262 ビンゴ
IMG_5265 クラフト
IMG_5293 クラフト


定例作業報告

平成29年 11月14日(火)雨
参加者 12名 
朝出がけから雨がぱらついていました。
参加者は少ないのでは、あるいは来ていないのではと思いながら森へ向かいました。
しかし、雨の中10人を超す会員が集まりました。
予報では、雨は午後ほど強くなるとのことでしたので、作業は午前中のみとなりました。
作業内容は、25日の法人会員デーの活動エリアの整備です。
テープで活動エリアを囲い、エリア内の枯死木を伐倒処理しました。
雨の中、参加された皆様ご苦労様でした。 
他に18日の自然観察会の下見に3名が森に入りました。
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わいがや講座

平成29年11月7日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 10名

テーマ:「葉で動物を作ろう」
講 師:竹田 義彦 氏

シュロの葉でバッタを作るのに挑戦しました。みなさん最初は苦労していましたが、何度と手取り足取り教えてもらい、本物そっくりだと自賛しながらバッタを作っていました。ひとりで何個も作る人もいて楽しい半日でした。

20171107わいがや1
20171107わいがや2

炭焼きGの活動報告

114日(土) 山桜フールド(日本山岳会の山)

曇り時々晴時々雨  参加者  6

    夏場は炭焼はしなくて竹取等の作業を10月から炭焼きをする予定でしたが、雨の為に中止になりました。

    久し振りの炭焼きになりました。
    炭焼きのコツを忘れてしまったと言いながら、オイル缶の炭作りは完璧の状態で炭になっていました。
    ドラム缶の炭焼きは竹にしました。順調に仕上がっているようです。
    今回の最高の出来事は何と言っても猪肉の焼肉とスモークです。
 当然、猪のスモークを食べるのも初めてですが、赤みが少し残っているのは最高です。
 「夕食はモー入らない」「肉はモーいらない」と言いながら沢山食べていました。
 猪も豚と一緒で火を通さないといけないようです。
 スモークは箱の中でしないといけないと思っていましたが、たき火の上に紐をつるして出来るようです。
 帰りには、猪肉・柿・よもぎ餠とお土産ををいただいて帰りました。最高の一日になりました。
 広報せとのおかげで、炭焼きの問い合わせがある様になりました。

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