作業場所:山桜フィールド
参加者:11名+数名
本日は、人工林Gメンバーと、「自分の木」プロジェクトに参加され
た方々と一緒に、山桜フィールドのうち一区画の整備を、Wさんの指示
のもと実施しました。ここは、手付かずにソヨゴ、ヒサカキ、リョウブ
、コナラ、アカマツや枯死木などが乱立している状態でしたが、この日
は大きな木は残しながら中小木を中心に伐採しました。見違えるほどに
拓けて日当たりがよくなりました。
猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
2月23日(土)晴
講 座 名:猿投山で楽しく明るい森づくり!
第3回 伐採した木を使って遊歩道の丸木橋づくりに挑戦しよう!
参 加 者:5名
講 師:山内(間伐材利用G)
スタッフ:3名
暖かい陽射しがそそぐ春の訪れが感じられるやまじの森で、なごや環境大学を実施しました。
今回は猿投山で楽しく明るい森づくり!講座の第3回目としてサルナシ湿地の丸木橋の架け替え作業を体験してもらいました。
参加者は親子4人を含む5名でした。
講師の山内さんから作業手順について説明を受けた後、まず実際に橋を渡って古い橋の痛みの度合い、たわみ具合を確認して架け替える橋を決めました。
作業は最初に古い橋の長さを測ってから、スリングべルトやリフティングトングを使って、古い橋桁材を撤去してもらいました。
運び出した古材の腐った部分にドングリが発根しているのを見つけてしばし観察タイム。
また、基礎部分の台座がすっかり腐ってその下の土も緩んでいたので、急きょ大きめの石を集めてその上に新しい丸太材を置いて周りを土で固めるという予定外の作業も入りました。
そして、いよいよ新しい橋桁の架設に取り掛かりました。長さを確認した後、元口と末口をどちらの向きに置くか見定めて、皆で力を合わせて慎重に作業、桁材4本を設置することができました。
その後、基礎の台座にカスガイを打ってしっかり留め、チェンソー経験のある男性とスタッフとで滑り止めも刻んでもらい、見事完成!
参加者の皆さんからは、楽しかった、作り方がよく分かった、子供さんと一緒に作業できて良かったなどとの感想を聞くことができました。
みなさん、お疲れ様でした。また、森に来て橋の様子など見に来てください。
日時 平成31年2月16日(土) 天気 晴れ
テーマ 冬芽
参加者 12名
コース ヤマモモ広場 ― シャラノキコース ― サルナシ湿地・朴ノ木平 - 1号管理道 - アジサイコース - ヤマモモ広場
冬枯れの森では木々が冬芽を作り、寒さや乾燥に耐える工夫をして春を待っています。花や葉がなくても冬芽の特徴を知ることで樹種が分かります。ルーペ等を持って出発しました。シャラノキコースの入り口でまずヤマウグイスカグラを観察、芽の付き方は対生で太い枝には刀のつばのような托葉あり。次はウワミズザクラ、ゴツゴツしたこぶのような落枝痕が目立つ。ムラサキシキブは対生で裸芽、仲間のヤブムラサキは似ているけれど枝に毛が密生。ナポレオンハットのような芽鱗が外れると艶やかな裸芽に変身するリョウブ、赤い芽鱗が重なり合い上から見ると5角形のアラカシ、細かい毛が生えた裸芽でおんぶしているような予備芽が付いているエゴノキ、などとクイズを解いていくようです。ネジキと同様に三大美芽のひとつとされるザイフリボクは赤い芽鱗の間から白い毛を出し、さすがに華麗。ヤマモモ広場の奥ではマンサクの冬芽がほころび黄色の花を咲かせ、春の訪れを間近に感じた観察会でした。
【上記以外に観察した冬芽】 ナツツバキ、ヒメシャラ、コバノミツバツツジ、ナツハゼ、ウスノキ、バイカツツジ、カマツカ、クロモジ、シロモジ、マルバアオダモ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミ、タカノツメ、コシアブラ、アカメガシワ、ヤマウルシ、ガンピ、コウヤミズキ、サワフタギ、オオカメノキ、クリ、ニセアカシア
【花】スズカカンアオイ、シュンラン(花芽)
【鳥】コゲラ、ヒヨドリ、メジロ、トビ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、シロハラ、キジバト、アオジ、ウグイス、ハシブトガラス
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