雑木林グループ
3月23日(日) 天候 曇り時々晴 作業者 13名
桜の開花予想が例年より早まるなか、1号管理道沿いの整理伐作業最終仕上げを行ないました。
過去、愛知県の森再生計画で植えられたヤマザクラ類の健全な成育と見事な開花が、地域の人々に歓迎されると期待しています(全域)。
①課題は今後繁茂が予想されるササ類の定期的除伐(2回/年)で、落葉・常緑低木類、草本類の自生と成長の期待です。
②植生の特徴として、肥沃・湿潤な土壌でアオキが異常に繁殖ニホンジカの採餌場となっている事実があります(一部区域)
③期待されるコブシ(花弁10枚 シデコブシとの変種(Sさん談)が数株、成長し自生開花中です(高さ2m強)
マンリョウ(ヤブコウジの仲間)が10株程度自生、成長中です。
比較的無風で湿潤な土壌が成育に適していると思われます。
草本類はコウヤボウキ、チゴユリ、フユイチゴなど繁茂期待。
1号管理道とアジサイコース遊歩道に囲まれヒノキ、コナラなど高木群の未整備区域があります。この一帯は今年度以降、6次協定期間に整備をする予定です。
ササ刈り後の林床
ニホンカモシカの食跡 アオキ
コブシ×シデコブシ
マンリョウ
人工林グループ
作業場所:県有林
参加者:8名
本日はここB2(水場西部)での第5次協定の作業最終日です。
前回のかかり木の処理、残っていた不良木の除伐及び伐倒木の丸太切り等の
整理を行いました。ここでの間伐は一応終了しましたがあと少し整理を次回
おこなう予定です。
ここでの作業は早めに切り上げ第6次協定の作業場所の調査を行いました。
メインは三つ叉奥の右側のヒノキの人工林ですが、そこは急斜面で作業が困
難な場所です。それでそこに加えて、Sさんから依頼のあった場所、第2管
理道とアジサイコースの間のヒノキの人工林を調査しました。
ここの林道に近いところは10数年前に強度の間伐が行われており理想的
な状態でしたが、そこから更に林道に対して少し離れた場所は、そのときに
一度間伐は行われているが途中で終わった状態で、更なる間伐が必要だと感
じました。
ここらは平坦な場所で間伐作業には楽なところです。雑木林Gによってサ
サ刈りがきれいに行われて整理されていました。
またヒノキの他にコナラ、ヤマザクラ等の高木が多数あり混交林の様子
でした。ここの密集した部分のヒノキを間伐すれば落葉広葉樹との混交林
として良い景観になるのではないかと思います。
午後は全体会議があり午前中で切り上げました。