蔓がらみの立木が目立つ
参加者:7名
1名は、東海自然歩道の管理者の依頼で、朝6時より他の |
猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
参加者:7名
1名は、東海自然歩道の管理者の依頼で、朝6時より他の |
猿投の森づくりの会メンバー3名でチェーンソーおよび道具一式を持参して急登を登り、作業に取り掛かった。
登山者の安全を確保するために、ベンチへの「お願いメモ」の貼りつけ、安全通行の確保を要請者ほかの面々が手伝ってくれた。
幹周り1m40cm以上のコナラでは事前に大枝を切り落とし、倒す方向を見定めて作業を行い、無事に伐倒作業を終えることが出来た。
道具を抱えての登り下りは足腰に負担がかかり大変だった。
一方、登山者の通行の安全に協力頂いた方々には感謝したい。
日 時 令和2年9月19日(土) 天気 晴れ
テーマ 秋の野草
参加者 30名
観察コース 変電所前→ゲート→林道→大まがり→ヤマモモ広場(昼食) 解散
先週は連日の不安定な空模様と残暑に翻弄されましたが今週は一変さわやかな気候となりました。今日は変電所前に車を置きここからの出発です。
いつもは車で通りすぎるゲートまでの道には、ススキなどの根に寄生するナンバンギセルの花、果実が放射状につくノブキ、マルバハギ、マルバノホロシ、2節の豆花のヌスビトハギなど観察するものがいろいろあるのに気づかされます。ゲートからの林道にはマツカゼソウ、シュウブンソウが咲き、ゲンノショウコ、ワレモコウ、ネコハギ、アキチョウジも咲きはじめました。ヒヨドリバナは満開ですが今年もアサギマダラの舞う姿が見られるでしょうか。下見時にはつぼみをつけていたツルニンジンが今日はいくつも開花していました。
緑のドングリのついたコナラの枝先があちこちに落ちています。これは若いドングリに1個の卵を産みつけたハイイロチョッキリという8ミリほどの甲虫が小枝を切り落としたものです。孵化した幼虫はドングリの中身を食べて成長し、地中でサナギになり翌夏に羽化します。枝を切り落とすという行為は他のメスに同じドングリに産卵させないためと、幼虫にドングリ1個分の食料を確保するためと言われています。
大まがりのオオバウマノスズクサの葉には幼虫がまだ付いていました。そろそろ葉も少なくなってきているので心配です。
これから秋本番にかけて次々と秋の花が楽しめそうです。花の色に癒され、暑かった夏の終わりを感じた観察会でした。
上記以外で咲いていた草の花 アメリカイヌホオズキ アレチハナガサ セイバンモロコシ アメリカセンダングサ メマツヨイグサ ツユクサ イタドリ ガンクビソウ ヤブマメ ボントクタデ キンミズヒキ ヒメキンミズヒキ ギンミズヒキ ミズヒキ ノコンギク ママコノシリヌグイ ヤブタバコ スズカアザミ キツネノマゴ ヤブラン アレチヌスビトハギ ナキリスゲ イヌコウジュ ハシカグサ ヒメジソ ハイチゴザサ
鳥の鳴き声 ヒヨドリ シジュウカラ モズ メジロ ヤマガラ ウグイス カケス ハシボソガラス
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