猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2021年07月

定例作業報告

令和3年7月24日(土)晴れ
人工林グループ
参加者 5人名
展望台コースの倒木撤去と、歩行者の安全に恐れのある枯死木(7本)の伐採を行いました。

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雑木林グループ

参加者     11名

連日の猛暑日が続く中、本日は午後から緑陰講座と言う事で体力的に助かる企画であ る 前回に作業予定で出来なかったアジサイ群生地エリアの除伐に取りかかる、本日は 女性陣の参加も多く伐倒木の集積整理と手際よく作業効率も上がります、ただ樹高木も数本あり伐倒方向の確認や周りの安全確保に注意しながらの作業となる、
210724雑木0001熱中症予防の為こまめに水分補給しながら休憩中にF氏による「アジサイブーケ」に心も癒され「暑さ」を忘れる一時であった。

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 差入れの「スイカ」も毎回好評で汗をかいた体に水分と糖分補給に最適で「代表」に 感謝・感謝である。
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その他作業者 4名

緑陰講座 参加者 19名
三又広場で開催され一回目は「和田講師」による「猿投の森の歴史」である、旧石器・弥生時代を経て平安・室町・江戸時代と移り行く歴史や産業遍歴、明治・大正から現在に至るまでの経緯にと資料と共に説明いただきありがとうございます、広場を横切るせせらぎや森を横切るそよ風が心地よく街の「猛暑」が嘘のように感じる一時でありました。
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121回山路の森自然観察会報告

日 時    2021年7月17日 (土)  天気 晴れ
テーマ    夏の山野草
参加者    19名
観察コース  ヤマモモ広場⇒林道⇒大曲⇒水場⇒トイレ⇒
       三叉広場⇒杉の谷堰提⇒北歩道出会い⇒
       三叉広場(昼食)・解散⇒ヤマモモ広場

 今日は東海地方は梅雨明けとなりました。
そうとは知らず、ここに来るまでは暑くて辛かったのですが森に入
った途端ひんやりと気持ちが良くなりました。
森の力は偉大です。大型クーラーが設置されているようです。
皆さん元気に林道を北に向かいました。
道端にはハエドクソウが元気に小さい花を沢山付けて揺れています。
ダイコンソウも頑張って咲いています。
いつの間にかツルニガクサが20cmほど大きくなっているのもありま
した。ムラサキニガナはたおやかな花ゆえ写真が撮りにくい。

大曲ではオオバウマノスズクサが沢山絡まっている場所があり、ジャ
コウアゲハの幼虫の観察会になりました。
生まれたばかりの幼虫、終令を迎えた幼虫、蛹になった幼虫といろ
んな姿を見ることができました。
脅かすと大きな目のような物体がでてくる姿など色々見せてくれま
す。くふうされた変身ぶりには感心させられます。
小さな体で一生懸命生きている姿が愛おしくなり、「がんばってね」
とエールを贈りたくなりました。

水場を過ぎると杉の木のムササビ君の巣に声をかけましたが、まだ
就眠中のようでした。夜行性なので仕方がありませんね。
トイレの北側、小川を飛び超えていくと姿の良いチダケサシ、ミカ
ワショウマが咲いていました。三叉広場にはチダケサシが元気でした
、杉の谷堰提にはミカワショウマが沢山咲いていて安堵しました。
足元にはニシキゴロモが沢山あり今咲き初めた所です。
北歩道に向かう道のナツフジはまだ蕾でした。
梅雨が明けたので雨や、雷の心配もなく、涼しい森の中での花探は
楽しい一時でした。昼ごはんをいただき、皆さんからトマト、キュ
ウリのお漬物、クッキーなど手作り品をいただきました。
帰り道はツチアケビを見て、涼しい森から太陽の照りつける街に帰
って行きました。

  観察できたもの
咲いていた花
 ハエドクソウ、ダイコンソウ、ツルニガクサ、
ヒヨドリバナ、ヒメキンミズヒキ、ムラサキニガナ、ニシキゴロモ
チダケサシ、ミカワショウマ、ツチアケビ、オオバノトンボソウ
コクラン、ノギラン、アキノタムラソウ

実 
ヒメコウゾ、ウスノキ、ヤブコウジ、シロモジ

野鳥  ソウシチョウ、サンコウチョウ、ヒヨドリ、コゲラ、
クロツグミ、アカゲラ、メジロ、イカル、キビタキ
1,タマゴタケ7月14日2,タマゴタケ7月17日
タマゴダケ
3,ジャコウアゲハの幼虫4,ジャコウアゲハ蛹
ジャコウアゲハ 幼虫      ジャコウアゲハ蛹
5,ハエドクソウ6,P7170770チダケサシ
ハエドクソウ        チダケサシ
7,ミカワバイケイソウ8,オオバノトンボソウ
  ミカワバイケイソウ    オオバノトンボソウ   
9オオバノトンボソウ210,コクラン
オオバノトンボソウ2         コクラン
  

定例作業報告

7月13日(火)晴れ
人工林グループ
参加者:4名
 第一地区枯損木整理ということで、ヤマモモ広場に車を置いて、午前中はシャラノキコースからサルナシ湿地までを移動し、もし倒れた時に遊歩道にかかる恐れがある枯死木を見つけては処理して行った。昼食は、シラカシ広場近くへ移動し代表から差し入れのあったスイカを頂きながら取った。スイカはよく冷やされていて汗をしっかり掻いた体を癒してくれた。
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 午後からはヤマモモコースから再びサルナシ湿地へ、ホオノキ平を経由してカワセミコースを通り林道へ、枯死木を処理しながら歩いた。梅雨時の蒸し暑い中での移動はチェーンソーや腰回りの道具が結構重たくのしかかり、歩くのがやっととバテ気味になり歳だなと感じた。
伐倒本数はアカマツ5本、かかり木防止のための伐採でリョウブなどの小径立木4本その他であった。
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ゴミムシの仲間も暑さの中じっとしていた。
雑木林グループ
参加者  9名 

 梅雨も後半、「アジサイ」も終わりに近づき5月の定例作業時に「アジ
サイ」の開花後に除伐予定の「ハリエンジュ」枯木・高木の除伐作業に
向かう為、シラカシ広場より予定現場に向かうが途中に樹高木が倒れ掛
かってる場所が見られ、危険度も高いと判断し緊急作業に取り掛かる。
まずは幹折損で傾斜している処理対象樹(ハリエンジュ)周辺の樹木の
整理伐を行う。沢沿にある現場では足場の確保に苦労しながら作業を進
めるがアクシデント発生する。処理対象木が掛かっている状況を充分確
認せず負われている木を倒したため二本同時に倒れ込む結果となり怪我
はなかったものの危険な作業となり改めて安全確保の重要性を感じまし
た。 
 午後の作業に取り掛かると「チエンソー」のエンジンが順番に不調と
なる、暑いのが原因かな・機具自体が老いぼれなのかと推測するも原因
が判明した。携行タンクから燃料を補給した機具から順番にエンジン不
調となる、白い排煙がモクモクがり、1台は、エンジン始動はするが、
スロットルを引いてもエンジンがふけあがらず停止してしまった。
、・・・どうも混合率を間違えたのが原因と分かりこちらも基本作業の
重要性を感じた、貴重な一日でありました。
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