猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

2022年11月

定例作業報告

日時:11月26日(土)晴れ
人工林グループ
参加者:8名
法人会員デーが午後1時に終了したあと、人工林Gのメンバーはバケツやゴミ袋等を携え第二管理道までの急坂を登りきり、車でトイレ前まで移動、予定の時間どおり到着した。1:30から3:00が準備と後片付けを含めた作業時間、実質の間伐時間は1時間超。間伐の準備を行い二班に分かれて作業開始。少し遅れて雑木林Gのメンバーも加わりマンパワー増大。
新人のNさんもロープ掛けから目的ポイントまでの伐倒を無事にこなし満足の様子。各班2本ずつ計胸高直径25-30cmの4本を伐倒した。
3時に公民館へと移動した。
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法人会員デー 開催しました

2022年11月26日(土) 曇り時々晴れ
法人会員参加者 35名(2法人)スタッフ 22名
今年の法人会員デーは、やまじ小舎近くの畑 ”夢ファーム”での「サツマイモ掘り」で始まりました。
代表の歓迎の挨拶に続いて、さっそく芋掘り!初めて体験する方も多く、スタッフの説明を聞いてから皆さん楽しそうに掘っていました。
その後、森へ移動してチョッと距離がありましたが秋色に染まった林道、遊歩道を歩いて山桜フィールドへ。
そこで、「木の伐採作業」、「焼き芋づくり」について実演を交えた説明を聞いてから、交代で実際に体験してもらいました。
あっという間に時間が過ぎ、ランチタイムには焼きたての芋、恒例となった大好評の豚汁を味わいながら、お腹を満たしていただきました。
終わってからの参加者の方のアンケートでは、森の中で焼き芋を食べて美味しかった、秋のいい日に貴重な体験ができた、手順をきちんと教えてもらって分かりやすかったなどの意見がありました。
みなさん、お疲れさまでした!
芋掘り!
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焼き芋づくり
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木の伐採作業
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森の探検隊

   3年ぶりに”森の探検隊”をひなご幼稚園主催で実施しました。コロナ下でもあり年長の園児12名に絞った上で、保護者、先生、スタッフなど総勢51名が参加しました。 
   今年から探検要素を刷新し、丸太渡り、スラックライン、崖登り、輪切丸太渡りなどの探検要素とスギ、ヒノキ、マツなどのよく利用される木の葉の観察を行いました。
 園児は昼食もそこそこに探検要素を飛び回って森に親しんで頂きました。
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第137回 やまじの森自然観察会報告

日時  令和41119日(土)   天気  晴れ

テーマ 落ち葉の色彩         
参加者 15

コース 
ヤマモモ広場 ー 林道 ー 第1管理道 ー サルナシ湿地 ー シャラノキコース -ヤマモモ広場 - ヤマモモコース往復 ー ヤマモモ広場(昼食) 

 やまじの森は今、紅葉、黄葉の最盛期です。葉っぱを入れる袋を参加者に渡して出発しました。ウワミズザクラ、コアジサイ、アカメガシワ、シロモジ等、黄色の葉が多い森ですがそこにイロハモミジやツタなどの赤、散り敷くアベマキやコナラの茶、常緑樹やシダの緑が入り様々な色彩を楽しむことができました。1枚の葉の中にも赤、橙、黄、緑、茶などの色が混ざっています。日光の当たり方で紅葉の程度が異なります。同じ科でもタカノツメは鮮やかな黄色、コシアブラは淡い黄色で個性的です。天気に恵まれたので、木々の葉が青空に映え、木漏れ日に透ける様子にも歓声が上がりました。 

 ヤマモモ広場に戻り、集めたものを種類別に分け確認したあと、葉っぱのステンドグラスを作成しました。自然界の色彩美を存分に味わうことができました。 

【観察したもの】

[紅葉、黄葉]
イロハモミジ、ウリカエデ、オオカメノキ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、カマツカ、コゴメウツギ、シロモジ、クロモジ、アカメガシワ、コアジサイ、ガンピ、モチツツジ、ヤマツツジ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ、ツタ、ヌルデ、ヤマウルシ、カキノキ、タチシオデ 等

[花]
ノコンギク、コウヤボウキ、ヤブツバキ、リンドウ(蕾)

[実]
フユイチゴ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、オオウラジロノキ、ウスノキ、スルガテンナンショウ

[鳥]
ソウシチョウ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、コゲラ、ルリビタキ、シジュウカラ、ハシボソガラス、エナガ、メジロ

イロハモミジカマツカ
イロハカエデ         カマツカ
ガンピウリカエデ
ガンピ           ウリカエデ
シロモジアカメガシワ
    シロモジ          アカメガシワ   
オオカメノキタカノツメ
オオカメノキ        タカノツメ
カキノキドウダンツツジ
  カキノキ         ドウダンツツジ
ウスノキコアジサイ
ウスノキ         コアジサイ
集めた色とりどりの葉
集めた色とりどりの葉
葉っぱのステンドグラス
葉っぱのステンドグラス


定例作業報告

日 時:1115()
場 所:東大演習林
参加者:7
   前回までに予定地のプロット調査、毎木調査、選木は済みで「伐る木」には赤テープが巻いてあり伐倒を待つばかり。
   今年度より、人工林グループ長のGさんの提案により各人の役割分担を明確にし、作業面ではこれまで各人バラバラで作業をしていたのを2班に分け班単位で協力し合い、倒す木には原則ロープを掛けて伐倒することに決まりました。これは狙った方向へ安全に正確に倒すために必要な基本手順の一つです。

   いよいよ南の尾根上と北の沢沿いに分かれ間伐作業の開始。過密気味の林内から上を見上げると樹冠に覆われ、どの方向に倒しても掛り木になる状況の中、班内で手分けして作業することで思いのほか作業ははかどりました。
   今年度から2名の女性会員Nさん、Iさんが新たに参加されました。両名とも森林作業への興味と熱意は相当で今後が楽しみです。晩秋の晴天に恵まれ、森の中で心地よい汗をかいた1日でした。

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定例作業報告

令和4年11月8日(火)天候:晴れ
参加者:16名

 今日の作業は、県有林事務所員の立ち合いで、道路補修用砂利を大曲から林道入口ゲートに向かって侵食の激しい場所に落としてもらい、メンバー全員の作業として整地作業を実施した。

大曲から三叉までの区間はダンプが入れないとのことで補修作業が一部残ってしまった。

昼食は、みんなで落ち葉が舞い散るヤマモモ広場で頂き、午後は人工林グループ、雑木林グループそれぞれに分かれ、定例作業を実施した。

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雑木林グループ:10名

 今回もヤマモモコース脇の込み入った木々の除伐、林内を暗くしているアラカシ、遊歩道に生えたマツなどを除伐した。また、モミジの木に絡んだ実のないサルトリイバラを取り除いた。

   これからは「やまじの森」も紅葉の最盛期を迎えようとしており、除伐でわかったタカノツメの巨木も散策される方に認めて頂けるようになったと思われる。

人工林グループ
参加者:6名
午前中は森の探検隊の準備として雑木林Gと一緒に林道の整備を行なった。
午後は、山桜コース南側C-2区域の間伐作業を行なった。
今回が最初の間伐作業となったが、二手に分かれそれぞれ2本ずつ、計4本伐倒した。ワンポイントで伐倒方向を決め、かかり木になることなく予定方向へ伐倒できた。毎木調査では34本を切る木として赤テープを巻いており、残り30本の予定。
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