人工林グループ
参加者:8名
猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
日時 令和4年11月19日(土) 天気 晴れ
テーマ 落ち葉の色彩
参加者 15名
コース
ヤマモモ広場 ー 林道 ー 第1管理道 ー サルナシ湿地 ー シャラノキコース -ヤマモモ広場 - ヤマモモコース往復 ー ヤマモモ広場(昼食)
やまじの森は今、紅葉、黄葉の最盛期です。葉っぱを入れる袋を参加者に渡して出発しました。ウワミズザクラ、コアジサイ、アカメガシワ、シロモジ等、黄色の葉が多い森ですがそこにイロハモミジやツタなどの赤、散り敷くアベマキやコナラの茶、常緑樹やシダの緑が入り様々な色彩を楽しむことができました。1枚の葉の中にも赤、橙、黄、緑、茶などの色が混ざっています。日光の当たり方で紅葉の程度が異なります。同じ科でもタカノツメは鮮やかな黄色、コシアブラは淡い黄色で個性的です。天気に恵まれたので、木々の葉が青空に映え、木漏れ日に透ける様子にも歓声が上がりました。
ヤマモモ広場に戻り、集めたものを種類別に分け確認したあと、葉っぱのステンドグラスを作成しました。自然界の色彩美を存分に味わうことができました。
【観察したもの】
[紅葉、黄葉]
イロハモミジ、ウリカエデ、オオカメノキ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、カマツカ、コゴメウツギ、シロモジ、クロモジ、アカメガシワ、コアジサイ、ガンピ、モチツツジ、ヤマツツジ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ、ツタ、ヌルデ、ヤマウルシ、カキノキ、タチシオデ 等
[花]
ノコンギク、コウヤボウキ、ヤブツバキ、リンドウ(蕾)
[実]
フユイチゴ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、オオウラジロノキ、ウスノキ、スルガテンナンショウ
[鳥]
ソウシチョウ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、コゲラ、ルリビタキ、シジュウカラ、ハシボソガラス、エナガ、メジロ
日 時:11月15日(火)
場 所:東大演習林
参加者:7名
前回までに予定地のプロット調査、毎木調査、選木は済みで「伐る木」には赤テープが巻いてあり伐倒を待つばかり。
今年度より、人工林グループ長のGさんの提案により各人の役割分担を明確にし、作業面ではこれまで各人バラバラで作業をしていたのを2班に分け班単位で協力し合い、倒す木には原則ロープを掛けて伐倒することに決まりました。これは狙った方向へ安全に正確に倒すために必要な基本手順の一つです。
いよいよ南の尾根上と北の沢沿いに分かれ間伐作業の開始。過密気味の林内から上を見上げると樹冠に覆われ、どの方向に倒しても掛り木になる状況の中、班内で手分けして作業することで思いのほか作業ははかどりました。
今年度から2名の女性会員Nさん、Iさんが新たに参加されました。両名とも森林作業への興味と熱意は相当で今後が楽しみです。晩秋の晴天に恵まれ、森の中で心地よい汗をかいた1日でした。
令和4年11月8日(火)天候:晴れ
参加者:16名
今日の作業は、県有林事務所員の立ち合いで、道路補修用砂利を大曲から林道入口ゲートに向かって侵食の激しい場所に落としてもらい、メンバー全員の作業として整地作業を実施した。
大曲から三叉までの区間はダンプが入れないとのことで補修作業が一部残ってしまった。
昼食は、みんなで落ち葉が舞い散るヤマモモ広場で頂き、午後は人工林グループ、雑木林グループそれぞれに分かれ、定例作業を実施した。
雑木林グループ:10名
今回もヤマモモコース脇の込み入った木々の除伐、林内を暗くしているアラカシ、遊歩道に生えたマツなどを除伐した。また、モミジの木に絡んだ実のないサルトリイバラを取り除いた。
管理者