4月9日(土)、9名の方の参加を得て、ギフチョウ成虫の目撃調査を行いました。

 最初に、蝶の専門家高橋さんより、ギフチョウの生態について講義を30分ほど受けた後、三又~北遊歩道~トイレ周辺~中洲と歩きながら探しましたが、生憎曇天で気温が11度から14度程度と低かったのと、蜜花のコバノミツバツツジの開花がまばらであったことなどから、残念ながら目撃数はゼロでした。

P1070412 高橋氏による講義

 また、スズカカンアオイの生育状態・地形・蜜花の状況を観察し、北歩道下側のツガのある広場から中洲にかけてのゾーンを重点的に取り組むエリアとして選定しました。
具体的にどのように進めていくか、今後詰める予定です。

P1070419 スズカカンアオイの新葉とさなぎの食べた痕

P1070423 調査の様子

 次回は、5月中旬に産卵数調査を行います。
これは、人手が多いほど調査精度が上がり、調査範囲も拡大しますので、多くの方の参加をお待ちしております。

担当:林 信孝 e-mail: hayasi-n@sf.commufa.jp