5月15日(土)に、「鳥は森を作り・森を育てる」と題して名城大学農学部の日野輝明教授をお招きし、講演会と観察会を開催しました。

先生は4月に名城大学に赴任されたばかりで、大変お忙しい中わずかな時間を見つけて
カラフルなしかもボリュームのある貴重な講演資料を提供して下さいました。
聴講者は約100名で、会場はほぼ満席となりました。

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講演内容は、以下の4パートに分けられ、鳥と植物(森)との関係(相互作用)について最新の研究課題も含めてわかり易く講義していただきました。
 ①鳥は果実を「食べて森を広げる
 ②鳥は蜜を吸って花を咲かせる
 ③鳥は虫を食べて木を育てる
 ④鳥は巣を作って森を変える
講演後の質問で「鳥がたくさん来る森はどんな森か?」に答えて、「森を多層化すること、特に藪を好む種もあることから、里山での森づくり手法で林床をクリーンな状態にすると、藪を好む種には適さない環境となる」とのことでした。

観察会では、先生から「鳥の声が聞こえてもなかなか姿が確認できないものです」
との説明を聞きながらも参加者は、熱心に鳴き声の主の鳥の姿を探して、動きのある鳥を同定する困難さを味わいました。

行程最後の開けた鉄塔の下ではしばらく留まり、鉄塔に飛来してくる鳥を双眼鏡で確認しながら歓声をあげ、時間の経過も忘れるほどでした。
皆、その場を立ち去りがたい思いを残して、観察会を終了しました。

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