2012年7月21日開催
テーマ「雑木林の虫」
小雨のぱらつく中、13名の参加者がありました。
虫えい(虫こぶ)、チョウの幼虫などを観察しました。
観察会 261 1
参加された皆さん

ジャコウアゲハの幼虫(中齢)観察会 269 1
幼虫は、成虫が発生する春から夏にかけ3~4回発生します。
幼虫の食草は、ウマノスズクサやオオバウマノスズクサです。
山路の森では、オオバスズクサのある林縁部で産卵しています。
冬は、繭で越冬します。

虫えい(虫こぶ) 
観察会 265 1
クリタマバチの虫えいです。
栗の新芽に虫えい(虫こぶ)を作る害虫で、成虫は2~3mmの小さなハチです。6~7月に虫えいに穴をあけて外に出ます。
成虫は栗の新芽に産卵し、幼虫は芽の中に潜り込んで越冬し、翌年の4月頃から幼虫の入った芽が肥大して虫えい(虫こぶ)になります。