7月26日 晴れ

参加者15名

朝から暑い日照りでした。朝礼はやまじ小舎の木陰で行いました。

 作業は、kさんリーダーのやまじ小舎整備班6名とwさんリーダーの山桜フィールド班9名に別れて実施しました。

 k班は、やまじ小舎の母屋北側の軒出し部分を取り外し、荒壁にカラー板張りを完了しました。w班は、憩いの広場のテントサイトの地均し、黄色テント場の整備を行いました。

 テントサイトは、概ね完了しました。黄色テント場は、およそ6分の出来高です。

 スコップ、ツルハシ、ジョレンなどで木の根を起こし、山側を削り、低い場所へ土砂を入れて、地盤を概ね水平に均しました。一掘り毎に汗が額から飛び散り、作業着は雨に濡れたようにびしょびしょ、10分作業しては4,5分休み、また10分作業し休憩水補給の繰り返し作業でした。作業に参加された皆さん、熱中症にもならず、無事作業を終え、昼食場所の三叉路広場へ移動しました。

CIMG7125憩いの広場テントサイト整備
憩いの広場テントサイト整備
CIMG7129暫しの休憩
暫しの休憩
CIMG7151やまじ小舎母屋壁整備
やまじ小舎母屋壁整備 
 

 

緑陰夏季特別講座第2回

三叉路広場の木陰で作業現場での怪我等に対応する応急手当て法を参加者が体験しながらの講習会を開催しました

「猿投の森応急手当講習会」

講師 鈴木寿氏

講習項目

1 虫さされ等  ・毒液の吸い出し(ポイズンリムーバーの使用法)

 器具がないときは、口で刺された部分を吸い出す。吸ったものは吐き捨てる。この場合は、口腔中に傷が無いこと。

2 熱中症について ・熱中症とは  ・原因  

・症状(筋肉硬直、吐き気、めまい、呂律が回らない) ・応急処置(休ませる、冷やす:太い血管がある部分を冷やす::脇の下、首筋、股間部)

3 止血について

人の血液量は、体重の1/13~1/14:体重60kgで約5リットル

・危険な出血量 1/3(体重60kgで約1.6リットル)以上の出血で生命に危険がある。・症状  

・応急処置 直接圧迫:傷口にガーゼを当てて強く圧迫する。幅のあるものを使って行う。細いものは使用しないこと。

・体位管理

 手足からの出血の場合は、なるべく内臓への血液を保持するために、仰向けにして、手足を上空に上げる姿勢をとらせる。

4 骨折について 

・危険な骨折 肋骨骨折の場合、肺を傷つける場合がある。

・固定法(三角巾の使い方等)

 三角巾がない場合、ビニール袋で代用できる。ザックにはビニール袋を常に入れておく癖を付ける。

 副木は、雑誌が役立つ、複数の雑誌の頁を互い違いに合わせることで、長さをの伸ばすことができる。

5 搬送法について  ・一人法  ・二人法  ・身近なものを使って

 一人の時は、被災者の後ろに回り、脇の下から両腕を入れて、被災者の胸元で両手を組み合わせ後ろに引きずる。または、被災者の後ろ襟を掴み引きずる。

6 その他

救助のヘリコプターは、樹冠下にいるものは確認しにくい。樹冠が開いた(10m×10mの樹冠開口部必要)場所に被災者を移動して救助を待つ。

CIMG7142ポイヅンリムーバー
ポイズンリムーバーの体験
CIMG7143ビニール袋で腕吊CIMG7147三角巾の腕吊
ビニール袋を利用した腕吊    三角巾の腕吊

次回作業
期日:8月2日(土)  朝礼:9:30 終礼:15:00 やまじ小舎 

作業内容
炊事場の整備と黄色のテント張りを作業
②沢筋を改修(枯れ木の除去、両岸の護岸、邪魔な石の除去、炊事用水場造り)をして憩いの広場を中心に沢遊びができるようにする。
 小さいテントは左岸の上の候補地で良いかと思います。あまり手を入れなくて良
い。
③WCの整備

緑陰夏季特別講座 第3回
 「写真撮影のテクニック」 (樹木、花、キノコ、鳥、昆虫などの撮影技術解説と実践)
 講師 坂井博一氏 (公社)日本写真協会、(社)日本自然科学写真協会会員
 13:00~
 ヤマモモ広場からサルナシ湿地へ散策しながら撮影講義