8月18日(火)晴れ

参加者 9名

前日の雨も上がりましたが今日も厳しい残暑の気配。

東大演習林で昨季伐倒した72林班い8小班の東側の傾斜区域について今秋から追加伐倒するための選木作業を行いました。

密度管理のため4m密度管理竿を用いて中心木から両手を延ばしてぐるっと円を描いた範囲が約100㎡、この中心木の胸高直径に応じて密度管理曲線(鋸谷おがや式)で求めた適正な立木密度によって間伐する木と残す木を選木し、残す木に黄色のテープを付けていきました。

 3班に分かれて作業しました。
 幹がまっすぐのバランスの良い木を残し、曲がった木や細い木を伐倒対象として選んでいくのと、一方では残す木の隣同士の離間距離(=樹冠のバランス)をできるだけ均等にしていく匙加減が難しくて、エイヤッのところも。

また、ここは急斜面なので竿を一回りさせて範囲を区切るのも大変でした
 
昼の休憩にはKS
さんが用意してくれた資料によってミニ緑陰講座。今回の作業で行った鋸谷式の密度管理は胸高断面積の合計で密度管理する考え方ですが、これに対して島崎式は相対幹距比(木の高さ対する木と木の平均間隔の比)で管理する方式であり、直感的に理解しやすい特徴があることなどを学習しました。
厳しい残暑のもと、学習成果のほどは定かでありません(_;)
帰りには、喫茶店で冷たい飲み物をいただき、すっきりして家路につきました。 

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