2016.5.28(土)
「間伐してベンチをつくり寄付しよう」講座の第1回を受講したので報告します。
ヒノキの間伐をして、それを秋まで乾燥させ製材してからベンチを作り、完成品を公共施設に寄付するという内容で、全4回で参加者は女性2名を含む12です。
 最初に間伐の必要性の説明を受けた後、4名ずつ3班に分かれて、それぞれ森林組合のリーダーのもと樹齢約35年、径1620cm樹高1213mのヒノキを各班4本ずつ選木し、手鋸で受け口と追い口をつくります。あらかじめ伐倒木にワンタッチラダー(1本梯子)でロープを掛け滑車を使って、4人でロープを引っ張って倒しました。
 これまで間伐はチェンソーでしかやったことがなく、手鋸だと受け口の斜め切りが大変で4人が交代しながら行ったり、昼休みには参加者、スタッフが自己紹介、意見交換したりして、とても新鮮で楽しいものでした。
 リーダーの方が「しょせんボランティアができることは、高がしれてる。大切なのは森のことを広くみんなに伝えていくこと」と仰っていたのが印象的でした。
 間伐場所には移動式のバイオトイレが設置してありました。オガクズを使って汚物を分解処理するもので、用を足した後でスイッチを押すと一定時間、スクリューが回転して撹拌します。電源は小型の発電機(写真右奥の赤い箱)を使っていました。

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ワンタッチラダー
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バイオトイレ