平成29年3月14日(火)晴れ
参加者 16名 (雑木林G8名 人工林G5名 観桜会観察コース下見3名)
雑木林G 作業者 8名
気温も14度を超え、春分の日を迎える本格的な春の訪れとなる。
今回は昨年初めにポットに播種したコナラの幼苗を森の苗床に移植する作業をおこなった。
コナラは典型的な陽樹、日当たり、水はけの良い三つ又広場のやや小高い台地に苗床を作った。
幅40㎝ 深さ40㎝ 長さ7・5mの畝を2列 森の腐葉土、落ち葉、バーク堆肥を鋤き込んで32株の苗を植え付けた。
直近に、付近一帯がイノシシの餌探しで荒らされていた。
柵つくりを残して作業を終えた。
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人工林G
参加者5名
今回は、午前中4名、午後は1人が入れ替わり同じく4名で、参加者は5名でした。午前中は5本の伐倒、午後はベテランKさんが参加されたため馬力アップ13本の伐倒、本日の合計で18本でした。女性Iさん等の活躍で後処理も順調に進み、景観も見違えるほどに綺麗になりました。
 作業に先立ち伐倒予定の本数を数えたところ30本ほどでした。したがって、残り12本程度伐倒する木が残っています。
 ヒヤリハットがありました。外径40cmほどのヒノキを伐倒したところ、予定の方向に倒れたのは良かったのですが、後処理の最中にヒヤリハットが発生しました。伐倒方向は谷側でした。そこの傾斜は途中までは極く緩やかで、その先からは急勾配で更に小川に向かって傾斜を増していました。伐倒された木はかなりの長さでしたので、小川の向こう岸まで届き、急勾配に寄りかかって斜めになり根元側が浮き上がりました。根元側から玉切りすることができず、急斜面との接地点より根元側少し浮き上がった切断し易い高さの位置で切断を始めたところ、もう少しで切断完了かなというところで切断部所が上昇し始めやっと手が届く位の位置まで浮上して、木はくの字の状態になってしまいました。切れ目ができたことで根元側の重みで切り口が開いてしまったのです。そこでその切断部所から先端側1.5m位の位置で新たに切断したところ、根元側の切り口が上昇し、その先端側1.5mの部分が宙ぶらりんとなってました。今にも落っこちそうで危険な状態でした。その後根元側に手が届くようになったので途中を切断すると、根元側が落下すると同時に先端側も落下して、その衝撃で宙ぶらりんの部分は切り離されました。
 今回はこと無きに終りましたが、谷側へ伐倒することの危険性をつくずくと感じました。今後は谷側への伐倒は避けて、他に何か良い方法はないのか、何か対策を打って処理をするべきではないのか良く検討して対処する必要があると感じました。
20170314定例人工林