日時  平成30年8月18日(土)   天気  晴れ
テーマ 雑木林の虫
参加者 17名
観察コース  ゲート手前→ヤマモモ広場→ヤマモモコース→サルナシ湿地→ホオキ平→1号管理道→アジサイコース→シラカシ広場→ヤマモモ広場
   今年の夏は異常気象と言われ、東海地方でも40℃超えをしたところがあり、気温が人の体温より上をいくという恐ろしい現象が起きていました。お盆を過ぎてようやくこの暑さは収まりつつあるようです。
    今日のテーマは「雑木林の虫」です。この厳しい暑さの中、虫たちは元気に活動しているのでしょうか。最初はゲート手前にある樹液の出ているアベマキの樹を見に行きました。下見の時にはコクワガタ、ミヤマクワガタ、カブトムシ等が十数匹、樹の上部に這っていましたが、今日は残念ながらコクワガタが2~3匹這っていただけでした。背中をつまもうとすると樹から落ちて枯れ葉の中に潜ってしまいます。
    森の中ではもうツクツクボウシが鳴いていました。イヌザンショウにはジャコウアゲハが訪れていました。セミの抜け殻でセミの種類を同定したり、ススキの葉の裏のクモの巣を観察したり、なかなか前へ進めません。
     ハラビロカマキリは掴もうとするとこちらを見てお尻を上げて威嚇するようなポーズをとりました。ジョロウグモは三層の巣を作り、獲物にした虫たちの残骸を外側の網に引っ付けていました。シラカシ広場のシラカシの樹にクワガタを2~3匹見つけました。大型の方はノコギリクワガタでは?とのことでした。
     この暑さの中、森の中にはいろいろな虫がいるのに驚きました。そしてその虫たちの行動をしばらく観察することは、とても興味深く楽しいことでした
     林内には秋の花が咲きはじめました。植物や生きものはどうやってこの気候の変化を敏感に感じとることができるのでしょうか。
     ノリウツギが白い花をつけはじめ、ミズタマソウが白い可憐な花とその下に丸い果実をつけています。ダイコンソウの集合果は例年よりみんな大きいような気がします。
      シマジタムラソウが沢の近くに薄紫の花をつけていました。クサギの花は満開です。
      アジサイコースの谷筋にはイノシシの親子がいました。人間に驚いた親イノシシは向う側の斜面を駆け上がってしまい、残されたウリボウは上流へ下流へ走りまわり親を探していたようです。
     ジョロウグモの姿を見て、ツクツクボウシの鳴き声を聴いて、秋の気配を感じた観察会でした。

観察できたもの
◎   虫たち ツクツクボウシ アブラゼミ ミンミンゼミ ジャコウアゲハ ムラサキシジミ バッタ ハラビロカマキリ アキアカネ イトトンボ ハグロトンボ    コクワガタ ノコギリクワガタ ジョロウグモ キンモンガ シロシタバ

◎   樹の花 ノリウツギ クサギ イヌザンショウ

◎   草の花 ミズタマソウ ヘクソカズラ ヒメキンミズヒキ ハエドクソウ マツカゼソウ ヤブラン フユイチゴ ミズヒキ ツルリンドウ アキノタムラソウ シマジタムラソウ ガンクビソウ サジガンクビソウ ツルニガクサ ミズギボウシ

◎   鳥の声 ヒヨドリ アオゲラ コゲラ メジロ ソウシチョウ サンショウクイ シジュウカラ エナガ ホトトギス キジバト

◎   その他 カナヘビ イノシシ親子

クサギ
クサギ
シマジタムラソウ1
シマジタムラソウ
ダイコンソウの集合果
ダイコンソウの集合果
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ
ノリウツギ
ノリウツギ
ミズタマソウ
ミズタマソウ