平成31年4月20日(土) 天気  晴れ テーマ 木々の芽吹き      
   参加者 14名
   観察コース ヤマモモ広場➝シャラノキコース➝サルナシ湿地➝カワセミコース➝ 林道➝ヤマモモ広場・・・三叉広場
   良い天気に恵まれ10名の参加者と4名の観察会メンバー合わせて14名で新緑に萌える林内を観察した。ここ数週間の寒暖の差でヤマザクラも長く観察でき、木々の芽吹きにもそれぞれ早い遅いの違いが見られた。倒木のシャラノキからも若葉と花芽がみられ生きる強さを感じた。高い木々の林間に広がるコナラの新芽の輝き、観察コース脇に目立つタカノツメの若芽には新鮮さを感じた。コアジサイやコバノガマズミには若葉と共に花芽も見られた。カスミザクラとマルバアオダモの白い花、若葉などが林内をより一層春めいた雰囲気を醸し出していた。ウワミズザクラも白い花穂を際立たせていた。赤い縁取りのあるカマツカの葉にも花芽がでていた。 小鳥のさえずりも一段と多く、オオルリやメジロ、ヤマガラの声に、つい林間を覗いてしまう状況であった。また、コゲラの姿には観察者全員が木々の梢に注目し動きを 観察した。 観察会は、三叉路のヤマザクラの花びらの舞う中で昼食をとり終了とした。

◎木の花  ヤブツバキ、ウワミズザクラ、モミジイチゴ、ニガイチゴ、コバノミツバツツジ、  マルバアオダモ、アセビ、クロモジ、シロモジ、オオカメノキ、コウヤミズキ ,オオバウマノスズクサ(蕾)

◎草の花  チゴユリ、スルガテンナンショウ、ホウチャクソウ(蕾)、

◎湿地  アズマヒキガエルのオタマジャクシ数匹、ミカワショウマの若芽、

◎鳥  オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、ウグイス、ヒヨドリ、ヤブサメ、  ハシブトガラス、ヤマガラ、メジロ、サンショウクイ、シジュウカラ、コゲラ、  エナガ、クロツグミ、アオゲラ

◎目についた植物  ザイフリボク、サワフタギ、オオウラジロノキ、ズミの黒い実、ヒメヤシャブシ  ミヤマガマズミ、ミツバアケビ、イワガラミ、ナツハゼ、アキチョウジ、  ニシキゴロモ、ツルニンジン、カエデ、ボタンヅル、ガンクビソウ、センニンソウ  シュウブンソウ、タネツケバナ、ジャケツイバラ
ウワミズザクラ
ウワミズザクラ
コアジサイ
コアジサイ
コゲラ
コゲラ
ヒメヤシャブシ
ヒメヤシャブシ
マルバアオダモ
マルバアオダモ
ヤマザクラ
ヤマザクラ