11月28日(土曜日) 天候 晴

雑木林グループ

参加者 16名 朝方は冷え込みましたが、気温は次第に上昇、カワセミコース林道 周辺及び沢沿いの整理伐に取り組みました。8日目を迎え参加者も 16名の参加を得て、終盤を迎えました。 この林道は、林内のサルナシ湿地から幹線林道を結ぶ800m弱の 古くから開設された主要道で、下部に水量の多い沢が深く切り込み 眺望もよく、山地帯の下部湿った林地が適地のコアジサイが林道沿 に繁茂、6月から開花し観察を兼ねたハイキングコースになります。
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              6月のコアジサイ
主として林道、沢沿いの日照条件(採光)を改善する為、照葉樹種 のサカキ、ヒサカキ、ヤブツバキ、アラカシなどカシ類にアカマツ、 コナラなどの枯死穆を伐採し、コアジサイなど落葉の樹木の回復 を考慮した作業に努めました。
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枯死木伐倒方向の検討
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伐倒方向コントロール索の設定
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除伐木の整理処理作業
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           除伐後の沢沿い
人工林グループ

参加者:7名+1名

 前回C-3地区での間伐が終わり、今回からは、第1管理道とアジサイコース
に挟まれた人工林のうち奥部A-1地区での作業です。ここ一帯の人工林は10
年以上前に一度間伐されたところである。しかし、そこの奥部では一部間伐
が残され混んでいる状態であった。第1管理道とアジサイコースの散策路に
挟まれ、景観としてもここの人工林を整備する必要があり、また以前に雑木
GS氏からの要望もあったので整理伐することにした。
 午前中は選木の確認を行い、一部切る木と切らない木の入れ替えを行なった。
間伐本数は51本の予定。また、
S氏を交えてヒノキ以外の広葉樹の残す木の
マーキングを行なった。そのあとチルホールの使い方を習得するための実習を
行なった。途中ワイヤーの通し方でトラブルもあったが、作業後
Y氏の指導で
解決した。
 午後からはヒノキ5本の間伐、アカマツの大木の枯死木の伐倒および常緑広
葉樹の間引きを行なった。日本山岳会の
Y氏も整理作業に加わっていただいた。

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