日 時 令和3年2月20日(土)  天気 晴れ 
 
テーマ 冬芽 
 
参加者 23名 
 
観察コース 中電変電所前→ゲート→第1管理道→ホオノキ平→サルナシ湿地
     →シャラノキコース→ヤマモモ広場(昼食)→ゲート
     →中電変電所前  今月から通常の観察会に戻りましたが、今回も密を避けマスク着用で変電
所前から出発しました。  今月のテーマは「冬芽」です。冬芽とは冬を越して翌春に成長する花芽や
葉芽のことをいいます。葉を落とし今は休眠状態となっている裸木も活動再
開のためのエネルギーを冬芽に蓄えて春の準備をしています。冬芽は、魚の
鱗のような皮や毛でおおわれている鱗芽、おおわれていない葉の葉脈がその
まま出ている裸芽、葉柄や樹皮の中に隠れている隠芽などに分けられます。
 冬芽の観察はその形、色、大きさといっしょに葉痕、維管束痕、側芽など
も観察します。
葉痕は葉の落ちた跡です。その中には維管束痕といって水分や養分の通った
管の跡があり、樹によって数や配列が違い、冬芽と葉痕全体がいろいろな動
物や人の顔に見えたりして、冬芽の観察の楽しみの一つです。  参加者のみなさまは観察熱心であちらこちらで足が止まり、これも観察会
の楽しさ、おもしろさなのですが、なかなか前へ進みません。  冬芽の中で目立つのはオオカメノキです。日当たりのいいところではチョ
キの真ん中に丸い花芽をつけています。子供が両手をあげているようです。
ネジキは三大美芽の一つで赤い帽子をつけたロンドンの衛兵のようです。こ
の森では数の少ないダンコウバイは花芽が大きく膨らんでいます。マルバア
オダモはきれいな薄紫の毛に包まれた鱗芽です。頂芽の両横には側芽が控え
ています。
シロモジ、クロモジは葉芽を真ん中に両方に丸い花芽が出ています。コウヤ
ミズキの花芽は赤い雄しべを少しのぞかせ今にも咲きそうです。リョウブは
ナポレオンハットをつけ北風に吹き落とされそうです。帽子が落ちると裸芽
になってしまいます。ホオノキ平のホオノキは大木で高いところに冬芽がつ
いていますが、下からでも確認できるほど大きな芽です。早春の花アセビ、
マンサク、ヤブツバキ、スズカカンアオイが咲き、アオキの実は赤くなって
きました。
 花芽をつけたシュンランの株もあちこちで見つけることができました。コ
ロナ禍の中でも自然は何も変わらず、三寒四温を繰り返しながら、春はそこ
まで来ています。 観察できたもの ◎冬芽 オオバヤシャブシ アカメガシワ ヌルデ タカノツメ 
    サルトリイバラウワミズザクラ マルバアオダモ 
    ウリカエデ ネジキ ミヤマガマズミ リョウブ     エゴノキ カマツカ ムラサキシキブ ヤブムラサキ 
    ゴンズイ クサギ ヤマコウバシ シロモジ 
    クロモジ ダンコウバイ オオカメノキ タニウツギ 
    タラノキ バイカツツジ ホオノキ コウヤミズキ
    ザイフリボク ナツツバキ ヒメシャラ     ヤマウグイスカグラ ウグイスカグラ タマミズキなど ◎花 スズカカンアオイ ヤブツバキ アセビ マンサク ◎鳥の声 ジョウビタキ メジロ ヒヨドリ ハシブトガラス アオジ 
     ヤマガラ ソウシチョウ(姿) コゲラ

アオキの実2021.2
アオキ
オオカメノキ2021.2
オオカメノキ
コウヤミズキ2021.2 (1)
コウヤミズキ
ヤブツバキ2021.2
ヤブツバキ
ヤマコウバシ冬芽2021.2
ヤマコウバシ冬芽
リョウブ2021.2
リョウブ