猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

定例作業報告

定例活動報告(雑木林グループ)

日 時:2024年2月24日(土)
天 気:晴れ
参加者:雑木林グループ16名

 前日までの雨は嘘のように晴れ渡り、絶好の作業日和となった。
 急遽シャラノキコースの作業を変更して、作業小屋近くのアラカシの大木を切ることになった。山路地区の方々には日々お世話になっており、畑や田んぼに陽が当たらなくしている木の伐倒依頼を受けての作業であった。
 最初は土曜日で作業参加者も多く、一ケ所の作業では作業者が多すぎないかと心配したが、杞憂に終わった。
 アラカシは大木(幹回り2m40cm)であり、その周りは暗く、枯れた孟宗竹、直径が10センチメートル以上もあるフジ蔓が大木にからんでいた。
 まず、アラカシ周りの除伐作業から作業を開始し、アラカシへの梯子掛け、梯子上部への固定で本来のアラカシ伐倒作業を開始した。倒す方向を考慮し、大きな枝を切り落とし、下ではみんなで枝を細かく切って整理し、切り落しては、下での整理作業にみんなで汗を流した。
 今日は午後の勉強会「わいがわ講座」のため、午前中の作業で終えた。当該アラカシを望むと、青空が少し見える状況となった。

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20240224雑木林作業

定例作業報告(人工林グループ)

日 時:2024年2月24日(土)
天 候:晴れ
参加者:7名

 7名のうちYさんは雑木林Gの大木伐採の応援に行き、6名で2グループに分かれて作業を進めた。
 午後からはわいがや講座が予定されていたので、午前中だけの作業となった。斜面での作業と大木のため、各グループで1本ずつ計2本の伐採と玉切り及び集積となった。

 午後は昼食のあと、やまじ小舎やわいがや講座の会場へと出発した。




定例作業報告(東大演習林)

日 時:2024年2月20日(火)
天 候:晴れたり曇ったり
場 所:東大演習林
参加者:7名(うち1名見学者)

 前日からの雨も上がり、季節外れの暖かい陽気となる。
 今日は、入会希望のAさんが東大演習林作業を見学したいとのことで参加された。W代表が作業の解説や施設の案内などをし、枝葉の片付けなど軽作業も体験してもらった。

 間伐は2班に分かれての作業で、昼過ぎに22、23年度分全ての間伐を完了した。きれいに整理整頓された林内には陽が届くようになり明るい森になった。

 リーダーGさんから、今回の間伐完了につき
・形状比は目標値70よりまだかなり大きいですが強間伐による不具合を避けた結果です。
・Srは超過密から過密に近づいていますが適正にはまだなっていません。
・適正密度に近づけるためには10年後くらいに再間伐する必要があるでしょう。
との見解が寄せられた。

 間伐作業完了後、全員で来年度間伐区域の境界確認と下見を行ったが、殆どの作業現場が斜面となるため、安全への十分な配慮が必要だと感じた。
 次回はこの区域の毎木調査をすることにして本日の活動を終えた。


定例作業報告(人工林グループ)

日 時:2024年2月13日
天 候:晴れ
参加者:人工林グループ5名

 本日の伐倒本数は4本、残り本数は25本となった。
 前回時間切れで2本の後処理が残っていたが、斜面での作業は効率が悪くその処理に時間を費やしたとともに、他の要件も重なり予定本数を下回った。伐採した木は一見立派なように見えるが、葉がほとんどなく直に枯れるかもしれなかったり、湾曲したものであった。
 伐採に際してはタイサンボクやナツツバキ、ヤマボウシを傷つけないように伐倒方向を定め、無事伐倒できた。
 あと2日と半日(24日は午前中のみの作業)で25本は厳しいが、最後は伐倒だけにし玉切りは来年度にすることにより予定本数を完了できないかと思っている。

 伐倒後の樹高を測定したが、23.5m, 23.1m, 21.5m で平均で22.7m=約23mであった。

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玉切り作業

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この木は葉枝がほとんどなかった。

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切り口はツルも平行でGood

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ギャップができ明るくなった。

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登山道脇のリョウブが倒れていた。浅根性が観察できる。

定例作業報告(雑木林グループ)

日 時:2024年2月13日(火) 
天 気:晴れ
参加者:雑木林グループ7名

 今日は風もほとんどなくポカポカ陽気の中、シャラノキコース脇の除伐作業を実施した。除伐対象木は、アラカシ、ソヨゴ、リョウブがメインで、マツの枯死木などの伐倒処理も危険除去作業として実施した。

 倒した常緑樹の枝はかさばり、その処理に汗を流した。作業エリアはヒメシャラ、ナツツバキの群生地であり、花開く頃の花見を想像しながら除伐、整理作業を行った。また、保護したいゴンズイなどの小さな木にも配慮しながら作業を進めた。小川対岸の作業者からは山野草が見られるよとの報告を聞き、これからの楽しみを感じつつ本日の作業を無事に終了した。
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20240213雑木林作業

定例作業報告(炭焼き)

日 時:2024年2月3日(土)
天 候:晴れ
場 所:山桜フィールド
参加者:一般参加者(急遽お休み)、会員6名

 
本日は北西の風が冷たく、8時頃からHさんが先行して現場へ行き、火入れを行った。火入れした窯は、昨年から薪を詰め込んでいた窯にした。

 勢いよく燃える窯口の薪、勢いよく出る煙突からの煙、煙りにむせながら関連の作業を実施した。わずかに漏れ出す煙を防ぐために、近くで取出した赤土の土団子を窯に押し当て窯を補強した。また、次回以降の薪の準備としてフィールド近くの倒木を切り出し薪づくりを行った。
 そのような作業をしている中、5時間ほど経っても白い煙が続き、窯の中の木が生木に近い状態になっていたのではないかと考えられた。窯を閉じて取り込む空気の量を減らし、6時間ほど経って窯を完全に閉じた状態にして作業を終了した。

 陽射しの中に流れる煙、窯口の赤い炎、晴れ渡った青空、気分転換には最高の贈り物に感じられた。


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炭焼き風景20240103

定例作業報告(人工林グループ)

⽇ 時:2024年1⽉27⽇(⼟)
天 候:晴れ
参加者:⼈⼯林グループ5名

新たに⼊会された新⼈を含め5名で1チームを組み間伐を⾏った。
ここの場所は急斜⾯もあり作業には困難な⾯もあるが、それぞれ胸⾼直径が30cm近くのヒノキを午前中2本、午後2本の合計4本を伐採した。伐採予定本数は残り30本となったが、伐倒予定の中でも直通で残しても良いと思われるものが1本あり、残り⽇数を考慮し暫定的に残り29本としたい。
新⼈の今後の活躍を期待します。


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ロープ掛けをし伐倒準備

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伐倒中

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プラロックで牽引中

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切り株

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傾斜⾯での作業

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伐倒⽅向の確認

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林道脇の混んでいる林

定例作業報告(雑木林グループ)

日 時:2024年1月27日(土)
参加者:雑木林グループ11名

 気温は低いが風もなく絶好の作業日和。幹線林道から100mほど入ったシャラノ木コース尾根側のシャラ、ヒメシャラの木が群生する斜面を中心に採光除伐を行う。
 森を暗くする照葉樹のソヨゴなど15本ほどを除伐。枯死木やかかり木も除伐した。女性陣は下層木を剪定したり枝払いで大活躍。明るい森に変わってきました。
 昼にはS氏の用意した猪鍋をたっぷりごちそうになり温まった。

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定例作業報告(東大演習林)

日 時:2024年1月16日(火)
天 候:晴れ時々曇り
場 所:東大演習林
参加者:5名

今日の作業でこの区域の間伐が終わるかどうかの状況で活動開始。沢をはさんだ両岸で間伐作業を進めていくが、右岸は傾斜がきつく足場が悪い。対岸に向けてたおした木が橋のように中間が浮き、枝払い、玉切りなどの後処理が大変だったり、ロープが沢の水に浸かったりと悪条件ではあったものの作業は順調にはかどった。対岸の作業班も徐々に近づき、残り本数が少なくなったことを実感する。

午後からは、寒いため昼の休憩を短くし、その分活動を早めに終えることにして早々に体を動かした。作業は順調に進み、結局8本残して作業終了。本日の伐倒本数は20本。
次回は、残り8本伐倒後、次の間伐予定区域を境界の確認をしながら下見の予定。
本日は朝の冷え込みも厳しく風もあり寒い活動日でした。

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定例作業報告(人工林グループ)

日 時:2024年1月9日(火)
天 候:晴れ

参加者:5+2(東海支部員2名の体験参加)=7名

前回の作業が雨天によりできなかったため、その分の作業を行った。少々寒かったが体を動かすことで体も温まった。
まず1時間ほどかけて、体験参加者の方も一緒にC-2区域の間伐後の後処理と現場整理を行った。玉切りの材を集積し切り落とした枝葉をまとめるとともに、そこに群生しているツクバネの中で、枯れている枝や、地面に伏して枯れている幹を除去した。

次にC-3区域の間伐作業を実施した。午前中は、体験参加者の方にも手伝いをしていただきながら、ロープ掛け、ターンの滑車取り付け、牽引のプラロックの取り付け等の伐倒準備を行った後、2本のヒノキの伐採作業を体験していただいた。人工林Gでの体験参加は午前中で終わり、午後からの雑木林Gでの体験参加のためヤマモモ広場の方へ移動していただいた。

午後からはさらに3本を伐採し、合計5本を伐採した。
C-3区域は昨年の毎木調査の結果、ヒノキが現況本数189本、そのうち間伐対象を39本と選定している。本数間伐率が20.6%、材積間伐率が14.0%となっている。残り間伐対象は34本である。3月まであと作業日は5回あるので平均約7本ずつ伐採すればよい。ただ急斜面の箇所もあるのでそこでは少なくなるだろう。

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伐倒準備の様子

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体験参加者とともにかかり木をプラロックで牽引して伐倒中

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体験参加者を交えて記念写真

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受け口作成後の方向確認

定例作業報告(東大演習林)

日 時:2023年12月19日
天 候:晴れ
場 所:東大演習林
参加者:7人

今日は参加者7名を3人と4人の2組に分け作業開始。3人組は尾根の現場へ、すでに間伐はかなり進んでいるので、残りあと何本かをカウントダウンしながらの作業となり順調にはかどる。比較的細い木が多くロープ掛けをするかしないか迷う木もある。昼までに尾根上は終了、午後からは尾根斜面から沢沿いにかけての木を伐倒した。

4人組は小屋の近くの現場を担当。ここは少し太めの樹が密になっている区域で、伐倒木が小屋に当たらないよう慎重な伐倒技術が求められる。ベテラン4人が声を掛け合いながら作業が進んでいった。昼休みに東大演習林のSさんがお越しになり、玉切り材を道路脇に出しておいて欲しいとの要請があり2.1m材にして積んでおいた。

この区域の間伐は次回で終了予定です。本日の伐倒本数は21本。

晴れのよい天気に恵まれ山仕事をするには快適な活動日でした。

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やまじ小舎整理作業

日 付:2023年12月12日(火)
天 気:小雨
参加者:人工林・雑木林グループ10名


 今日は、やまじ小舎周辺も小雨が降り続いており、林内の作業は中止とした。そこで、第4土曜日の定例作業日は餅つきを予定しており、できるだけ餅つきに専念できるよう、当初に実施を予定していたやまじ小舎周りの整理、および小舎内の工具類の確認作業を実施した。

小舎周りは草刈り、一輪車のタイヤ入替え、不用品の洗い出しなどを行い、室内では道具や工具の員数確認、ヘルメット、道具等の良否の判定等を行って整理作業に努め午前中の作業を終了した。

午後は最寄りの場所で、和気あいあいと昼食とコーヒーを頂き解散した。

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20231212やまじ小舎整理作業2

定例作業報告(炭焼き)

日 時:2023年12月2日(土)
天 候:晴れ
場 所:山桜フィールド
参加者:一般参加者(瀬戸環境塾)2名、会員5名

本日は、せと環境塾より若いご夫婦2名の参加があった。
今日は火入れをしないので、午前中は伐採体験としてソヨゴ、リョウブなどの木を、目標を決め受け口、追い口を入れて伐倒、枝払い、玉切り(75cm)までの作業を指導を受けながら体験した。若いだけに呑み込みは早いが、いきなりのノコギリ作業はきついとのことでした。

午後は新しく設置した窯に乾燥させてあった材を詰め込む作業をHさんの指導で体験してもらった。まず窯の周囲に細い木を並べ中心に向かって順次太い木を詰め込んでいった。曲がった木などもあり苦労したが、うまく詰めることが出来たので、窯にフタをして火を入れるばかりになった。これで新旧2つの窯に材料の詰め込みが終了。次回から順次火入れをする段取りになっている。

参加されたお二人からはいろいろ勉強になったとの感想がありました。

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定例作業報告(東大演習林)

日 時:2023年11月21日(火)
天 候:晴れ
場 所:東大演習林
参加者:5名

 今回も、これまで同様沢沿いと尾根上の2班に分かれ作業開始。どちらの区域も間伐がかなり進み樹冠も開けてきたため伐倒方向も決めやすく掛り木になる心配もあまりない。
 それぞれがロープ掛け、伐倒、枝払いなど役割分担し、チェーンソーワークの基本を再確認しながらピンポイント目標により近づくよう伐倒を心掛ける。少人数での作業は無駄なく効率的で、玉切り材の山が一段と大きくなった。

 この辺りの間伐はあと1回くらいの作業で終わりそうだが、少し奥に密で薄暗い樹林が残っているのでまだまだ気が抜けない。本日の伐倒数は18本。

 好天に恵まれ動くと少し汗ばむ気持ちのよい活動日でした。

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定例報告(人工林グループ)

日 時:2023年11月14日(火)
天 候:晴れ
参加者:5名

先月28日(土)の定例作業では、なごや環境大学の実施のためメンバーが分散され、かつ午前中は人工林G、雑木林G合同の道路修復作業があり、間伐作業は午後からの半日となった。
その伐採メンバーは3人で、12月9日の森の探検隊の「丸太渡り」に使用する材の準備のため、C-2区域のスギ2本を伐採し、6m(あとで4mに変更)の丸太を2本作成した。

本日の間伐作業では、C-2区域での間伐予定の残り5本を、参加者それぞれ1本ずつ伐採し、ここでの間伐は完了した。不良木もあったが胸高直径が30cmほどの立派なものもあり、勿体無いと思いつつ暗い森から明るい森にするために必要なことだと理解している。10月以降ここでは12本を伐採したが、本数間伐率は14.8%、材積間伐率は10.3%となった。その結果、平均林分形状比が70、相対幹距比Srが18.7となり理想的な環境となった。実際林床にも陽が当たり出し明るくなった。

確認のため伐採した2本の樹高を測定したが、22m、21.5mとなり計算値とほぼ一致した。

間伐に際しては、ここに群生しているツクバネを傷つけないように細かい注意を払い、伐倒方向をポイントで決め、何とかツクバネを守ることができた。ツクバネは2m超の立派な株がいくつもある一方、寿命なのか倒れたり、枯れたりしているものも多数散見される。これからどうこれらを守っていくか課題である。

次回はここの後整理を行ったあと、C-3区域の間伐作業に入る予定である。


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受け口作成中

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伐採風景

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切り口の検討

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このツクバネはヒョロヒョロになって傾き元気がない。
陽が当たると再生できるか。

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かかり木になったがロープで牽引し予定通り伐倒した。

定例作業報告(雑木林グループ)

2023年11月14日(火)
天気:快晴
雑木林グループ 参加者:8名


 今日は一昨日からの大陸高気圧張り出しによる冷え込みの中、人工林、雑木林グループと分かれ作業を開始した。雑木林グループはシャラノキコース脇の倒木の処理、林内を暗くしているカシやソヨゴの常緑樹、密生したリョウブなどの除伐作業を実施した。

 作業にあたり、ヒメシャラやナツツバキ等の保護すべきと考えられる樹木に印をつけ除伐作業を実施した。林内は紅葉が始まった木々が青空に映え、輝いていた。
 昼食時はヤマモモ広場に集まり楽しい会話、木に絡んだ秋の陽に輝くムベの実を見ることができた。

 午後は、除伐作業の継続と法人デーの準備をして無事に作業を終了した。
 皆さん、お疲れさまでした。

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20231114雑木林作業-01
20231114雑木林作業-02
 

定例作業報告(炭焼きグループ)

日 時:2023年11月4 日(土)
場 所:山桜フィールド
参加者:一般参加者(せと環境塾)2名、会員2名


 炭焼き活動は“せと環境塾”の認定講座に登録されており、瀬戸市内に勤務する若者2名が市の広報を見て参加していただいた。
 最初にドラム缶窯改良1 号機と旧来の2 号機を見てもらい、窯の構造と炭焼きのしくみを説明した。2 号機には薪材が詰めてあったが、火入れする段取りが整っていなかったので、残念ながら実際の焼成の様子に立ち会ってもらうことはできなかったが、熱心に見学していただいた。
 その後、薪炭材とするため林内のリョウブ、ツバキなどの木を伐採する体験を行ってもらった。まず、切る木の倒す方向を定め、受け口、追い口の切り方の注意事項、ツルを残す意義、安全面の注意事項など説明し、会員が手本で1 本倒してから二人の参加者に切ってもらった。
 二人とも呑み込みが早く、まずまず思う方向に倒すことができた。手順を踏んで倒せば楽にうまく倒すことができたことに非常に感心している様子であった。枝払いをした後、窯に詰めるため幹材を定尺に切断してもらった。
 本日は炭焼きの火入れを見てもらうことができなかったが、都合が合えば次の機会に立ち会ってもらうことができることを告げて、この日の体験作業を終えた。帰りには、林内のシイタケの生育状況も見てもらった。

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定例作業報告(雑木林グループ・人口林グループ)

2023年10月28日(土)
天気:晴れ
雑木林グループ 参加者:8名(午前中11名)


 今日は少し寒さを感じさせる穏やかな天気であった。
早朝から「なごや環境大学」と定例作業とが重複し、メンバーが分散しての定例作業となった。今回も午前中は、人工林、雑木林グループがそろって林道の補修作業を実施した。
 実施内容は、
土嚢づくりと横断溝の土砂取除き、水場から上の林道山側の溝の土砂上げ、また、そこに設置してある横断溝がすっかり土に埋まっていたので土の取除きと金属網の蓋を取り除いての土砂上げと、みんなで汗を流した。

 午後は今回も各グループ毎の作業に入った。雑木林グループは、ヤマモモ広場脇のヒノキの周りに設置したベンチで昼食をとり、足元の赤い実は何だろうと調べた結果、モッコクの実と判明した。実を割ってみるとその中に本来の赤い実が6個程入っていた。

 作業はシャラノキコース脇の立ち枯れしたマツの伐倒処理、シャラノキエリアの整理伐を行った。3本に分かれたコナラの倒木処理がまだ残っての作業終了となった。

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20231028_林道補修と雑木林作業-02

定例作業報告(東大演習林活動)

日時:2023年10月17日(火)
場所:東大演習林
天候:晴れ
参加者:7名

 今年度の東大演習林活動が始まった。
 まず、グループ長Gさんの提案で演習林での伐倒ルール確認のため、Iさんがデモンストレーション伐倒を行い全員で手順と安全を確認した。その後沢沿いと尾根の2班に分かれて昨年林分調査した区域で作業開始。

 伐倒予定の赤いテープが巻かれた木を、ロープ掛け、伐倒、枝払い、ロープ回収などの役割を交代しながら伐採作業を進めた。この区域は比較的細い木が多く、幹は枝が枯れ上がり状態で樹冠長も短いため、枝払い玉切りなどの処理もあまり手間が掛からず作業は順調にはかどった。林内も次第に明るくなり青空もよく見えるようになった。
 また、沢沿いの伐倒予定の木に鳥の巣があったため残すことにした。

 久しぶりの東大演習林作業でしたが、天候にも恵まれ森の中での気持ちのよい
活動日となりました。本日の伐倒本数は18本。

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定例作業報告(雑木林グループ)

2023年10月10日(火)
天 候:晴れ
雑木林グループ 参加者:5名


 今日は南海上の前線の影響による雨もやみ、秋を感じさせる爽やかな天気となった。

 午前中は人工林、雑木林グループの全員で林道の整備作業を実施した。土砂降りの雨によって林道の路面が深くえぐれ、また林道を横断する溝も土砂に埋まり、水捌けがうまくできていなかった。
そこで、土嚢づくりをする人、横断溝の土砂を取り除く人、あらたに溝づくりをする人とそれぞれ分担して作業を行った。

 午後は各グループ毎の作業に入った。雑木林グループは、コナラの除伐を行い、また、猿投山登山口の枯れたジャケツイバラの除去作業、ヤマモモコース脇の整理除伐、および今、実施しているシャラノキコースの除伐方針を再度確認して作業を終了した。


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定例作業報告(人工林グループ)

日 時:2023年10月10日(火)
天 候:晴れ
参加者:5名

午前中は全体での道路補修作業で土嚢づくりと道路補修を実施、午後は間伐許可を取得のもと、今期最初の間伐を実施した。
今期の間伐予定はC-2区域で12本、C-3区域で39本、計51本で、本日はその内のC-2区域5本を伐採した。
C-2区域はトイレ横のスギの人工林で、ツクバネが群生している。ツクバネは、ビャクダン科ツクバネ属の半寄生落葉低木。針葉樹林や瘠せた山地に分布するという。

先輩の話によると、10数年前に間伐した後にツクバネが見出されたとのことである。現在は2m以上に成長しているものもあるが、かなりのものが倒れ掛かり、枯れかかったりして元気をなくしている。普通は低木であるが成長しすぎて老齢期になっているのだろうか。どのようにしたら元気を取り戻してくれるのか思案中である。陽が当たるようになれば少しは良くなるかなと期待し、ツクバネを傷つけないよう気をつけて間伐を行なった。


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定例作業報告(炭焼きグループ)

2023年10月7日(土)
天候:晴れ
参加者:5名


今日の炭焼きグループは爽やかな秋晴れの中、懸案となっていた沢に架かる老朽化した丸太の架け替え作業を行った。

まず以前、伐倒、寸法切り、皮剥ぎをし養生してあったスギの丸太5本を現場に運び、既設の腐りかけた丸太を撤去。次に太さの違う新しい丸太を上面が揃うように石を噛ませたり掘り下げたり悪戦苦闘しながら調整。また丸太と丸太の間に落ち葉が溜まらないようある程度の隙間を確保しカスガイでしっかり固定。

丸太上面にはチェーンソーで滑り止めの切り込みを入れるなどして、歩いてもびくともしない安心安全な素晴らしい丸太の橋が完成。

大変な作業が予想されたが、Kさんの指導のもと5人の息の合った作業で、思いのほか順調にはかどり午前中に終えることが出来た。


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定例作業報告(人工林グループ)

⽇時:2023年9⽉23⽇(⼟)
天候:晴れ
参加者:8名


 午前中は、今期に間伐予定のC-3区域の毎⽊調査を実施した。去る8⽉26⽇に伐る⽊の選⽊を⾏っていたので、それに基づき残す⽊と伐る⽊それぞれの胸⾼直径を測定した。
 そのデータをもとに現況密度調査表を作成したが、ここC-3区域内の現況本数は189本、そのうち伐る⽊(間伐対象)とした本数は39本であった。この間伐対象の材積を求めると26.7㎥となり、間伐届の数値30㎥をオーバーしていないので選⽊通り間伐すればよいと分かった。ちなみに本数間伐率は20.6%、材積間伐率は14.0%であった。幹距⽐は16.4となりまだ混んでいる状態ではあるが、樹齢80年超、平均直径32cmの⼤⽊になっているため、不良⽊を中⼼に選⽊し強度の間伐は控えた。

 午後からは、予定にはなかったが、作業中に登⼭道(⼭桜コース)のすぐ脇にアカマツの枯死⽊が⾒つかり、その伐採を⾏うことにした。樹⽪はかなり腐れ危険な状態であった。周りは、枝を四⽅に伸ばしたコナラの⼤⽊やヒノキなどに囲まれ、かかり⽊を避けることができる伐倒⽅向は1⽅向であった。その⽅向へ伐倒を試みたが、先端が、枝葉に隠れて確認できなかったコナラの枝に遮られ、プラロックで牽引しても垂直のまま動かない。仕⽅がないのでツルを⼩さくし伐倒⽅向を変えて牽引したところ、今度はアカマツの枝がコナラの横⽅向に伸びた枝に掛かり、ブランコのように宙ぶらりんの状態となった。みんなの知恵を出し合い何度か⽅向を変えながら牽引を試みたところ、やっと落とすことができた。⽊の伐採は何が起こるかわからない、良い経験をした。


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アカマツの上端でかかり⽊になり、
伐倒⽅向を変えるためツルの⼀部をカット中

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かかり⽊が外れないためツルを無くし
ロープで牽引し落とそうとしたが、
このあと宙ぶらりんの状態になった。

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牽引⽅向を何度か変え試みた。

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やっと登⼭道状に倒れたアカマツ

定例作業報告(雑木林グループ)

2023年9月23日(土) 天気:晴れ
雑木林グループ 参加者:14名

 今朝は少し涼しさを感じた作業日であった。しかし、陽射しは強く、日向は暑く、木陰は作業しやすい状況であった。

 今日の作業は10月からスタートする「なごや環境大学」実施場所への
ルートの確認に合わせ、飛び出した枝や生い茂ったウラジロなどの除伐作業を実施した。また、遊歩道へはみ出したヨシなどの除去のため、サルナシ湿地のツルヨシ、笹の刈払いを行った。
 幼虫の食草である
ヨシには成長したクロコノマチョウが飛んできていた。また、シュンランエリアも笹に覆われていたが、陽がさすようになった。

 当初予定した作業のシャラノキコース沿い、かつ林道脇のエリアでは、傾斜したコナラの枯死木の伐倒処理、林内を暗くしていたアカメガシワの伐倒処理を行った。
 アカメガシワにはしっかりとムベの蔓が巻き付き、
暗くしていた要因と判明した。上へ伸びた栗やナナカマドに陽が当たるようになり、今後の林内の変化が楽しみである。


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定例作業報告(人工林グループ)

2023年8月26日(土)
天 候:晴れ
参加者:6名

 午前中は、今期間伐予定のC-3区域の選木を、6月に実施したプロット調査の結果に基づき実施した。ここのヒノキは樹齢80年以上で、現況は、平均直径30cm超、樹高23ー28m、幹距比13.5で過密状態にある。本来は幹距比を17〜20にするのが理想ではあるが、すでに大木に成長しており、劣勢木、曲がった不良木を中心に整理伐する方針とした。
 プロット調査の結果を元に、材積間伐率11,4%、本数間伐率19.0%、幹距比14.8とし、密度管理図から、半径4mの円(面積50㎡)当たりの本数を4ないし5本とすることを基準に選木をすることとした。しかし、実際選木を始めると、大木ではあるが樹冠長が10%ほどになっているものが多数見受けられた。林冠が閉鎖した状態で森林が発達し、枝は枯れ上がり、その結果樹冠長が短く形状比の高い樹木になったと思われる。2箇所目のプロット調査場所では、樹高28mと非常に高く、平均形状比は98となって、大木だがのっぽとなっている。また曲がりのあるもの多数見受けられたり、樹皮が剥がれているものもあり、不良木を中心に選木する結果となった。
  午後からは緑陰講座で三叉の川の流れに涼をとりながら、ナタの刃を研いだ。

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樹冠がほとんどなく立ち枯れになるだろうと思われるのっぽの木
樹冠がほとんどなく立ち枯れになるだろうと思われるのっぽの木

樹冠が閉ざされギャップがなくなり林床に光が届かない状態
樹冠が閉ざされギャップがなくなり林床に光が届かない状態

曲がりがある不良木
曲がりがある不良木

樹皮が剥がれかかっている樹木
樹皮が剥がれかかっている樹木

密集箇所の選木
密集箇所の選木

ゴマダラカミキリ
ゴマダラカミキリ

定例作業報告(雑木林グループ)

 2023年8月26日(土)
 天気:晴れ
 参加者:午前中10名、午後15名
 
 朝礼では、東大演習林作業での届け出徹底、
 9月12日の名古屋での緑陰講座、
 9月16日のわいがや講座「気候変動と自然環境保護・森づくり」、
 久屋大通り公園での「環境デーなごや」の行事連絡があった。

 雑木林Gはシャラノキコース入口の除伐作業、遊歩道の草刈り、
 また、ヤマモモ広場脇、第一管理道の草刈りを実施した。
 林道に接した場所に当たり、林道からの景観を考慮した
 除伐作業に
汗を流した。
 林道から清流を眺めることができるようになり、林内が
 明るくなった。近くの林道脇ではマツカゼソウの花が
 咲きだしていた。

 午後は人工林Gと一緒に三叉広場で緑陰講座の一環として
 手持ち道具、特にナタの研ぎを行い、簡単に研げないことを
 痛感した次第でした。

画像クリックで拡大して見れます↓

定例作業報告

2023年8月8日(火)
天気:晴れ
参加者:午前中11名、午後10名

  朝礼では、東大演習林での間伐作業に参加する人は、
 人工林グループ長への事前届け出の徹底、また
 9月12日の緑陰講座はやまじの森の作業に替えて名古屋
 熱田での研修に変わった旨の連絡があり出欠を確認した。

  陽射しが強さを増す中、前回に続き土嚢づくりと水場より
 上流部の側溝の土砂上げ、および丸太を利用した横断排水溝
 の作成を行い路面中央部の荒れを防ぐようにした。

 午前中の力作業を早めに切り上げ、緑陰講座をヤマザクラ
 フィールドで実施した。前回に猿投の森の粘土で作成した
 作品の野焼き、あらたな作品作りを講座を実施する場所で
 実際に体験した。消防署への届け出、薪の準備、火起こし、
 作品の野焼き、講師が作成した土の確認、再び作品作りと
 汗を流し、予定した時間に終了することができた。

作業の様子
(画像クリックで拡大)
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定例作業報告

2023年7月22日(土)
天気:晴れ
参加者:15名(午前)、12名(午後)

東海地方も一昨日梅雨明けが発表され、今日は比較的
さらっとしているが日向はやはり暑い。

この日は午前中、土嚢作り、林道補修と側溝の浚渫に
汗を流した。
数度の大雨で側溝に土砂がたまって林道に
水が溢水して路面を水が
走って洗堀しだいぶん荒れて
いる箇所がある。
大曲り上流や第2管理道との分岐上流を
主体に作業した。

午後は、この夏初めての緑陰講座。なごや環境大学の
今年度の講座で予定している ”焼きものの町「瀬戸の森」
で土器を作ってみよう!” に向けての準備作業である。
ヤマモモ広場手前の緑陰で雑木林Gの作業で作成した
ベンチを囲ん
で、あらかじめ森の土を濾して作って
おいた粘土で皆で作品作り体験を
行った。

それぞれ工夫を凝らして、
楽しく作業を
終えることができた。

次回、乾燥させた作品を野焼きして、
出来具合を確認する予定である。


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森の土で土器づくり体験

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次回は作品を野焼き

定例作業報告(人工林グループ)


2023年7月11日(火)
天気:晴れ
人工林グループ参加者:5名
前回の続きで第2管理道の枯死木伐採を行った。
第2管理道を下側から入って行き車の通行の妨げになる
障害物をチェックしながら車で移動した。
まずUターン箇所手前で道路を塞ぐように傾斜して、
車の通行を妨げているリョウブの木があった。
この木は法面に生えていたが根こそぎ倒れ道路反対側の
アラカシにかかり木になっていた。
ロープをかけ横方向に引っ張り落とすことにした。
足場が悪く無理な姿勢になったが受け口を斜め方向に入れ、
追い口を入れたあとプラロックで牽引したところ予定通り落下した。

さらに移動すると、谷側から山側に傾斜して
かかり木になった枯死木があった。
これも道路反対側でかかり木になっていたが、
斜めの受け口と追い口を入れたあと
ロープで横方向へ牽引し落とすことができた。

さらに車を進めると、ハリエンジュの枯れた幹が
折れた状態でつるに絡んでぶら下がっていた。
ムベの実がたくさんついていた。
道路の真上で危険な状態であった。
前回車で通過できなかったところだ。
つるはかなり高いところにあったが、
高枝鋸を使って複雑に絡む蔓をなんとか切り
、掛かっていた枝を除去することができた。

さらに進むと、オオバヤシャブシの大木が枯れていて、
その分岐した幹が道路側に伸びていたので除去した。

さらに進むと、真っ直ぐ伸びた高い枯死木が見つかり
ロープかけを行ったあと伐倒したが、
枯れた幹の先端が折れて上空に残り危険な状態となった。
スローラインを使って何度も挑戦したが、
高い位置のためその折れた先端になかなか
ラインを掛けることができなかったが、
最後にはうまくいって落とすことができた。
スローラインの練習が必要だと感じた。

他にも枯死木を伐倒し、第2管理道が通過可能となった。

やまじ小舎で白っぽい大きな幼虫が食事中であった。
キイロスズメというスズメガの幼虫である。


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定例作業報告(雑木林グループ)

2023年7月11日(火)
天気:晴れ
雑木林グループ 参加者:6名

暑さが際立ってきた中、緑濃いやまじの森で林道脇の草刈り、
林道へ倒れた小径木の処理作業から作業を開始した。

シラカシ広場からヤマモモ広場間の笹刈りを山野草エリアを
避けながら実施した。休憩時にヤマモモ広場脇のウワミズザクラの
実が赤く色ずき青空に輝いていた。午後は全員でシャラノキコースと
林道間の暗くなったエリアの除伐と倒木の処理を実施した。

これまで気づかなかったが、花崗岩を割って天に向かった杉の大木が逞しく
育っているのが見れるようになった。林内が明るく見通し良くなり、

定例作業報告(人工林グループ)

人工林グループ
日時:2023年6月24日(土) 晴れ
参加者:8名


午前中は第2管理道沿いの枯死木伐採を行った。まず道路上に、崖崩れにより流された立木や枯死木が散乱していたのでその処理を行った。

次に枯れたアカマツが道路を覆い被さるように傾いて、対面のヒノキにかかり木になっていたのを処理した。
 ロープをかけ横方向は倒すことにし、新人のNさんが処理にあたった。

 伐倒方向が水平方向になるように受け口を作り、追い口を作ったあと、方向転換したロープを安全サイド位置でプラロックを用いて牽引した。
 枯死木は予定通り横方向へ倒れたが、かかり木になっていた先端部の幹がヒノキの枝に掛かったまま残り宙ぶらりの危険な状態となった。
 かかり木になっているヒノキにロープを掛け直し、引っ張った状態でロープを揺さぶりヒノキに振動をかけることにしたところ、簡単に落下した。

 午後からは、今期間伐予定地の一部C2区域(0.13ha)の選木と毎木調査を行った。
 調査結果は、総本数81本、そのうち不良木や密生箇所の間伐として対象12本を選木した。密度調査の結果、本数間伐率14.8%、材積間伐率10.3%、平均林分形状比が71.9から目標値の70.0に、相対幹距比が17.4から18.7になり目標値20に近づいた。

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崖崩れ箇所(処理前)

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崖崩れ箇所(処理後)

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枯れたアカマツにロープかけをトライ中

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受け口を横方向に作成中

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追い口を作成中

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毎木調査中

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毎木調査中

定例作業報告(雑木林グループ)

2023年6月24日(土) 天気:晴れ
雑木林グループ
参加者:14名、内2名が初参加(体験参加)


林内の除伐作業

 林内の除伐作業


今日は初参加者を交えてのラジオ体操及び朝礼での自己紹介、
ダニへの
注意等を行い作業を開始した。
まず今回から開始する、シャラノキコースの下見を行った。
シャラノキコースから第1管理道終点をカワセミコースへと
移動し、保護している木々やコースの特徴を話しながら
歩を進めた。

実作業開始が少し遅くなったが、チェーンソー取扱いの
関係で、二手に分かれて作業を実施した。
暗くなった遊歩道を明るくするためにスギやシイの木の
除伐作業を行い、昼食はヤマモモ広場及びその周りの
木製ベンチで頂いた。

ベンチ脇にはミヤマウズラが見つかり、足で踏まれない
ように
移植を行った。
午後はシイの木でのベンチ作り、除伐した木々の整理伐、
その中にはヤママユの幼虫が見られた。
一方で、傾斜木のスギの伐倒処理をして心地よい汗を
かいて作業を終了した。


林内を暗くしていた椎の木の除伐
 林内を暗くしていた椎の木の除伐

スギの傾斜木の除伐

スギの傾斜木の除伐

30年程経過した椎の木

30年程経過した椎の木


明るくなった林内
明るくなった林内

椎の木で作った休憩ベンチ
 椎の木で作った休憩ベンチ

足元のミヤマウズラ

足元のミヤマウズラ

ヤママユの幼虫
ヤママユの幼虫

定例作業報告(人工林グループ)

日時:令和5年6月13日(火)晴れ
人工林グループ 参加者:5名

藪漕ぎしながらの調査
藪漕ぎしながらの調査

午前中は毎年恒例の継続木胸高直径調査を、a群14本と、b,s,d群10本の二手に分かれて行った。

どちらも順調に測定でき11時には終了した。

測定結果では一部に前年より径が小さい数値のものもあって、計り直してみても同様の結果であった。前々年度の数値も含めて勘案すると、前年度の測定が多めになっている可能性がある。測定するときには巻き尺のテープが幹周りに水平になっていなかったのではないかと思われ、今後は注意する必要がある。

そのあと、前回の続きで今期間伐予定のC3区域のプロット調査を2箇所で行った。結果は、1箇所目は林分形状比が73.6、相対幹距比Srが17.0となっており、ほぼ適正な混み具合であった。

2箇所目は林分形状比が92.4、相対幹距比Srが9.5と超過密状態であった。ここはプロット内本数が1箇所目より倍の14本と多く、また樹高が28mと高いことが原因である。樹高28mとは今までにない高さで、計り直すとともに目測でも確認したが正しいという感じであった。

実際に間伐したときに確認をしたいと思う。

植生調査では木本類は種類が多いが、草本類は少なかった。
林床に陽が射さないためであろう。

胸高直径測定
胸高直径測定

プロット調査
プロット調査

樹高測定
樹高測定

定例作業報告(雑木林グループ)

令和5年6月13日(火)
天気:晴れ

雑木林グループ 参加者:5名


遊歩道にはみ出た樹木の除伐
遊歩道にはみ出た樹木の除伐

昨日までの梅雨空からすっきりとした晴れ間が広がった中での作業なった。

今回の雑木林作業は、
みんなで最初にヤマモモコースの状況確認を行い、作業に取り掛かった。

砂防堰堤上の雑木の除伐作業を行い、踏みつけそうな場所にクモキリソウの山野草を見つけることができた。

遊歩道脇のはみ出した樹木の除伐、10数メートルあるコナラ倒木の除去、また、森を暗くしている直径30cm程のソヨゴ2本の伐倒処理を行った。

昼食場所の近くでは、前々回除伐したエリアにウスノキの
赤い実が輝いていた。

砂防堰堤上の除伐作業
砂防堰堤上の除伐作業

堰堤上の除伐作業後
堰堤上の除伐作業後

堰堤上にクモキリソウが見られた
堰堤上にクモキリソウが見られた

倒木コナラの整理とソヨゴの除伐
倒木コナラの整理とソヨゴの除伐

森を暗くしていたソヨゴの除伐作業
森を暗くしていたソヨゴの除伐作業

ソヨゴ除伐後
ソヨゴ除伐後

休憩場所脇にウスノキの実
休憩場所脇のウスノキの実

定例作業報告(炭焼きグループ)

・日時:2023年6月3日(土)
・場所:ヤマザクラフィールド
・参加者:4名

昨日は台風2号や前線の影響で各地に記録的大雨による被害を残したが、一夜明けて爽やかな好天となり予定通り作業を行った。
ヤマザクラフィールドへのアクセス林道、炭焼き窯エリアなども特段の被害はなかったようである。

この日は2号窯の設営作業。まず設営場所の地均しをして、プラスチック屋根を外して、支柱の状況を確認したところ、左右6点とも杭が土中に埋まっている部分と地上の境付近で、腐食しており全て取り換えることとした。

このためヤマザクラフィールド内で杉材など数本伐採して運搬、定尺に切断、皮むきを行い、添え材を含め打ち込み、番線による緊結作業と予想外に時間を要した。

このため、窯本体の設営は次回とすることとし、本日の作業を無事終えた。


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2号窯設営場所の地均し


屋根の柱にする木を伐採
屋根柱となる木を伐採


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先を尖らせて杭を制作


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脚立に登って杭打ち


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塩梅のよい高さになるまで杭を打ち込む


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本日はここまで






定例作業報告

令和5年5月27日(土) 天気:晴れ

雑木林グループ 参加者:12名

 今日は夕方6時からの総会開催にあたり、午前中を目途に作業を実施した。
ヤマモモコース脇の前回切り倒したままの倒木を整理し、込入ったマツ1本を切り、3本を残すことにした。また、ソヨゴとコナラとが繁茂して低木への陽光が遮られているのでコナラの枝およびソヨゴを除伐して林内を明るくすることにした。
その林内では、コアジサイ、ツルアリドオシの花が咲き、一服の清涼剤と感じられた。
また、日々笹や草の伸びが早く、草刈りも合わせて実施する必要があると感じた作業日であった。

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前回の倒した木の処理    沢に面した倒木の処理

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沢筋の整理完了 
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込み入ったマツの一本を倒し後処理実施

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ソヨゴとコナラの枝を切った広場周り
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 コアジサイの咲く林内     足元にはツルアリドオシの花

工林G
参加者:6名

本日は第7次協定2年目の間伐区域C2,C3のプロット調査を行った。
区域C2はトイレ西側のスギの人工林0.13ha、C3は林道を挟んで南側のヒノキの人工林0.31haである。
夕刻の総会のため一部の人は午前中で終了、他は2時に終了した。

午前中はまずスギ林内に繁殖している半寄生のツクバネの状態を観察した。林内が暗くなっているせいか元気がなく、枝が枯れている、または枯れかかっている部分が多く見受けられた。ここは先輩の話では自分たちが間伐したから光が入りツクバネが増えたということであった。どうしたらツクバネが元気を取り戻すことができるのか、守ることができるのか、色々検討しながら間伐に取り組むことを話し合った。

つぎにC2の境界の確定と1箇所でプロット調査を実施した。境界には黄色のテープを巻き目印とした。
プロット調査は混み合っている箇所で実施しその結果は次のとおりであった。
平均林分形状比は74.0でほぼ良好、相対幹距比Srは15.4で過密状態であった。
プロット調査箇所は比較的混み合っている場所であったが、他の部分はバラついているので、部分的に間伐をする必要がある。
午後からは、C3区域の境界の確定を行った。
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境界の確定作業
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ツクバネが密生しているが元気がない
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プロット調査(中心木から半径5.64mの円形内の胸高直径測定)
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樹高測定(勾配%を測定中)

  


定例作業報告

令和4年12月13日(火)天気 雨のち晴れ
雑木林グループ
参加者 4名
 雨上がりが遅くなるとの情報から森づくりの定例作業は中止とした。

  しかし、24日開催予定の環境大学の準備は必要ということで、人工林グループ1名の協力を得て、落ち葉積上げ用ビートルズベッドの作成に必要な杭および枠木の切り出しと運び出しを小雨が降る中で実施した。
   また、作業場所の確認、高く伸びた松の枯損木の伐倒処理等を実施した。

DSC_2516伐倒後の小枝の処理DSC_2517場所の確認と材集め
伐倒後の小枝の処理                    場所の確認と材集め
DSC_2515松の枯損木伐倒
松の枯損木伐倒
人工林グループ
参加者:5名
 前日の天気予報では遅くとも10時には雨が上がるということであったが、当日早朝でも同じであった。問い合わせがあったので、人工林Gは実施する旨連絡を行った。欠席の連絡もあったが、やまじ小舎に数人が集まった。10時の時点ではまだ小雨、じきに止むと思い現場に向かった。ヤキモキもしたが予想通り雨も上がり青空も見え始めたので作業を開始した。森の中は雨雫もなく安全に通常通り気持ち良く作業ができて良かった。
 前回作業時の玉切り等後片付けを含め、伐倒本数は5本、(プラス小木1本)であった。見上げるとギャップもでき明るくなったと感じられた。
この区域C3は平均胸高直径29cm(樹齢80年?)のヒノキ林であるが、間伐予定本数は不良木も含め34本、既に9本伐っているので累計で14本、残り20本の間伐予定である。C3区域の作業は1-2月の4回で完了して、3月はA2地区にかかる予定である。


定例作業報告

日時:10月18日(火)
場所:東大演習林
参加者:8名

本日は22年度の間伐予定地の選木と毎木調査を実施した。
先月は区域の確認とプロット調査を実施したが、その結果に基づき「残す木」の選木を行なった。
中心木から4mの竿を振り回し、その範囲内に幹距比と密度管理図から求めた「残す木」の本数分を選木し、その他を「伐る木」として赤テープを巻いた。この作業を順次全域で実施した。
その後全数の胸高直径を測定し、胸高直径ごとに「残す木」と「伐る木」を別々にカウントし集計した。
これらのデータをパソコンのソフトに入力し、現況と間伐後の形状比、幹距比Srや本数間伐率、材積間伐率等を求めた。

プロット調査で求めた幹距比Sr等と密度管理図から「残す木」の本数を決めたが、「伐る木」は小径の劣勢木が中心となることから、材積間伐率は小さくなる傾向にある。そのため目的の材積間伐率より小さくなり、追加で「伐る木」を選木する結果となった。追加で「伐る木」の選木を行い、再度パソコンで再計算し修正した。今後の課題となった。
材積間伐率が30%未満にしなくてはいけないので、結果は間伐後でも過密の状態にある。
毎木調査の結果(一部)は表のとおりである。

承認を頂いた上でこの結果に基づき次回からは間伐作業に入ります。基本を守り、安全第一にやっっていきます。
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定例作業報告

日時:8月27日(土) 天気:曇り
参加者:14名
朝からどんより曇った蒸し暑い日。前回に続いて、人工林、雑木林G共同
で林道補修。 水場付近の幹線林道と第2管理道の合流点付近の側溝及び横断水路(パイプ
)の浚渫作業を重点的に行った。 横断水路の(上流)呑み口は深くて、作業を交代しながら1m以上も掘り下
げなければならなかった。 これは林道西側の側溝が山側擁壁の上の法面から落下する枝葉を含む土砂
で塞がれ、林道を降雨が走って洗堀され林道の土砂が堆積したものと思わ
れる。 また、西側の沢からのみ流下する土砂もこれに加わっていると思われる。 約2時間、汗まみれ、泥まみれの作業で全員クタクタ。何とか通水すること
ができ、折しも正午頃に雨が降り始めてきたので作業を終了した。
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定例作業報告

日時 令和4年412日(火) 

天気 晴れ

雑木林グループ

参加者 9

ヤマモモ広場南側の藪化した所の刈り払いが終了し見通しのきく明るい森になりましたが、カワセミコースを少し下った所では照葉樹によって相対的に暗い環境がまだ残っていることから、新年度はここの整備から着手することにしました。

森は春本番を迎え、足元ではそこかしこにタチツボスミレの群生を見ることができました。

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人工林グループ
参加者:7名
 三叉近傍で林道に斜めに覆いかぶさるように枯れたクロマツが立っていた。枝が折れて林道を歩く人の頭上に落ちる可能性があり危険な状態であった。
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 まず周りの木に掛からないように倒す方向をきめ、その方向にピンポイントで目印の赤いテープを巻いた棒を立てた。そしてクロマツの上の方へロープをかけ、滑車を介して方向転換しプラロックで牽引できるように準備を行った。受け口を正確に目印の方に作り、チョークでツルの幅位置に印をつけ、安全確認のあと、その印の位置まで追い口を切り込んでいった。退避の後プラロックでロープを徐々に引いていくと予定の方向へ無事に倒れた。
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 しかし、上の方で折れた枝が何個か隣の木の枝に宙ぶらりんにかかっていた。高さ10m位はあるだろうか。ちょうど林道の真上でこれが落ちてきたら歩行者の頭上に当たってしまう。
スローラインを持ってきてもらい、それを使いロープを枝先にかけて、何度も繰り返し揺さぶりながら落とそうとしたがなかなか落ちない。一旦落ちたと思いきや、その下の木にまたかかったりして1時間くらいしてやっと落とすことができた。
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そのクロマツの先にアカマツが枯れていて、これも林道に向かって傾いていたので危険な状態であった。これは重心が林道側にあるがそちらではかかり木になるため、倒す方向を重心方向より30度ほど向きを変えることにして受け口を作り、追い口を切り込んだあとクサビを打ちこむことによりぶ無事予定方向へ倒しことができた。
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昼の休憩時間に山桜コースの花見をたのしんだ。満開の時期は終わっていたが、まだ残った花や葉桜を楽しむことができた。



山桜フィールド 炭焼き

令和4年3月5日(土)曇り
 参加者 7名(午後4名) 
 4月からの炭焼き本番を控え、薪などが雨に濡れない場所の確保として、倉庫に眠っていたテントを持ち出して、炭焼き窯の近くに設置しました。傾斜地への設置であり、高さ調整に意見を出し合い実施しました。午後は、リョウブを除伐っし、炭材とするため、40cmに切断し、テント内の台に積み上げました。

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定例作業報告

4月24日(土) 晴れ
人工林グループ
参加者:8名
 間伐材の有効利用とスキルアップのために、Kさんを先生にベンチ作りをスタートした。
 スクライバーを使ってけがき、それに沿って削ったあと丸太材を組み合わせて、かすがいや釘を使わずに、土台が2段のベンチをつくるというものです。
 本日は主に間伐材の皮剥を行った。Mさんは早速土台を2段に組み合わせて、その上に載る腰掛けの丸太をけがくところまで完了した。次回は皆がそれぞれベンチを作成する予定です。

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雑木林グループ
  参加者 14名+入会希望者1名
 新入会員のNさんと入会希望者のEさんが Iさんの案内で協定区域の見学を終え、作業場所に来てそのまま作業に加わりました。
 作業は、ホウノキ平に近いカワセミコースの沢沿いからサルナシ湿地の沢沿いで常緑樹を主体に除伐作業を行いました。
 チェンソー操作者は3名、その他の作業者は、鋏、手鋸、鉈等を使って伐倒木の枝葉処理を行い、集積整理しました。
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 作業後総会が予定されていましたので午後からの作業を若干早めに切り上げました。
  作業中サルナシ湿地にマムシグサを何本か確認し、しばし、作業の手を休めて、数人で観察ました。 
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定例作業報告

10月13日(火曜日) 天候 晴 
 雑木林グループ
参加者 8名
 今年度の重点整備作業「カワセミコース」5日目の実施です。
 「ヤマモモコース」と並行して、第一区域で最も流水量の多い渓谷が「カワセミコース」林道10m余下に位置し、急こう配の崖下作業は難攻を極めました。
 過去3ヶ所の「砂防堰堤」が治山工事として設置され土砂堆積の結果、河川敷として広がりを見られる場所があり、この渓谷をやがて草木が芽生え、豪雨被害に耐えられるより強固な河川となるよう整理伐を進めました。
 私達の森林整備は「より明るい環境」をつくるのが主たる目的です。カワセミコースは地理的に放置をすると、常緑照葉樹林に極相化が進みます。自然環境に調和しながら落葉樹の自生を促進する整備に努めます。陰陽中間で「コアジサイ」が林道沿いに繁茂する今の植生も維持しなければなりません。
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作業現場で今日の作業打合せ
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谷底での作業
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渓流
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渓流2
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斜面での作業
人工林グループ
参加者:6名
今年度初めての人工林での間伐作業でした。
まず初めに、県に提出した間伐届出書に基づき今年度の作業区域と作業内容についてミーティングをしました。
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今年度の作業区域は2箇所に分かれ、三叉奥のC-3地区(前年度の作業区域の作業道を挟んで反対側)と、第1管理道とアジサイコースに挟まれたA-1区域の人工林です。前者は面積約0.15ha、後者は面積約0.33haです。
現況本数はそれぞれ107本、211本で、そのうち間伐対象はおおよそ、それぞれ30本、50本の予定です。
どちらも比較的平坦な場所で作業には楽なところです。最初C-3地区を、それが終わってからA-1地区(樹齢70年以上)に取り掛かります。
本日はC-3地区の25本を伐採しました。ここは年輪を数えたら樹齢約25年くらいで、間伐対象は大部分が胸高直径が10cmから25cm以下で非常に楽に気持ちよく伐採できました。
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あとここでの作業は、周囲の整理伐も含めて1ないし2回で終了の予定です。


定例作業報告

令和2年9月8日(火)晴れ
参加者 17名
朝方は、やや暑さも和らいだ感じでしたが、作業に取り掛かる頃は、前日と変わらぬ暑さになりました。
作業開始時に県有林事務所の職員が見学に見えました。
作業は、一部の参加者は、幹線林道の路盤修復(土嚢で路盤凹み補充)。
他の参加者は、渓流への土砂流出を防ぐため第二管理道の崩壊地土砂止め柵を設置しました。
作業分担は、粗朶伐り出し、杭打ち、粗朶詰め作業。
谷底で作業していると、作業着が直ぐに汗でビッショリとなるほどの暑さでした。
作業中突然ホイッスルが鳴り、熱中症予防のため休憩となり、水分補給し、一息いれ、流土防止策を完成させました。
 以下に作業状況の写真を掲載いたします。
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午後は、三又広場の川原で緑陰講座「鉈の研ぎ方」講習会を実施しました。
川合講師の説明の後参加者各自、自分の鉈を丹念に研ぎ、切れ味を確認していました。
道具は、常に管理が必要なことを感じました。
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定例作業報告

6月9日(火曜日) 天候晴時々曇り 
雑木林グループ
参加者 7名 
4月からの新年度の作業計画は大幅に遅れていますが、主要課題の
林道「カワセミコース沿いの整備」でも観察者、作業者の安全を優先し
路肩崩壊部分の改修に着手いたしました。
 
約10m長さに亘り、山側からの土砂崩壊が林道に連鎖をし、幅員が
1/2に欠落、約8m下の谷に落ち込む土留工作と通行路としての橋掛
けを行う計画です。
 
今日の作業はヒノキ4本を伐倒し用材確保に取り組みました。崩壊する
急斜面の作業で困難を極めましたが、通行路となる木橋部分の用材を
確保するにとどまり、杭材など副資材は次回作業日に持ち越しました。
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人工林G
参加者:8名
人工林グループの6人は、前回に引き続いて第2管理道沿いのアカマツやオオバヤシャブシなどの枯損木伐倒および整理伐を行いました。
前回やり残した道路の山側の崖上のアカマツの大木はチルホールも駆使しながら安全第一で伐倒作業を行いました。
また、管理道工事の谷側のヒノキ植林地の中にはヒノキの間を何度も湾曲して伸長したオオバヤシャブシが何本もあり、この除去には意外と手間取りましたが何とか無事に除去し、明るい空間となりました。
人工林グループの他の2人は、毎年恒例のA地区、B地区、C地区それぞれの基準木24本の胸高直径測定を実施しました。昨年に比較して胸高直径で0.2cmから0.6cm、平均で0.4cm大きくなっていました。
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定例作業報告

雑木林グループ
 
8月13日(火曜日)天候 晴時々曇り 参加者 6名
アジサイ道整備作業
 
7月28日以来 連日35℃超えの猛暑が続くなか午前の半日作業
と午後の緑陰講座;「伐倒作業の安全確保」(合同)が行われまし
た。
 
アジサイ道の東、沢沿いのくぼ地中心にハリエンジュ(マメ科、別名
 ニセアカシア)が30本余樹高15~20m、胸高直径は30~40㎝
に成長しています。樹齢は30年超えです。
過去、緑化資材として治山、砂防地に植栽・活用された経緯があります。
現在、安定した治山が確立されその役割は終え、マメ科植物特有の
根粒菌によって富養化、他の植物と競合して在来種の生育を妨げる
問題があり、また根系支持力が衰え倒れやすい危険もあります。
 
ハリエンジュを伐採し採光を良くし、道沿いのヤマザクラ、イロハモミジ
を中心とした森林景観を改善する可能性を現地検討いたしました。
当日、ベテランのYさんが積極果敢にハリエンジュ大径木2本を伐倒
架かり木、他樹木の損傷など確認、作業量の目途などの提案を受け
全量伐採を目標といたしました。
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(同時植え付けた樹木の成長の違い)
(左)ヤマザクラ (右)ハリエンジュ
CIMG0602ハリエンジュ
ハリエンジュの切株

人工林グループ
参加者:7名

 本日は、お母さんとご子息、お嬢さんの3人家族も参加いただきました。

 暑い中しっかり汗をかきながら、午前中は枯死木の整理とソヨゴ等の除伐を行
いました。午後は緑陰講座でした。

 枯死木は、以前から伐採予定であったが度々の雨などにより延期になっていた
コナラの枯死木で、一ヶ月ほど前に雨風により自然倒壊していました。幹周りが
70cm以上の大木で急斜面にあり、下の方に大きなヤマザクラや植栽のヒノキが
あるため、チルホールを使って狙いを定めて倒す計画でした。倒壊している様子
を見ると、枯死木は根こそぎ倒れて斜面をズレ落ち、その時の衝撃で枝が折れ、
先端はもう少しで林道に届くくらいでした。幸い事故もなく、ヤマザクラも植栽
のヒノキも無傷でした。二人掛かりでその処理を行いました。残りは林道に覆い
かぶさるように倒れかかっていたソヨゴなど数本を除伐しました。

 Y君はチェーンソーを使ってみたいということでしたが、今回は申し訳ないけ
れど手鋸での木の伐採の体験をしてもらいました。 


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緑陰講座

定例作業報告

427日(土)晴れ

人工林グループ 参加者6人 

まばゆい光に輝く新緑のもと、今日は昼から楽しい新芽を食す会が待っているので、午前中のみの作業でした。

水場上流の林道東側の人工林(第4次協定(201315年度)期間に間伐した区域)で、林道側に傾いて倒れかけている2本の杉を伐倒しました。

直径40cmの中径木で、東海自然歩道になっている林道を行きかうハイカーの安全を第一に監視員を上下に配置して、伐倒、玉切り、枝払いを無事終えました。

さらに第2管理道に覆いかぶさるように傾いていたコナラの枯死木を処理を行いました。
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雑木林グループ  

 参加者 13名 

「東海自然歩道」と交差する、猿投の森(やまじの森)の登山者が頻繁に交流する「三又区域」の整備作業に着手しました。

今回は、「古窯観察路」周辺の整備と希少木「ヤマボウシ自生域」周辺の整備を主として取り組みます。 

「古窯観察路」は催事の際、必ず来場者が通るコースであり植生の豊かさを維持する整理伐が中心となります。またヤマボウシ(ミズキ科 落葉高木) 樹高10mを超えたものを含め4本生育している。アカマツ、コナラなど枯死木の合間を縫って採光に恵まれ成長、さらに日照を妨げる常緑樹の整理伐をしました。

枝ぶりも水平に張り出し、6月~7月には白い総苞片の花が樹冠一面に、清楚な雰囲気をかもしだします。

(場所は三又の渓流交差域の砂防提から、北歩道方向に一段高く視点をおき、林道から観察することができます)

尚 この区域の作業は5月も継続して実施予定です。

CIMG1259 (1)ヤマボウシ
ヤマボウシ
CIMG0517宙切
宙切(足下は谷です)
CIMG0514古窯整備
古窯域作業


 


定例作業報告

4月9日(火) 合同作業  天候 晴時々曇り 参加者12名 
 崩壊、損傷が進んでいたヤマザクラコース(尾根路)から三又広場へ下る、階段状歩道の整備に取り組みました。この歩道は会創設時「2005年日本国際里山保全ワーキングホリデーin Aichi」が開催された節、外部講師を招き全員で完成させた経緯があります。 
 経験豊富なYさんをリーダーに、急斜面は階段状ステップ路を作り土石崩壊の危険な部分は、間伐丸太を長尺杭の打ち込みで支持しおよそ80mの観察路を開設時コースを維持、部分補修としました。 
 路上をおい被さるように、コナラの大径枯死木があり危険な状態であった伐倒作業を、Yさん中心に実施、無事後処理も終えました。
4月13日(土)観桜会をはじめ、今後の観察路に活用されます。
20190409ヤマザクラコース下り遊歩道
補修整備された斜面の遊歩道
20190409定例コナラ枯死木処理
コナラ大径枯死木の伐倒処理作業

人工林グループ

参加者:4名

 午前中は、4名とも雑木林Gとの合同作業でヤマザクラコース

(尾根路)から三叉へ下る階段状歩道の整備を行いました。

その時Yさんがコナラの大径木の伐採をしました。

午後は1人がその伐倒後の処理を引き続き行い、3人は北歩道で

の枯死木伐採に向かい、50cm超のコナラの枯死木2本を伐採し

ました。

 この北歩道では、前回3月19日(火)での臨時作業日におい

て枯死木の伐採を行なっています。その時はサクラの70cm超の

枯死木1本とコナラの枯死木5本の計6本を伐採しています。

本日の2本と合わせて計8本となりました。

 

定例作業報告

1月26日(土)晴

人工林グループ

参加者:7名

 本日は体験間伐にHさんが参加されました。

チェーンソーを使った間伐を希望されています。

安全具を身につけてチェーンソーを操作してもらいました。

 玉切りのあと立木を伐倒してもらいました。

 入会をお待ちしています。

 本日の伐倒本数は6本でした。

この区域(2ーb)での累計伐倒本数は105本になりました。

3時から公民館で全体ミーティングがあるため早めの作業を終

了しました。

雑木林グループ

参加者 会員  10名 受講者 4名 計14


 今日は「なごや環境大学講座」から、2回目の受講者の方を迎え

(成人男子2名小学生男子1名、女子1名)服装もカラフルで森の中が

華やいだ雰囲気となり、和気あいあいで始まる。

 
U副代表が講師役となり、森の生い立ち、現況の植生に対し整備

作業の目的を説明し、常緑小木を鋸で安全に切り取り積み上げて整

理を続けていくおそらく初体験と思われるが要領がよい

楽しそうだ。 


レイチェル・カーソン(アメリカ 自然科学者)は「子供たちの

世界は、いつも生き生きとして、新鮮で美しく驚きと感激に満ちあ

ふれています。森の中の神秘さや不思議さに目をみはる機会を与え

ようセンス・オブ・ワンダー」と唱えています。


林道(1号管理道)の整理伐も順調に進み、ホウノキ平駐車場ま

でを残すのみとなります。

CIMG0381s
CIMG0389 (2)CIMG0392 (2)




定例作業報告

1月15日(火)曇り後小雨
人工林グループ
作業場所:演習林
参加者:6名
 本日は新たにT嬢が参加されました。チェーンソーは全くの初めてとのことですが、Wさんの指導のもと玉切りから最終的には立木の伐採まで挑戦されました。なかなか堂に入った姿で、これからもどんどん参加いただきたいですね。
 夕方から雨予報でしたが1時半過ぎにポツンと降りどうなるかと心配しましたが、あとはなんとか持ってくれて、作業には影響ありませんでした。
 本日の伐採本数は22本でした。従って、この区域(72林班い10小班)での作業は、2017年9月からスタートし、2回のプロット調査のあと、雨天中止を経て12月から今回までの9回の間伐作業により、978本あったヒノキの人工林(0.57ha)において、計359本(間伐予定のもの352本と追加7本)を間伐しました。これで進捗率は100%となり完了しました。間伐率等をまとめると表の通りです。材積間伐率30%目標として間伐したところ結果は29.9%、形状比(目標70)83.6、幹距比(目標20%)19.5%となりました。形状比は年数が経てば直径が大きくなり70に近くづくと思われます。
 伐採後の処理もYさんやIさんがしっかり行い整然ときれいに整理されました。斜面上部から間伐した場所を見下ろすと、すっきりとした様子に、この2年間でここまでよくやったなと感慨深いものがありました。みなさんご苦労様でした。この日は曇りでしたが、晴れの日には木漏れ日が地表を射しまばゆい光景になるだろうなと思いました。今は下の方の地表には草本類がほとんどありませんが、何年か経つと緑豊かなところになることを期待しています。
 来年度10月からの演習林での間伐作業は、ここの東側に隣接する5年ほど植林が遅い人工林の予定です。
 次回2月は山桜フィールドの整地作業の予定です。
20190115東大1
20190115東大3
20190115東大4
20190116東大2


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