活動報告

定例作業報告

6月23日(土)曇りのち雨
人工林グループ
参加者:6名
 天気予報では午前中は曇り、12時から強い雨。
 本日の作業は、三叉手前南側斜面上部にあるコナラの大木が枯れているのが、下からの観察で確認できましたので、まずこれを伐倒しようとしましたが、結構な大木で、その上斜面で足場も悪く、倒れても林道までは届かないようなので今回は様子見としました。再検討したいと思います。
 次に、三叉の看板後ろから少し登ったところに2本のアカマツの枯死木があったので、それらの伐倒を行いました。その作業の終わりがけに天気予報通り12時ごろから雨が降り出したので玉切り作業を完了し、午後からの作業は中止としました。

雑木林グループ
参加者:9名
 久しぶりにAさんが参加されました。
 作業場所は、ヤマモモコースの西側谷沿。作業内容は、除伐作業、前回の作業で伐倒し谷に橋渡しになったままのアベマキとマツを玉切りし、谷筋に沿って整理しました。暑さもあり、水分補給の小休止をしてから、シラカシの大木1本を伐倒処理し、枝払い、玉切りし整理した時点で、雨がぱらついてきました。12時近くになると次第に雨が強くなり、作業を切り上げやまじ小舎に引き上げました。道具の整理をして、小舎での昼食をとり、今回は午前中ののみの作業となり、散会しました。
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第87回 山路の森自然観察会報告

日時   平成30616日(土)   天気 晴れ 
テーマ  水辺の植物 生き物
参加者  13
コース  ヤマモモ広場→シャラノキコース→サルナシ湿地→第一管理道→林道→ヤマモモ広場
    今回から新リーダーを迎え気持ち新たな観察会となりました。

 熊出没情報もあることから ゲートに近いところを歩くことにして、シャラノキコースからサルナシ湿地へ向かうことにしました。
   シャラノキコースの名称となったシャラノキ(標準和名ナツツバキ)とヒメシャラの森には ぽとぽとと花が落ちていました。両者とも植栽されてものです。合弁花で花の形そのままに落ちています。花の大きさがずいぶん違って、自生地ではこうして数メートル離れたところで比べて
見ることはできません。植栽は、比較観察をできることが利点です。高い木は咲いていることを見落としがちですが、一日花ですので落花は開花したことを知らせてくれます。通称シャラノキと言われるのは、平家物語の冒頭に出てくる「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらす・・・・」その沙羅双樹(フタバガキ科)の花に似ているからと言われています。仏教三聖木のひとつとされ、お釈迦様が涅槃に入られた時に咲いていたとされ、誕生になった時の木は無憂樹(マメ科)悟りを開かれた時の木はインド菩提樹(クワ科)です。日本のお寺には菩提樹が多く植えられているのはそういった理由です。いずれの花も熱帯に育つものですので国内では植物園の温室でしか見ることはできないです。

散策道を一歩外れ、林の中を歩くと一斉にシャクガの仲間が飛び立ちました。一歩歩くごとに飛び立ち、一体何頭いるのか、捕まえようとしてもすばしっこくて捕獲することができません。シャクトリムシの仲間ですが同定することが出来なくて気になります。

 今回のテーマは水辺の植物・生物でしたので、サルナシ湿地では普段より湿地内の観察時間を多く取りました。堰堤に溜まった砂礫の上には、ツルヨシがずいぶん蔓延ってきていますが、この環境も小さな生き物にとっては良い隠れ家となっていると思います。毎年、アズマヒキガエルが産卵する水の溜まったところには、カヤツリグサ科の湿生植物のスゲ類が増えてきています。左岸の流れのある方は、ツルヨシが少なく、ここでは、山路の森では、あまり見かけないヤマジノホトトギスが多くありました。ほかの地域に多くあって貴重種ではなくても、この森に少ないものは大切にしたいものです。その他にも貴重種が見つかっていますので整備には十分な注意が必要です。

朴の木平近くでは、今回、ムヨウランの仲間が見つかりました。すでに花は終わっていましたが枝がしっかり残っていました。コウヤボウキの大株も元気に育ち、秋が楽しみです。バイカツツジも下向きに隠れるように花をつけていました。6月の季節を代表する花ヤマアジサイも素敵な花です。

今回、初の参加者の方が爬虫類や両生類、昆虫類等の生き物に詳しく、積極的に水辺を歩いて生物を探していただきました。キノコにも詳しく普段気にも留めないような小さなキノコにも名前を付けていただきました。コツボゴケの中のミズゴケノハナはとても可愛らしかったです。

■観察できたもの

木の花 ムラサキシキブ ヤブムラサキ バイカツツジ ネズミモチ ネジキ

◆草の花 オオバノトンボソウ(蕾) ミカワショウマ(蕾)ドクダミ ノゲシ ニガナ ハナニガナ シソバタツナミ コナスビ ハエドクソウ オカトラノノ イヌヌマトラノオ オニタビラコ ヒメジョオン 

◆湿地のカヤツリグサ科 オタルスゲ イグサ ホタルイ ゴウソ オニスゲ ミヤマシラスゲ

◆キノコ ヒメカバイロタケ キイアミアシイグチ カバイロクリタケ キサマツモドキ ツルデングタケ ベニヒガサ ミズゴケノハナ

◆鳥 アオゲラ ヒヨドリ キビタキ メジロ オオルリ ヤマガラ ハシブトガラス サンショウクイ センダイムシクイ ウグイス ヤブサメ エナガ コジュケイ

 

◆昆虫 カワトンボ シオカラトンボ ヤマトシリアゲ キンモンガ ヒョウモンエダシャク キマダラセセリ シャクガの仲間 ヨツボシスジハナカミキリ オバボタル ベニボタルの仲間 アシナガバエの仲間 コオロギの仲間 モリチャバネゴキブリ 

◆爬虫類 カナヘビ シマヘビ ◆両生類 タゴガエル ◆その他 ザトウムシ サワガニ

コツボゴケの中のミズゴケノハナ
コツボゴケの中のミズゴケノハナ

テングツルタケ
テングツルダケ
バイカツツジ
バイカツツジ
ヤマアジサイ
ヤマアジサイ
落花したヒメシャラの花
落花したヒメシャラの花
オカトラノオ
オカトラノオ


 

 

 

 

 

定例作業報告

6月12日(火)快晴
人工林グループ
参加者:7名
 天気は快晴。二手に分かれて作業。一方は今までの現場の整理作業。他方は年に一度の基準木継続調査。
 基準木継続調査は、平成18年までの複数年度、平成19ー20年度、平成21年度、及び平成22年度それぞれの間伐区域において複数の基準となる木を選び、それぞれ次年度から継続して6月にそれらの胸高直径を毎年測定しているものです。最初の平成19年にスタートした調査の複数区域の基準木は全部で14本、21年、22年、23年にスタートした基準木はそれぞれ4本、3本、3本で、全部で24本です。樹種はスギとヒノキです。最初の調査場所は今回で11回目となる。そこでは間伐して少なくとも11年経過しており、基準木に近づくにも低高木や灌木を押し分けながら、また勾配の場所を行かねばならない。またそれらに隠れて目印の白線のハチマキを探し出すのが難しい。地図に場所がプロットされてはいるが正確ではなく基準木を探し出すのに結構時間を費やした。
 ブッシュを分け入っていると時々、目の前に薄ピンク色のササユリや白い対になったツルアリドオシの花が現れた。
 11年も経過すると間伐によって陽が差し込み草本層や低木層がかなり発達している様子が感じられた。いい感じです。しかし、また樹冠に覆われており2巡目の間伐が必要になっているように思えた。
20180612ササユリ
20180612胸高径追跡基準木
20180612基準木位置図
20180612胸高径追跡
雑木林グループ
参加者:10名
 OさんとTさん2名は、ハチトラップを撤収し、捕獲状況の調査を行った。
 ヤマモモコースがシャラノキコースに合流する沢の手前まで、沿道両脇の除伐作業を実施した。Yさん、Sさん、Wさんはそれぞれ作業間隔をとって、コースの左側沢沿いの枯死木を主体に除伐作業を行った。
 残りのHさんらの5人のメンバーは。コースの右側沿線の除伐作業(特に樫類中心に)を実施した。
DSCF2398オオスズメバチ s
トラップに入ったオオスズメバチ
 

民有林整備活動報告

5月17日(木)、5月22日(火)上ノ山地内の民有林整備
参加者 両日とも 5名
民有林整備はいよいよ大詰めです。
安全な作業のため、伐倒にはやや高い位置で伐ったため切り株が30本ほど残っています。
両日ともこの切り株の伐採と、伐った株の整備を行いました。
22日の作業を持って、民有林整備を終了としました。
常時中心となって作業を進めていただきましたYさん、樹に登っての枝落としなどをしていただいたMさん、植生を意識した伐採をしていただいたSさん、代表、副代表始め多くの皆さんの参加をいただき、無事終了しました。約2年間の作業でしたが、重心が大きく傾斜した樹の伐倒、チェンソーのバー(刃)が届かないような大木の伐倒、重心の反対側への伐倒、チルホールの効率的な使用方法など、大変多くの経験が出来ました。今後このような森での作業はないかも知れませんがよい体験でした。

 切株 整理切り

最後の高い切株の伐採

整理伐前の景色

作業開始前の姿

皆伐完了風景

皆伐終了後の状態(北側を望む)伐倒したばかりなので禿山の状態です。

皆伐終了風景南

皆伐終了後の状態(南側を望む)2年経過すると多くの木が成長してきています。









定例作業報告

5月26日(土)快晴
 雑木林グループ
 参加者 7名
 4月10日から始め、4日目の林道「ヤマモモコース」整理伐に取り組みました。
 このコースは過去、治山堰堤設置の為、広幅林道となっています。
 林道両幅は各10mの範囲で整理伐が可能、マツの枯死木が多いゾーン、ヤマザクラの照度改善の整理伐等臨機応変に作業を進めました。
 今日は体験研修の為、Tさんが参加されました。鳥類、昆虫などの生態調査得意のようですが、植生の実態を知るのも効果的と…今後の活躍が期待されます。アジサイエリアから第一管理道に向う遊歩道に、倒木がある情報Wさんがコナラ枯死木伐倒と併せ対応していただく。

人工林グループ
参加者:4名
 天気は快晴。午後からは非常に暑くなり、斜面を上り下りするだけでしっかり汗をかき疲れました。
 参加者は4名ですが、そのうち一人は午前中のみで体験実習者の指導。
 本日の伐採本数は5本と後処理。累計で64本となりました。除伐予定本数は159本(現況密度調査表での間伐対象本数は227本となっているが、表の注記のとおり実際の本数は表の数値より少ないと考えられるため70%としている)。従って進捗率は40.3%となりました。残りは10月−3月で完了予定です。
 不良木の除伐中心と言えども一部間伐対象のものもあり、70年超のヒノキは立派に成長しています。利用できないのは勿体ないなと思います。しかし、他の木の成長のためと、森林の公益的機能のために必要なことです。陽の光も林床に届くようになり、林道からの眺めもよくなりました。
 作業も終わりやまじ小舎に戻ってから、終礼のときに右手首にちくっとするものを感じました。袖口をめくると手首に黒いものがついています。一瞬、「マダニだ」と叫びました。蚊取り線香をぶら下げている人がすぐにその火をマダニに近づけてくれました。タバコを吸う人がタバコの火を近づけてくれました。それでも、離れず、牙が食い込んだままです。
 家に帰り病院に行こうとしたら、今日は土曜日で休みだよと言う。しかたないので、以前買っておいた「マダニ取り器具」を取り出し、説明の通り牙の横から挿入し少し浮かせゆっくり回しました。牙ごと外れました。早速写真撮影。
 食いついた跡を15倍のルーペでじっくりと観察しましたが、牙が残っている様子はありません。一応一安心です。マダニは結構大きいが平べったく、まだ血を吸っている様子ではありませんでした。食い付いてすぐに火を近づけたので、血を吸う暇もなく絶命したようです。
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