シャラノキコースに入るとツルグミとナワシログミの雑種のウラギンツルグミを皮切りにアラカシ、アオキ、ヒサカキ、ムベ、ヒイラギ、シキミとチェックが増えていきました。遊歩道はコナラやアベマキ等の落葉樹の葉が散り敷いてしっとり金茶色、そしてタカノツメの落ち葉は焼き芋のような甘い香りがしています。ヤブツバキ、アセビが咲き始め、シュンランの花芽も見つけました。フユイチゴの甘酸っぱい実も味わいました。
ヤマモモ広場に戻ってリストをチェックしたあと、雨が降る前にとまずは昼食をとり、そのあと堰堤に行き、久しぶりに見たカゴノキとその背後のリンボクの成長ぶりに驚きました。心配した雨にもほとんど会わずに31種の照葉樹を確認でき、初冬の森歩きを楽しみました。