やまじの森 自然観察会

第73回山路の森定例自然観察会

日 時   平成29年4月15日(土)
テーマ    木々の芽吹き
参加者   16人
コース   ヤマモモ広場ーーーカワセミコースーーーーサルナシ湿地ーーーシャラノキコースーーーヤマモモ広場(昼食)終了
  朝の集合時は青空のもと、モモノキ広場では、木のてっぺんでオオルリが鳴いてでむかえてくれました。また、下を見ると青大将がスルスルと目の前を横切り木に登り始め安住の場所で止まりのんびりする様子が見えました。まだ冬眠から覚めたばかりか、ほっそりした体形(羨ましい)。
 森の中はコミツバツツジがたくさん咲き始め、明るくなりました。クロモジに代わってシロモジノ花も咲き出しました。山桜の花びらが風に乗って舞ってきます。足元にはマキノスミレがたくさん咲いています。ニオイタチツボスミレもモモノキ広場に咲いていました。ニオイは人によって感じる人、感じない人があるようです。 
ツブラジイの大木の下でお茶を飲みながら、やっと桜も咲いて春が来た喜びをみんなでかみ締めました。
来年もみんなで桜が見れますように・・・・・
「鳥 」  オオルリ、センダイムシクイ、イカル、ソウシチョウ、メジロ、ウグイス、ハシブトカラス、コゲラ、シジュウカラ、ヤブサメ、カケス、ヒヨドリ、コジュケイ、エナガ、アオゲラ、
ヤマガラ
「芽だし」  オオウラジロ、ハリギリ、
「木の花」  オオカメノキ、クロモジ、ヒサカキ、アオキ、コブシ、シデコブシ、ヤシャブシ 、ヤマウグイスカグラ、キブシ 
「蕾」   ミヤマガマズミ、ムベ
P4150304オオカメノキ (1024x683)
オオカメノキ
P4150332ニオイタチツボスミレ (1024x683)
ニオイタチツボスミレ
P4150337イチヤクソウ (1024x683)
イチヤクソウ
P4150358マキノスミレ (1024x683)
マキノスミレ



 

第72回 山路の森定例観察会報告

日 時  2017318日(土)    天気  晴れ

テーマ  春をさがそう

参加者  16

コース  三叉広場→旧シイタケ原木置き場→ヤマザクラコース→WC→北歩道→古窯跡→三叉広場→シャラノキコースのコウヤミズキ→ヤマモモ広場 

 今週は春らしいおだやかな日が続いています。今日も風もなく観察日和です。

 今回は奥の三叉広場から出発しました。そして今年度最後の観察会でもあり、森へのお礼を込めて恒例となったゴミ拾いをしながら歩きます。 

 林道や遊歩道の両側にはアオキが多くなりました。実生から育った木が、いつの間にかずいぶん背が高くなってきています。今日の観察会では花は少し早く、あと2週間くらいで咲くと思われます。雌雄異株で花を見ると雄株雌株の区別がつきます。濃いワイン色の星のような花の中に、黄色のおしべが45個ついているのが雄花で雄株です。花の中に緑色のめしべが見えるのが雌花で雌株、赤く色づいてきた細長い実を花といっしょにつけています。ふだん目立たない木ですが、こんなにかわいい花が咲きます。 

ヤマザクラコースの尾根のコナラの樹に、鳥(たぶんコゲラ)が穴をあけた跡がありました。おそらく捕食のためにあけた穴だと思われます。おいしそうな虫を見つけたのでしょうか。ウグイスの「ホーホケキョー」のさえずりも聞こえてきました。ミヤマシキミのつぼみがふくらみ、シキミの花が咲き、ショウジョウバカマのピンクの花が咲きはじめました。 

三叉広場までもどり、ヤマモモ広場まで移動し、シャラノキコースのコウヤミズキの花を見にいくことになりました。コウヤミズキは咲きはじめたばかりで、黄色の花色も濃く、おしべの赤がきれいでした。春はそこまで来ています。 

観察したもの 

 鳥の声  ソウシチョウ(観察) ウグイス エナガ シジュウカラ

 花    スズカカンアオイ シキミ ヤブツバキ コウヤミズキ
                 ショウジョウバカマ

 その他つぼみのふくらんでいるものは、多数ありました。

コウヤミズキ
コウヤミズキ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
鳥のあけた穴
鳥があけた穴
ミヤマシキミ
ミヤマシキミ



 

第71回 山路の森定例観察会報告

日時   2017218日(土)   天気 曇り

テーマ  冬芽とロゼット

参加者  16名(うち中日新聞を見ての初参加2名)

コース ヤマモモ広場~丸木橋~サルナシ湿地~シャラノキコース~ヤマモモ広場
 冬の森は 見るべきものがないと思われがちですが、冬しか見られないものも多くあります。その中の一つが、今回のテーマの冬芽やロゼットです。冬芽は葉痕とセットで見ると、とてもユニークで可愛いものが多いです。寒い冬の間は、しっかり芽鱗に包まれ、その中で芽を育みます。芽鱗のないものは、芽を保護するための毛で覆われ、それぞれ工夫して春の訪れを待ちます。ロゼットは、地面にべったり張り付いて風を避け葉を広げ精一杯、光を浴び冬を過ごします。厳冬期の2月の観察会は、植物の生命力、春の息吹を存分に感じとれる時期でもあります。

出発地のヤマモモ広場付近には、目線で観察できる樹木が多く、じっくりと冬芽の観察ができる場所です。 ここで充分に時間を取ってから丸木橋方面へ下ることにしました。冬芽の王様は、やはりオオカメノキでしょうか、大きな花芽を抱えて楽しそうに万歳をしていました。三大美芽のひとつネジキも図鑑どおりで英国の近衛兵に迎えられました。名前の由来となったタカノツメは鷹の爪に似ていますか?

広場を出てすぐ左に入ったところにマンサクの木があります。 春に「まず咲く」ということからマンサクと名付けられたということが通説になっています。黄色く色付いていましたが蕾の状態でした。樹高があり写真が撮れなくて残念でした。この辺りは、ヒメシャラの幼木があちこちにあり、このまま10年もすればヒメシャラの花が咲き乱れる森となるでしょう。

遊歩道脇のコアジサイの枝にウグイスの巣を見つけました。まだしっかりしていて昨年のものと思われました。 ウグイスは藪の中に巣を作ると思っていましたが、夏の間は葉が茂って隠れていたと思われます。

丸木橋を渡って、しばらく行くと、鳥の羽が散らばっていました。鳥に詳しい参加者の方によるとシロハラの羽ではないかということでした。猛禽類の餌食になったと思われます。厳しい自然界の食物連鎖を感じながらサルナシ湿地に向かいました。毎年、湿地内の水のあるところにアズマヒキガエルの産卵が見られますが、まだ早かったです。やはり3月の初旬頃と思われます。

湿地内のロゼット(根生葉)を観察してシャラノキコースでヤマモモ広場に戻り昼食としました。

◆観察できたもの

【冬芽】 オオカメノキ ネジキ タカノツメ タラノキ リョウブ ニセアカシア ヤマコウバシ マルバアオダモ エゴノキ ヒメシャラ ダンコウバイ ニシキギ クロモジ シロモジ ウワミズザクラ コウヤミズキ ノリウツギ バイカツツジ ウリカエデ等

【ロゼット】 ショウジョウバカマ ハナニガナ セイタカアワダチソウ ダイコンソウ シュウブンソウ トウバナ等

【鳥】 ルリビタキ シロハラ コゲラ エナガ シジュウカラ 【鳴き声】 ヒヨドリ ウソ メジロ ソウシチョウ カケス

【その他】 ウグイスの巣跡 大量のシロハラの羽 日時  

ウグイスの巣 (4)シロハラの羽 (2)
ウグイスの巣       シロハラの羽
オオカメノキ (2)ショウジョウバカマ (2)
オオカメノキ     ショウジョウバカマ
タカノツメ (2)ネジキ1 (3)
タカノツメ     ネジキ
ハナニガナ (2)ヒメシャラ
ハナニガナ     ヒメシャラ









 

第70回山路の森定例観察会

平成29年1月21日(土)   天気 晴れ
テーマ : 冬の野鳥観察
参加者 : 15名
   観察コース : ヤマモモ広場 → 林道 → 2号管理道 → 林道 → 北歩道
 → 三又 → ヤマモモ広場
  先週からこの冬一番の寒気が南下してきて寒い日が続いていましたが、今回は、おだやかに晴れました。でも森は昨晩に降った雪で雪化粧をしていました。雪景色の中を歩ける観察会は年に数回です。雪を踏みながらの観察会になりました。
  今回のテーマは野鳥観察です。集合したヤマモモ広場では、この雪のせいか鳥の声は聞こえず姿も見えませんでしたが、少し雪が融けてくるとコゲラのギーギーという鳴き声が聞こえてきました。この声が聞こえると木の枝に姿が見えるのですが、今日は探せませんでした。ウグイスはまだ地鳴きのチャッチャッという声でした。ヤブツバキの赤い花がチラホラとしか見えませんでしたが、蕾がたくさんありこれから春まで楽しませてくれます。
 コナラのドングリが根を出していました。“春までガンバレ”と応援したくなります。ドングリは条件が良ければ秋からでも根を出して冬を越します。シロモジの葉は褐色のまま寒そうにまるまって木に残っていましたが、春の花芽と葉芽はちゃんと準備していました。雪の中でも森を歩くと暖かくいろいろな冬芽も観察できました。
 林道沿いの日当たりのいいヤマザクラの大木の下でお昼をとり、1月の観察会は終了しました。

観察できた鳥の声 アオジ ウグイス ヒヨドリ メジロ コゲラ 
         シジュウカラ ハシボソカラス

猿投の森雪
猿投の森雪景色
 
コナラのドングリ コウヤボウキ
コナラどんぐり       コウヤボウキ

ヤブツバキ (2) 
ヤブツバキ



 

第69回 山路の森定例観察会

  日時 2016年12月17日(土) 晴れのち曇り    
     参加者  13名
  テーマ  照葉樹
  コース  モモノキ広場→ カワセミコース→ 朴木平→  サルナシ湿地→ 古窯跡→ 
        ヤマモモ広場→ 林道→ 堰堤→ ヤマモモ広場・昼食・解散
         朝は「今年一番の寒さ」と言う気象予報士の言葉に、いつもより一枚多く着込んでやってきました。
         モモノキ広場は野鳥の混群が来ていてすでに11種も鳴き声を聞いたと教えて頂きました。
         森は木々の葉の落葉ですっかり明るくなっていました。
         今日のタイトルは 「照葉樹」 照葉樹とは光沢のある葉を持った木です。
         葉の表面がクチクラ層(角質の層)で発達した光沢の強い深緑色の葉を持つ樹木です。
         シイ類、カシ類、タブ類、ツバキ等です。
         目にした照葉樹は下記に名前を記しました。
         サルナシ湿地から北に上がると左側の岩の所にドロバチの巣がありました(雨に濡れない場所)
         3年ほど前、堰堤を造るために大きなカゴノキ(常緑広葉樹)が切られてしまいました。
         其れを思い出し、どうなっているかと、行ってみると立派に萌芽していました。
         素晴らしい生命力に一同感激しました。
         いつもは昼ご飯を食べると解散ですが、今日は森作りの人たちが1年の締めくくりに餅つきが行われていて、お誘いを受けて帰りに寄ってお餅を沢山食しました(大根おろし、あんこ、黄な粉)、漬物、豚汁、寒い日ではありましたが、身体も心も大変温まりました。
  今年もいろいろありがとうございました。
  来年もどうぞよろしくお願いいたします。
◇目にした照葉樹 (26種) ソヨゴ アラカシ ネズミモチ 
アオキ ヤマモモ サカキ ヒノキ ウラジロガシ ナワシログミ 
ヤブツバキ モッコク シキミ(蕾) ミヤマシキミ イヌツゲ アセビ ムベ  シロダモ ヒイラギ ヒサカキ シャシャンボ フユイチゴ 
テイカカズラ カゴノキ
◇野鳥(鳴き声も含む)(26種)  ヒヨドリ  アオジ  
シジュウカラ  メジロ  ウグイス  ウソ  エナガ 

ジョウビタキ  ソウシチョウ  ルリビタキ  コゲラ  シロハラ

PC170047ドロバチ巣 PC170051ツルアリドオシ実
ドロバチの巣     ツルアリドオシ
PC170053カゴノノキ PC170057ヤブムラサキ実
 カゴノキ       ヤブムラサキ  




 
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