やまじの森 自然観察会

第80回山路の森自然観察会報告

日時   平成29年11月18日(土)  天気 雨
テーマ  落ち葉の色彩
参加者  5名
コース  ゲート前→1号管理道→朴の木平・サルナシ湿地→シャラノキコース→林道→ゲート前
今月も雨の観察会でした。参加者も少なく猿投山への登山者もいないということでゲート前の駐車場止めて1号管理道から森へ入りました。お気に入りの落ち葉を拾いながら、ゆっくり時間をかけて歩きました。冷雨の散策道には、びっしりと絨毯を敷いたような落ち葉が、朽葉色 黄朽葉 薄朽葉などで敷き尽くされ、足を踏み入れるのが躊躇らわれるほどでした。晴れた日もいいですが、雨のしっとりした日もいいものです。五枚複葉のコシアブラの葉が落ちていました。木を確認すると見上げるほどの大木で、大きな木は落葉によって存在を気づかされることも多いです。サルナシ湿地からシャラノキへ抜けるベンチのあるところからの谷は、まさに紅葉の見頃でした。
葉の少なくなった木は、実が目立つようになり多くの実の観察ができました。管理道を入ってすぐに、ナツフジの実がぶら下がっていました。来年は花も見たいものです。シロダモの木の実は今回、初めて見たような気がします。来年度はこの時期に木の実の観察もテーマに入れたほうが良さそうです。
最後にシラカシ広場でそれぞれ拾ってきたお気に入りの落ち葉の同定を行い、観察会を終えました。
□観察できたもの
◆同定した落ち葉

ナツヅタ イロハモミジ コバノガマズミ ヤマザクラ ウワミズザクラ オオウラジロノキ ミヤマガマズミ ミズキ オオカメノキ コウヤミズキ タカノツメ アベマキ クリ ウスノキ ガンピ ホオノキ ヒメヤシャブシ
◆木の実・草の実
ムラサキシキブ ヤブムラサキ ナツフジ アオツヅラフジ ネムノキ ウリカエデ コツクバネウツギ ツクバネウツギ コバノガマズミ ミヤマガマズミ ナツハゼ エゴノキ タニウツギ オオウラジロノキ ソヨゴ ヒサカキ アズキナシ シロダモ ウスノキ フユイチゴ ヘクソカズラ チゴユリ ツルリンドウ イタドリ スルガテンナンショウ

観察会風景落ち葉の絨毯
風景
葉っぱシロダモ
                                                                       シロダモ
コシアブラ
コシアブラ






第79回山路の森自然観察会報告

日 時   平成29年10月21日(土)  天気  雨
 
テーマ   木の実、草のタネ
 
参加者   6名
 
コース   三又広場 → 北歩道 → WC → ツクバネ群生地 → 
 
         →三又広場
 
 今朝は雨具の支度をして山路に向かう。 21号台風が近づいているた
め雨が続きます。ゲートに着くとコミニティチャンネル「そらまめ」さんの
スタッフさんが1人待っていました。
雨の中やってきた観察会の人達と三又広場に集合して観察会は始
まりました。
 
歩き始めてすぐにオオウラジロのりんごにそっくりな木の実が落ちていま
した。私たちは美味しいと言いながら食べました。(ほんとは渋かったけど)
 
時々山道に赤い実が落ちていました。
アズキナシの実、アオハダの実、雨に濡れて赤く光って美しい。
 
あらあら、サワガニもお出まし、カエルも目の前に飛んできました。
サワガニは赤くて目立ちますが、カエルは枯れ葉と同じ色、何処へ行った
のか分からなくなりました。
 
雨の森でも、なかなか楽しい観察会になりました。
ただし足元には充分気を付けて歩きました。
 
さすが雨の中野鳥の声は聞くことができませんでした。
次回はお天気になりますように・・・・・
 
」  アケボノソウ アキノキリンソウ  コウヤボウキ  ノコンギク
     ヒヨドリソウ  ヤクシソウ   
」  オオウラジロノキ  ガマズミ  アオハダ  アズキナシ 
     シロモジ  ヤブムラサキ  ツクバネ  ツルリンドウ  ゴンズイ  
 
 PA170002ツクバネ(ビャクダン科PA170003アズキナシの実
ツクバネ      アズキナシ  
PA170004オオウラジロの実PA170012コウヤボウキ
オオウラジロノキの実     コウヤボウキ
PA170018ツルアリドウシ実PA170019アケボノソウ(リンドウ科
ツルアリドウシの実        アケボノソウ




第78回 山路の森定例観察会報告

日時  平成29年9月16日(土)   天気 雨
テーマ 秋の野草
参加者 11名
コース ゲート前 ---  林道 --- 大曲がり--- 林道 --- シラカシ広場
 
 大型の台風18号が九州に接近中のために朝から雨模様でしたがそれにもめげず常連11名でゲート前から出発しました。
    林道両側にはテーマにふさわしい秋の野草たちが雨に濡れていっそう美しくけなげに咲いています。森の音楽祭準備の除草作業で残しておいて欲しい植物に黄色のテープでマーキングしながら林道を歩いていきました。
    この季節にはキク科の植物が数多く見られます。秋分の日を間近に控え花盛りのシュウブンソウ、煙草のキセルの雁首に横向きに咲く花が似ていることから名付けられたガンクビソウ、ノコンギク、シラヤマギク等、清楚な花たちです。アサギマダラが吸蜜にやってくるヒヨドリバナも咲き始めました。
    昨年の音楽祭の鑑賞中この蝶が会場で舞っていて感激しました。今年もこの森で何頭も見られることを期待しています。
    ヌスビトハギ、キンミズヒキ、イノコズチ、ササクサ等の花期が終わり果実が目立つようになりました。これらは衣服に取り付くので厄介者ですがしたたかに子孫を残そうとしているのです。
    タデの仲間も小さな桃色の花を付けています。中でもママコノシリヌグイは愛らしい花ですが茎には下向きのトゲをびっしり付けています。漢字で書けば「継子の尻拭い」と継子いじめの象徴のよう。ヘクソカズラ、オオイヌノフグリ同様、可愛い花にもかかわらず可哀想な名前の植物の一つです。
    大曲がりのヌルデに奇妙な虫こぶがいくつも出来ています。これはヌルデミミフシといいアブラムシの仲間が作ったもので、中は空洞になっており、壁に貼り付いた粒々にはよく見ると手足があります。この虫こぶにはタンニンが多く含まれ、昔はお歯黒の原料として用いられたそうです。
    自然観察グループは植物保護のために、杭を打ち、ロープを張り、名札を付ける作業をしてきました。しかし今回の観察会で数カ所、ロープが無くなっているのを発見しました。数日前の下見時にはあったのに、、、理由も分からず困惑しています。
 雨のなかの林道歩きでしたが秋の訪れを満喫し、正午頃解散しました。
 
上記以外に開花していた植物:
ヤブタバコ、ダイコンソウ、マルバノホロシ、イヌコウジュ、
ヒメジソ、ボントクタデ、イヌタデ、ハナタデ、ヤブラン、
オトコエシ、ツユクサ、ゲンノショウコ、キツネノマゴ、
アレチヌスビトハギ、ヒメキンミズヒキ、アメリカセンダングサ、
ナキリスゲ、カゼクサ、アシボソ、ササガヤ等 
12
シラヤマギク   ママコノシリヌグイ
34
ヌルデミミフシ   ミズタマソウ
56圧縮1
サワガニ  観察風景






 

第77回山路の森定例自然観察会

日時     8月19日
テーマ    雑木林の虫 
参加者    大人 21人、  子ども 9人 
コース    ヤマモモ広場 → シャラノ木コース → サルナシ湿地 →ホウノキ平 → 1号管理道 → シラカシ広場(昼食) →ヤマモモ広場
8月に入ってから雨雲の気まぐれに翻弄される日本列島です。
昨夜は激しい雨音に目が覚めました。 山路に来てみるとやはり大地はしっかり雨水を含んでいました。林道が痛んでないか心配でした。今回は子供たちと一緒に、森の中にどんな虫がいるか探検です。
観察会参加者のお孫さんや、日本山岳会の団員の方も参加してくださいました。又瀬戸市の広報にも載せて戴き参加してくださいました。子どもさんには虫取り籠のプレゼントがありました。プレゼントの籠を肩にかけてわいわいと出発しました。蝶はなかなか逃げ方が上手でしたが大人が1頭とりました。
樹液を出している木を探しながら歩きました。
なかなか思ったように樹液にはいませんでしたが、お父さん達が一生懸命探してミヤマクワガタを1匹捕まえることができました。ミヤマクワガタは今は少なくなっているそうです。
 サルナシ湿地は昨夜の雨で十分な水分を含み、湿地らしくなっていましたでも虫の姿は見当たりません。ホウノキ広場は花は何にもなくなって、ホウノキの花の実が転がっていました。シラカシ広場に着くまでカマキリ、トンボ、セミを捕まえました。いつの間にか 「カナカナ」 と鳴くヒグラシの季節になっていたのですね
 子ども達はムカデに似たヤスデを見つけましたが、誰も欲しがりませんでした(私もいりませんが)
でも、ヤスデの名前を知っているのには驚きました。
 今回会ったばかりの子供同士が、いつの間にか会話をし楽しそうでした。又来年も子どもさんに参加していただき、虫の話を聞きたいと思いました。 

【森で見つけた虫】 
 アオカナブン  ミヤマクワガタ  ヒグラシ ヤスデ 
 オオシオカラトンボ  カマキリ  キタキチョウ  
 トンボ(何トンボ?)
 
【花】 
 ヤブラン  ダイコンソウ  キンミズヒキ  センニンソウ
 ヒヨドリバナ  ヘクソカズラ  サジガンクビソウ  
 ミズヒキ ノリウツギ(木)

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P8190246P8190247ヒグラシ
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第76回山路の森定例観察会報告

日時  平成29年7月15日(土)    天気 晴れ
テーマ 夏の野草
参加者 18名
観察コース ヤマモモ広場→林道を三叉広場→ヤマモモ広場
 梅雨のさなかの観察会です。九州北部では記録的な豪雨にみまわれ多くの被害が出ています。今週には東海地方でも五条川が氾濫しました。「いまだ経験したことのない大雨」。異常気象が異常でなくなってきています。これ以上の被害が出ないことを祈ります。
   猿投の森の中は、一段と緑が濃くなってきました。今日はヤマモモ広場から林道を三叉広場まで往復しました。これから秋に向けて次々と花が咲きます。今の時期は秋の花までの合間で花が少ないかなと思っていましたが、いろいろ咲きはじめていました。林道の両脇にはコアジサイの花殻の緑がきれいです。ヒヨドリバナの株も増えてきました。秋にアサギマダラが吸蜜にきてくれるでしょうか。
 ヤマアジサイはそろそろ終わりですが、まだ装飾花を上に向けているものもありました。ハエドクソウの目立たない白い花が満開です。
 大まがりのオオバウマノスズクサの実は5㎝ほどの楕円形の実をつけていました。まだ緑色です。
 4日前の下見の時に、積んであった砂利の上に何かの卵が3個あるのを作業中の森の会の方が発見しました。長さ1㎝くらいの楕円形の乳白色の弾力のある卵です。たぶんカナヘビの卵だろうとのことですが、この強い夏の日差しを浴びて大丈夫かな。カナヘビの卵だとしたら湿り気が必要とのこと。そして今日はその卵が見当たりませんでした。誰かが湿気のある木陰に移してくれたのかも。無事に孵化するといいのですが。
 ナツツバキは白い小型の花を咲かせていました。一日花で木の下には落ちたばかりの花が一面に敷き詰められていました。
 三叉広場周辺には、オカトラノオ、ムラサキニガナ、チダケサシが咲きはじめていました。アケボノソウは小川が増水した時に流されたのでしょうか、場所を変えて3本健在です。ミカワショウマも葉が繁ってきました。
 この暑い夏に咲く花、この夏を乗り切って秋の出番を待っている花たち、どちらもたくましく、エネルギーを感じます。

○観察した主なもの
 コクラン ドクダミ🌸 コアジサイ ノギラン(蕾) ヒヨドリバナ(蕾) シュウブンソウ マツカゼソウ ハエドクソウ🌸 ヤマアジサイ🌸 オトコエシ アマヅル ヒメジョオン アキノタムラソウ🌸 コウヤザサ チダケサシ🌸 ミカワショウマ オカトラノオ🌸 ダイコンソウ🌸 ヨウシュヤマゴボウ アケボノソウ ナツツバキ🌸 ネムノキ🌸 バイカツツジ🌸

○鳥の声
 センダイムシクイ ヒヨドリ メジロ アオゲラ サンショウクイ ヤマガラ ソウシチョウ ウグイス オオルリ コゲラ シジュウカラ クロツグミ エナガ サンコウチョウ イカル ホトトギス

オオバウマノスズクサの実
オオバスズクサの実
オカトラノオ
オカトラノオ
ナツツバキ2
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ムラサキニガナ
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