やまじの森 自然観察会

第114回 やまじの森自然観察会報告

日 時  令和2年11月21日()  天気  晴れ、風やや強し 

テーマ  落ち葉の色彩      参加者  26名(内子供1名) 

観察コース ヤマモモ広場➝林道➝第一管理道➝サルナシ湿地
            シャラノキコース➝ヤマモモ広場
 

 一昨日まで小春日和が続き、昨日のにわか雨、今日の快晴と数日前のシロモジやモミジの葉の輝きはなくなり、雨と風で散ってしまい足元は落葉で満たされていました。みなさんには、配付した袋を持って頂き思い思いに落ち葉を拾い、それぞれの葉を確認しながら足を進めていただきました。ウラジロの葉を飛ばしたり、林道脇ではブルーのクサギの実、赤いマルバノホロシの実を見ることができました。管理道脇では赤いフユイチゴが見られ、ウリカエデやタカノツメに陽があたって黄色く輝き、バイカツツジやイロハモミジの赤みがかった葉が林内に残り、森に彩りを添えていました。

一方で、ナツハゼの実、ヤブツバキの花は確認できず、コウヤボウキやリンドウの花も終わりに近づきつつありました。最後は、ヤマモモ広場から少し下ったところにあるタマミズキの赤い実を見て広場に戻り、拾ってきた葉を広げて確認し合い、Gさん作成の黒い画用紙に拾ってきた葉を貼り付けて陽に透かして見ました。どのステンドグラスもそれぞれ特徴ある色彩となり、とても綺麗でした。のんびりと晩秋の1日を楽しむことができました。

 

咲いていた花: コウヤボウキ、リンドウ、ノコンギク

見つけた実: クサギ、マルバノホロシ、フユイチゴ、
              ヤブコウジ、
バイカツツジ、イタドリ、
              マンリョウ、ヤブムラサキ、
オオウラジロノキ、
       スルガ
テンナンショウ

鳥の鳴き声: ソウシチョウ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、
       アオジ、コゲラ
、カケス、ヤマガラ

キノコ:   ツチグリ

20201121観察会
20201121観察会2

第113回 やまじの森自然観察会報告

日時   令和21017日(土)    天気  雨

テーマ  木の実・草のタネ          参加者 14

コース  三叉広場 - 北歩道 - WC - 三叉広場 - 
               林道終点 - 三叉広場
 

 急に季節外れの肌寒い気候になりましたが、雨にも関わらず初参加の小1男子を含め14人で秋を探しに出かけました。三叉広場では春には白い可憐な花を咲かせたセンボンヤリ(千本槍)の閉鎖花が何本も槍の穂先のように突っ立っていて、この実が乾燥すれば金茶色の毛槍に変身します。オオウラジロノキの実も道にころがっています。林檎の仲間なのでかじれば青りんごのような味がし、果樹酒にすると美味しいそうです。

 北歩道ではコウヤボウキが咲き始めました。一年枝の先端に桃色を帯びた白い花を付けるキク科の木本です。アケボノソウやアキチョウジも咲いています。赤く艶やかでひときわ目立つミヤマシキミの実は有毒、シキミと同様の「悪しき実」が名前の由来でこれは食べることはできません。地面を這うツルアリドオシの小さな赤い実の頂には2個ずつ並んで咲いた花の跡が見えます。ツクバネ(衝羽根)の枝先にぶら下がった実には4枚の苞が付いていて羽根つきの羽根にそっくりです。

 林道沿いのクサギ(臭木)にも実がついていました。星形に開いた赤い萼の真ん中には瑠璃色の実が輝いていて見事な色合いです。この葉を揉むとゴマのようなにおいで臭くなんかありません。センブリの葉をちぎってその苦さを味わったりもして、五感で雨の観察会を楽しむことができました。

 

[上記以外に観察したもの]

花:
 アキノキリンソウ、スズカアザミ、コメナモミ、ガンクビソウ、ノコンギク、イヌホオズキ、ノガリヤス、キッコウハグマ(閉鎖花)

実:
 チゴユリ、ササユリ、アオキ、ナツフジ

鳥:
 カケス、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ハシボソガラス
 エナガ

image001センボンヤリ
センボンヤリ
image002ウラジロノキの実
オオウラジロノキの実
image003コウヤボウキ
コウヤボウキ
image004アキチョウジ
アキチョウジ
image005アケボノソウ
アケボノソウ
image006ミヤマシキミ
ミヤマシキミ
image007ツルアリドオシ
ツルアリドオシ

第112回やまじの森観察会報告

日 時 令和2年9月19日(土)   天気 晴れ

テーマ 秋の野草

参加者 30名

観察コース 変電所前→ゲート→林道→大まがり→ヤマモモ広場(昼食)  解散

 

先週は連日の不安定な空模様と残暑に翻弄されましたが今週は一変さわやかな気候となりました。今日は変電所前に車を置きここからの出発です。

いつもは車で通りすぎるゲートまでの道には、ススキなどの根に寄生するナンバンギセルの花、果実が放射状につくノブキ、マルバハギ、マルバノホロシ、2節の豆花のヌスビトハギなど観察するものがいろいろあるのに気づかされます。ゲートからの林道にはマツカゼソウ、シュウブンソウが咲き、ゲンノショウコ、ワレモコウ、ネコハギ、アキチョウジも咲きはじめました。ヒヨドリバナは満開ですが今年もアサギマダラの舞う姿が見られるでしょうか。下見時にはつぼみをつけていたツルニンジンが今日はいくつも開花していました。

緑のドングリのついたコナラの枝先があちこちに落ちています。これは若いドングリに1個の卵を産みつけたハイイロチョッキリという8ミリほどの甲虫が小枝を切り落としたものです。孵化した幼虫はドングリの中身を食べて成長し、地中でサナギになり翌夏に羽化します。枝を切り落とすという行為は他のメスに同じドングリに産卵させないためと、幼虫にドングリ1個分の食料を確保するためと言われています。

大まがりのオオバウマノスズクサの葉には幼虫がまだ付いていました。そろそろ葉も少なくなってきているので心配です。

これから秋本番にかけて次々と秋の花が楽しめそうです。花の色に癒され、暑かった夏の終わりを感じた観察会でした。

 

上記以外で咲いていた草の花 アメリカイヌホオズキ アレチハナガサ セイバンモロコシ アメリカセンダングサ メマツヨイグサ ツユクサ イタドリ ガンクビソウ ヤブマメ ボントクタデ キンミズヒキ ヒメキンミズヒキ ギンミズヒキ ミズヒキ ノコンギク ママコノシリヌグイ ヤブタバコ スズカアザミ キツネノマゴ ヤブラン アレチヌスビトハギ ナキリスゲ イヌコウジュ ハシカグサ ヒメジソ ハイチゴザサ

 

鳥の鳴き声 ヒヨドリ シジュウカラ モズ メジロ ヤマガラ ウグイス カケス ハシボソガラス

ネコハギ2
ネコハギ
ノブキ
ノブキ
ハイイロチョッキリが落とした枝
ハイイロチョッキリが落とした枝
ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ
ホタルガ
ホタルガ
マツカゼソウ猿投
マツカゼソウ
マルバハギ
マルバハギ

第111回山路の森自然観察会報告書

1、日 時   令和2年8月15日(土) 天気晴れ 
 
2、テーマ   雑木林の虫 
 
3、参加者   27名 (大人23名、 子供4名) 
 
4、コース   シラカシ広場 → 朴木平  第一管理道 →  
 
        シラカシ広場 → ゲート → シラカシ広場 
 
        (その後場所を変えて昼食・解散) 
 
 今日も上天気です。町中の温度は39度予想の中、山路の森は涼 
 
しい。太陽光線は高い樹木、低い樹木に遮られ私たちの居心地を好 
 
くしてくれる。子どもさんも4人参加、一人は乳母車に乗って。 
 
虫かごと、大きなタモを持参してくれました。足元にはキンミズヒ 
 
キ、ヒメキンミズヒキ、ツルニガクサが咲いていました。頭上ではア 
 
ブラゼミ、ミンミンゼミが鳴いていました。キリギリスを捕まえよ 
 
うとしたのですが逃げてしまいましたが、コアオハナムグリは捕ま 
 
えること出来ました。又人間の体に止まる虫がいます、ヘビトンボ 
 
です。これがほんとにトンボ?(写真を見てください) 
 
  
 
1ヶ月前にはサルナシ湿地にはクロコノマチョウの幼虫が沢山い 
 
ましたが、今日は蛹になっていました。成虫は夕方になるとでてく 
 
るようで帰るまで姿を見ませんでした。 
 
樹木はノリウツギ、クサギの花が咲いていました。 
 
昼食の場所は小さな小川が流れる場所でした。大きなオニヤンマが 
 
縄張りを守るように何回も行ったり来たり飛んでいました。  
 
せせらぎの音が聞こえる場所はたいへん涼しい感じがします。 
 
 
 
今日見たいろいろなもの 
 
  〇木の花  ノリウツギ、クサギ 
 
   
 
○草ノ花   ハエドクソウ、ツルニガクサ、ヒメキンミズヒキ、 
 
キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、イタドリ、ヤブラン、ガンクビソウ、

アキチョウジ、ミズタマソウ ○虫     ミンミンゼミ、アブラゼミ、コアオハナムグリ、 キリギリス、ヘビトンボ、オニヤンマ、ジョロウグモ、ウズグモ、

クワガタ、クロコノマチョウ、カナヘビ、ゴマダラシロエダシャク、

キンモンガ、ツクツクボウシ、トノサマガエル     ○鳥     メジロ、エナガ、ソウシチョウ、ヒヨドリ、

コゲラ、クロツグミ、ヤマガラ、シジュウガラ

P8158402
P8158376クロコノマチョウ蛹
クロコノマチョウ繭
P8158379
クロコノマチョウ幼虫
P8158382ヘビトンボ (2)P8158395ミズタマソウ (2)
ヘビトンボ      ミズタマソウ
P8158391キンモンガ
キンモンガ

第110回 やまじの森自然観察会

日時: 令和2年7月18日()
天気: 雨
テーマ:夏の野草
参加者:7名
コース:ヤマモモ広場➝林道➝大曲➝水場➝トイレ➝三叉広場
杉の谷コース堰堤手前➝北歩道出会い➝三叉広場
(昼食)➝ヤマモモ広場
  第2波の新型コロナウイルス、梅雨後半の大雨が続く中、7名の参加者とスタッフ3名、合わせて10名で観察会を実施した。雨は早々に上がるものと天気図を確認してきたが、結局昼食の時間まで青空は望めなかった。毎年コクランが観察できる場所は、葉っぱだけの状態であり、猿投山登山口手前でサルナシの実の落下したものを確認した。そこではジャケツイバラ幼木のツルが新緑にひかり輝いていた。林道脇にはハエドクソウの小さい花が咲き、大曲りでは傘をさしてのジャコウアゲハの幼虫観察となった。途中、バイカツツジは雨に打たれて花もしおれていた。また、カラスザンショウやイヌザンショウの匂いの違いを確かめた。トイレ脇ではツクバネの写真、杉の小枝に着生したカヤランに目をこらして確認した。三叉では、毎年、初夏を感じさせてくれるチダケサシとミカワショウマの白い花がいっぱい咲いていた。一方で、頭上の林の中、右からソウシチョウ、左からクロツグミの鳴き声が聞こえ、姿は見えなかったが感動の一瞬であった。堰堤下の川の中、および杉木立脇にはミカワショウマが凛として花開いていた。堰堤下でミカワショウマを見た後は、ナツフジ、アキノタムラソウが写真対象となっていた。三叉広場にはムラサキニガナが咲き誇り風に揺れて写真撮影の難しさを感じた。三叉での昼食後は、地面と同色のタゴガエル、そのジャンプ力に驚き、帰りはクジャクゴケに目を奪われ、それぞれが楽しい観察会となった。

■観察できたもの

◇花 ハエドクソウ、ダイコンソウ、オオバノトンボソウ、キンミズヒキ、ノギラン、ナツフジ、アキノタムラソウ、ヒヨドリバナ、ムラサキニガナ、チダケサシ、オカトラノオ、ミカワショウマ、ヘクソカズラ等

◇鳥 メジロ、ハシブトガラス、ホトトギス、ウグイス、ソウシチョウ、アオゲラ、コゲラ、ヤマガラ、オオルリ、ヒヨドリ、キビタキ、クロツグミ、ヤブサメ、カケス

◇昆虫、他 カタツムリ、シマヘビ、タゴガエル、コクワガタ()、ヒメコガネ、フタスジハナカミキリ、イオウイロハシリグモ

◇木 ヤマアジサイ、ヒメコウゾ()

20200718 傘
雨中の幼虫探し
20200718 ジャコウアゲハ幼虫20200718ヒヨドリバナ
ジャコウアゲハの幼虫         ヒヨドリバナ
20200718ナツフジ20200718チダケサシ
ナツフジ              チダケサキ
20200718ミカワショウマ120200718ミカワショウマ2
ミカワショウマ
20200718タゴガエル20200718シマヘビ
タゴガエル           シマヘビ


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