やまじの森 自然観察会

第112回やまじの森観察会報告

日 時 令和2年9月19日(土)   天気 晴れ

テーマ 秋の野草

参加者 30名

観察コース 変電所前→ゲート→林道→大まがり→ヤマモモ広場(昼食)  解散

 

先週は連日の不安定な空模様と残暑に翻弄されましたが今週は一変さわやかな気候となりました。今日は変電所前に車を置きここからの出発です。

いつもは車で通りすぎるゲートまでの道には、ススキなどの根に寄生するナンバンギセルの花、果実が放射状につくノブキ、マルバハギ、マルバノホロシ、2節の豆花のヌスビトハギなど観察するものがいろいろあるのに気づかされます。ゲートからの林道にはマツカゼソウ、シュウブンソウが咲き、ゲンノショウコ、ワレモコウ、ネコハギ、アキチョウジも咲きはじめました。ヒヨドリバナは満開ですが今年もアサギマダラの舞う姿が見られるでしょうか。下見時にはつぼみをつけていたツルニンジンが今日はいくつも開花していました。

緑のドングリのついたコナラの枝先があちこちに落ちています。これは若いドングリに1個の卵を産みつけたハイイロチョッキリという8ミリほどの甲虫が小枝を切り落としたものです。孵化した幼虫はドングリの中身を食べて成長し、地中でサナギになり翌夏に羽化します。枝を切り落とすという行為は他のメスに同じドングリに産卵させないためと、幼虫にドングリ1個分の食料を確保するためと言われています。

大まがりのオオバウマノスズクサの葉には幼虫がまだ付いていました。そろそろ葉も少なくなってきているので心配です。

これから秋本番にかけて次々と秋の花が楽しめそうです。花の色に癒され、暑かった夏の終わりを感じた観察会でした。

 

上記以外で咲いていた草の花 アメリカイヌホオズキ アレチハナガサ セイバンモロコシ アメリカセンダングサ メマツヨイグサ ツユクサ イタドリ ガンクビソウ ヤブマメ ボントクタデ キンミズヒキ ヒメキンミズヒキ ギンミズヒキ ミズヒキ ノコンギク ママコノシリヌグイ ヤブタバコ スズカアザミ キツネノマゴ ヤブラン アレチヌスビトハギ ナキリスゲ イヌコウジュ ハシカグサ ヒメジソ ハイチゴザサ

 

鳥の鳴き声 ヒヨドリ シジュウカラ モズ メジロ ヤマガラ ウグイス カケス ハシボソガラス

ネコハギ2
ネコハギ
ノブキ
ノブキ
ハイイロチョッキリが落とした枝
ハイイロチョッキリが落とした枝
ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ
ホタルガ
ホタルガ
マツカゼソウ猿投
マツカゼソウ
マルバハギ
マルバハギ

第111回山路の森自然観察会報告書

1、日 時   令和2年8月15日(土) 天気晴れ 
 
2、テーマ   雑木林の虫 
 
3、参加者   27名 (大人23名、 子供4名) 
 
4、コース   シラカシ広場 → 朴木平  第一管理道 →  
 
        シラカシ広場 → ゲート → シラカシ広場 
 
        (その後場所を変えて昼食・解散) 
 
 今日も上天気です。町中の温度は39度予想の中、山路の森は涼 
 
しい。太陽光線は高い樹木、低い樹木に遮られ私たちの居心地を好 
 
くしてくれる。子どもさんも4人参加、一人は乳母車に乗って。 
 
虫かごと、大きなタモを持参してくれました。足元にはキンミズヒ 
 
キ、ヒメキンミズヒキ、ツルニガクサが咲いていました。頭上ではア 
 
ブラゼミ、ミンミンゼミが鳴いていました。キリギリスを捕まえよ 
 
うとしたのですが逃げてしまいましたが、コアオハナムグリは捕ま 
 
えること出来ました。又人間の体に止まる虫がいます、ヘビトンボ 
 
です。これがほんとにトンボ?(写真を見てください) 
 
  
 
1ヶ月前にはサルナシ湿地にはクロコノマチョウの幼虫が沢山い 
 
ましたが、今日は蛹になっていました。成虫は夕方になるとでてく 
 
るようで帰るまで姿を見ませんでした。 
 
樹木はノリウツギ、クサギの花が咲いていました。 
 
昼食の場所は小さな小川が流れる場所でした。大きなオニヤンマが 
 
縄張りを守るように何回も行ったり来たり飛んでいました。  
 
せせらぎの音が聞こえる場所はたいへん涼しい感じがします。 
 
 
 
今日見たいろいろなもの 
 
  〇木の花  ノリウツギ、クサギ 
 
   
 
○草ノ花   ハエドクソウ、ツルニガクサ、ヒメキンミズヒキ、 
 
キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、イタドリ、ヤブラン、ガンクビソウ、

アキチョウジ、ミズタマソウ ○虫     ミンミンゼミ、アブラゼミ、コアオハナムグリ、 キリギリス、ヘビトンボ、オニヤンマ、ジョロウグモ、ウズグモ、

クワガタ、クロコノマチョウ、カナヘビ、ゴマダラシロエダシャク、

キンモンガ、ツクツクボウシ、トノサマガエル     ○鳥     メジロ、エナガ、ソウシチョウ、ヒヨドリ、

コゲラ、クロツグミ、ヤマガラ、シジュウガラ

P8158402
P8158376クロコノマチョウ蛹
クロコノマチョウ繭
P8158379
クロコノマチョウ幼虫
P8158382ヘビトンボ (2)P8158395ミズタマソウ (2)
ヘビトンボ      ミズタマソウ
P8158391キンモンガ
キンモンガ

第110回 やまじの森自然観察会

日時: 令和2年7月18日()
天気: 雨
テーマ:夏の野草
参加者:7名
コース:ヤマモモ広場➝林道➝大曲➝水場➝トイレ➝三叉広場
杉の谷コース堰堤手前➝北歩道出会い➝三叉広場
(昼食)➝ヤマモモ広場
  第2波の新型コロナウイルス、梅雨後半の大雨が続く中、7名の参加者とスタッフ3名、合わせて10名で観察会を実施した。雨は早々に上がるものと天気図を確認してきたが、結局昼食の時間まで青空は望めなかった。毎年コクランが観察できる場所は、葉っぱだけの状態であり、猿投山登山口手前でサルナシの実の落下したものを確認した。そこではジャケツイバラ幼木のツルが新緑にひかり輝いていた。林道脇にはハエドクソウの小さい花が咲き、大曲りでは傘をさしてのジャコウアゲハの幼虫観察となった。途中、バイカツツジは雨に打たれて花もしおれていた。また、カラスザンショウやイヌザンショウの匂いの違いを確かめた。トイレ脇ではツクバネの写真、杉の小枝に着生したカヤランに目をこらして確認した。三叉では、毎年、初夏を感じさせてくれるチダケサシとミカワショウマの白い花がいっぱい咲いていた。一方で、頭上の林の中、右からソウシチョウ、左からクロツグミの鳴き声が聞こえ、姿は見えなかったが感動の一瞬であった。堰堤下の川の中、および杉木立脇にはミカワショウマが凛として花開いていた。堰堤下でミカワショウマを見た後は、ナツフジ、アキノタムラソウが写真対象となっていた。三叉広場にはムラサキニガナが咲き誇り風に揺れて写真撮影の難しさを感じた。三叉での昼食後は、地面と同色のタゴガエル、そのジャンプ力に驚き、帰りはクジャクゴケに目を奪われ、それぞれが楽しい観察会となった。

■観察できたもの

◇花 ハエドクソウ、ダイコンソウ、オオバノトンボソウ、キンミズヒキ、ノギラン、ナツフジ、アキノタムラソウ、ヒヨドリバナ、ムラサキニガナ、チダケサシ、オカトラノオ、ミカワショウマ、ヘクソカズラ等

◇鳥 メジロ、ハシブトガラス、ホトトギス、ウグイス、ソウシチョウ、アオゲラ、コゲラ、ヤマガラ、オオルリ、ヒヨドリ、キビタキ、クロツグミ、ヤブサメ、カケス

◇昆虫、他 カタツムリ、シマヘビ、タゴガエル、コクワガタ()、ヒメコガネ、フタスジハナカミキリ、イオウイロハシリグモ

◇木 ヤマアジサイ、ヒメコウゾ()

20200718 傘
雨中の幼虫探し
20200718 ジャコウアゲハ幼虫20200718ヒヨドリバナ
ジャコウアゲハの幼虫         ヒヨドリバナ
20200718ナツフジ20200718チダケサシ
ナツフジ              チダケサキ
20200718ミカワショウマ120200718ミカワショウマ2
ミカワショウマ
20200718タゴガエル20200718シマヘビ
タゴガエル           シマヘビ


109回 やまじの森観察会

令和2620日(土) 天気 晴れ

テーマ 水辺の植物 

参加者 23

コース ヤマモモ広場シャラノキコースサルナシ湿地第1管理道アジサイコースシラカシ広場・林道ヤマモモ広場

   新型コロナウイルスによる自粛のため3か月ぶりの観察会となりました。久しぶりにお会いする皆様はどなたもお元気で安心しました。

   ヤマモモ広場からシャラノキコースへ進むとナツツバキの花が落ちていました。ヒメシャラとともに高木で、落ちている花を見て開花を確認することができました。二つの花を並べると花の大きさで違いが分かりました。バイカツツジが葉の陰に隠れるように平開花を反り返らせて咲いていました。オオバノトンボソウもあちこちに数本見つけることができました。立ち上っても虫害なのか先枯れを起こすこと多いランです。ジガバチソウも茶色いタイプのものをみることができました。

   サルナシ湿地では今回のテーマの水辺の植物のオニスゲ、ミヤマシラスゲ、イ、ゴウソ等を観察しました。堰堤に砂が溜ったサルナシ湿地では、今ツルヨシが一面に繁茂しています。今年はそのツルヨシにクロコノマチョウの幼虫が多く発生していました。ヨシ原を歩くだけで数匹の幼虫がズボンに付くほどです。なかなかユニークな動物顔の幼虫に大いに盛り上がりました。終齢近いものや既に蛹になってしまったものまで、じっくり観察ができました。湿地の橋を渡ったところで休憩タイム、いつの間にか腕の所に大きなスズメガのペアが止まっていました。あとで調べてもらうとクチバスズメと分かりました。クシヒゲベニボタルのペアもその近くで観察でき今回は昆虫日和となりました。

    第一管理道からアジサイコースへ行く途中にササユリが咲いているという情報を戴いていましたが多くは散っていて一輪だけ遠目で観察、残念に思いながら林道に出たところで新鮮な香りたつササユリの花に出会えました。前日の雨でヤマアジサイの白がいっそう映えていました。いつも気にかけていたハンショウヅルはすでにタネになりつつあります。

   あまり派手な花もなく時間を持て余すのではないかと思われた今月の観察会でしたがクロコノマチョウ等の昆虫の出現で、いつもになく楽しい観察会となりました。

観察できたもの

花 オカトラノオ オオバノトンボソウ ジガバチソウ ササユリ バイカツツジ等

昆虫 クロコノマチョウ シロシタホタルガ クシヒゲベニボタル クチバスズメ シオカラトンボ ジャコウアゲハ等

鳥 キビタキ ヒヨドリ ウグイス ソウシチョウ コゲラ シジュウカラ ヤブサメ メジロ ヤマガラ サンショウクイ センダイムシクイ エナガ ホトトギス

クロコノマチョウ
クロコノマチョウ
クロコノマチョウ3クロコノマチョウ 蛹
クロコノマチョウ
クシヒゲベニボタル
クシヒゲベニボタル
クチバスズメ (3)
クチバスズメ
バイカツツジ 
バイカツツジ
ヤマアジサイ (2)
ヤマアジサイ
ハンショウヅル タネ
ハンショウヅル  タネ
オオバノトンボソウ
オオバノトンボソウ

 

第108回 山路の森 観察会報告

期 日   令和2年3月21日(土) 天気 晴れ 

テーマ     春をさがそう 

参加者     21名 

コース    ヤマモモ広場→シャラノ木コース→サルナシ湿地→ホウの木平→カワセミコース→展望台→あじさいコース→林道 ヤマモモ広場(観察会終了・昼食・解散) 

今日は好天に恵まれ沢山の参加者が来てくださいました。常連さんがご近所さんやお仲間を誘って下さり、賑やかな観察会となりました。 

ヤマモモ広場にはシロモジの黄緑色の花が咲き、オオカメノキの蕾も開き初めました。足元にはニオイタチツボスミレが咲いていました。 

シャラノキコースに入るとヤマウグイスカグラの花が咲き毛が沢山あることが確認できました。足元にはシュンランが沢山の花をつけていました。地味ですが可憐なヒメカンスゲも咲いていました。 

トサミズキの群落も黄色の花をつけていました(花序の軸に毛が密生花弁がヘラ形)葯は赤色、トサミズキ言いますがマンサク科です。
展望台で休憩です。ソヨゴの大木が出迎えてくれました。向かいの山側はタムシバの花は咲いていないようでした。 

ヒサカキの花の香りが漂っていました(この香りは好き嫌いがあるようです)ヒサカキの雄花、雌花を見つけました。(雄株、雌株別です) 

アオキの雄花もみつけましたが雌花はまだ咲いていないようです。(雄株、雌株別です) 

ダンコウバイ、クロモジ、シロモジの花の違いも分かりました。

春の観察会は花の香りも嗅いで楽しい観察会になりました。 

花が咲いていた木 キブシ ヤブツバキ クロモジ シロモジ シキミ オオカメノキ ヒサカキ アセビ ダンコウバイ ヤマウグイスカグラ トサミズキ オオバヤシャブシ 
コバノミツバツツジ
花の咲いていた草本 シュンラン ヒメカンスゲ マキノスミレ ショウジョウバカマ ニオイタチツボスミレ 
スズカカンアオイ 
昆 虫 ビロードツリアブ ルリタテハ テングチョウ 
クワゴマダラヒトリの幼虫
  ヤマガラ メジロ ヒヨドリ アカゲラ ツグミ 
アオジ シロハラ トラツグミ ウグイス エナガ ミソサザイ コゲラ シジュウカラP3183622シュンラン
シュンラン
P3183637ヒメカンスゲ
ヒメカンスゲ
P3183639ニオイタチツボスミレ
ニオイタチツボスミレ 
P3183640オオカメノキ
オオカメノキ
P3183645コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ
P3183646アオキの雄花
アオキの雄花
P3183647ダンコウバイ
ダンコウバイ
P3183648ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
P3183652トサミズキ (3)
トサミズキ
P3213662ヤマウグイスカグラ
ヤマウグイスカグラ

 

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