やまじの森 自然観察会

第108回 山路の森 観察会報告

期 日   令和2年3月21日(土) 天気 晴れ 

テーマ     春をさがそう 

参加者     21名 

コース    ヤマモモ広場→シャラノ木コース→サルナシ湿地→ホウの木平→カワセミコース→展望台→あじさいコース→林道 ヤマモモ広場(観察会終了・昼食・解散) 

今日は好天に恵まれ沢山の参加者が来てくださいました。常連さんがご近所さんやお仲間を誘って下さり、賑やかな観察会となりました。 

ヤマモモ広場にはシロモジの黄緑色の花が咲き、オオカメノキの蕾も開き初めました。足元にはニオイタチツボスミレが咲いていました。 

シャラノキコースに入るとヤマウグイスカグラの花が咲き毛が沢山あることが確認できました。足元にはシュンランが沢山の花をつけていました。地味ですが可憐なヒメカンスゲも咲いていました。 

トサミズキの群落も黄色の花をつけていました(花序の軸に毛が密生花弁がヘラ形)葯は赤色、トサミズキ言いますがマンサク科です。
展望台で休憩です。ソヨゴの大木が出迎えてくれました。向かいの山側はタムシバの花は咲いていないようでした。 

ヒサカキの花の香りが漂っていました(この香りは好き嫌いがあるようです)ヒサカキの雄花、雌花を見つけました。(雄株、雌株別です) 

アオキの雄花もみつけましたが雌花はまだ咲いていないようです。(雄株、雌株別です) 

ダンコウバイ、クロモジ、シロモジの花の違いも分かりました。

春の観察会は花の香りも嗅いで楽しい観察会になりました。 

花が咲いていた木 キブシ ヤブツバキ クロモジ シロモジ シキミ オオカメノキ ヒサカキ アセビ ダンコウバイ ヤマウグイスカグラ トサミズキ オオバヤシャブシ 
コバノミツバツツジ
花の咲いていた草本 シュンラン ヒメカンスゲ マキノスミレ ショウジョウバカマ ニオイタチツボスミレ 
スズカカンアオイ 
昆 虫 ビロードツリアブ ルリタテハ テングチョウ 
クワゴマダラヒトリの幼虫
  ヤマガラ メジロ ヒヨドリ アカゲラ ツグミ 
アオジ シロハラ トラツグミ ウグイス エナガ ミソサザイ コゲラ シジュウカラP3183622シュンラン
シュンラン
P3183637ヒメカンスゲ
ヒメカンスゲ
P3183639ニオイタチツボスミレ
ニオイタチツボスミレ 
P3183640オオカメノキ
オオカメノキ
P3183645コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ
P3183646アオキの雄花
アオキの雄花
P3183647ダンコウバイ
ダンコウバイ
P3183648ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
P3183652トサミズキ (3)
トサミズキ
P3213662ヤマウグイスカグラ
ヤマウグイスカグラ

 

第107回 やまじの森 観察会報告

日 時    令和2年2月15日(土)  天気 曇り

テーマ    冬芽

参加者    21名

観察コース  変電所前→ゲート→第1管理道→ホオノキ平・サルナシ湿地→シャラノキ群生地→ヤマモモ広場(昼食)→ゲート→変電所前

1月に続いて変電所前から出発となりました。今月のテーマは冬芽です。変電所の直ぐ近くの空き地でオオバヤシャブシの観察から始まりました。枝先から葉芽、雌花序、雄花序の順に付きます。星状毛で被われた裸芽のアカメガシワと葉痕に囲まれたヌルデも隣り合わせにありました。ヌルデは毛が密に生え芽麟は見えませんが裸芽ではありません。ルーペやカメラに収められた冬芽の拡大写真を覗きこんだり、それを冬芽ハンドブックで照らし合わせたりメモを取ったりと目に付く樹木を丁寧に観察しました。カスミザクラの冬芽は赤褐色でツヤがあり無毛、芽麟の先は開かないとハンドブックに書かれており、まさのにその通り。リョウブは早くに芽麟を落としますが、まだ残っているものもありました。こうして一つ一つ確認しながら牛歩の歩みでゲートまで1時間半。今まで車で通り過ぎることの多かったゲートまでの道には多くの樹種があることが分かりました。また今回のルートではゴンズイの幼木、やまじの森では一番標高の低い所にあると推測されるアカガシ、花芽の付いたダンコウバイと新しい発見がありました。あまりに熱心な観察でコース変更も考えましたが、第1管理道に入る頃からはスピードアップ。冬芽の王様オオカメノキの花芽を観察したり、落葉樹の芽ばかりが冬芽ではないとヤブニッケイの優しい色合いの芽も観察できました。

ぴったり予定時間にヤマモモ広場に到着し昼食を取ることができました。曇ってはいましたが風もなく、まずまずのお天気で、和気あいあいと楽しい観察会となりました。

観察できたもの

◆冬芽 オオバヤシャブシ アカメガシワ ヌルデ タカノツメ サルトリイバラ ヒメヤシャブシ ウワミズザクラ カスミザクラ マルバアオダモ ヤマハゼ ウリカエデ ネジキ ミヤマガマズミ リョウブ エゴノキ 
カマツカ ムラサキシキブ ゴンズイ クサギ ヤマコウバシ シロモジ ダンコウバイ ヤブニッケイ オオカメノキ タニウツギ ニシキウツギ タラノキ バイカツツジ ホオノキ ザイフリボク ナツツバキ ヒメシャラ ヤマウグイスカグラ アカガシ等

◆花 アセビ マンサク ヤブツバキ スズカカンアオイ

◆鳥 メジロ ジョウビタキ ヒヨドリ ヤマガラ カケス シジュウカラ 
ハシブトガラス アオゲラ ウソ トビ ミソサザイ エナガ 
あっちで止まり・・
オオカメノキの花芽
オオカメノキの花芽
オオバヤシャブシ
オオバヤシャブシ
カスミザクラ
カスミザクラ
ヌルデ
ヌルデ
ヤブニッケイ
ヤブニッケイ
リョウブ
リョウブ
林道沿いのダンコウバイの花芽
ダンコウバイの花芽
頼りになる参考書
参考書

第106回 やまじの森 自然観察会報告

日時   令和2年1月18日(土)    天気  晴れ

テーマ  冬の野鳥観察          参加者 15名
コース  中部電力変電所前 → 林道ゲート → 1号管理道 → ホウノキ広場 →サルナシ湿地 → ヤマモモ広場 
➝ 猿投山登山口・山桜下 ➝ 変電所前

 新年明けの自然観察会は「冬の野鳥観察」ということで、中電変電所前から出発した。

風は冷たかったものの、晴れた空と林の中の風の和らぎで気持ちよく観察会を行うことが

できた。やまじの森は海上の森と比べると小鳥が少なく、小鳥を観察できるのかとアオキの実の赤い色づきを見ながら歩を進めた。途中、セイタカアワダチソウはベニマシコの好物、アラカシの実はカケスの大好物なものと聞き、雑木林の整備においても一考を要すると思われた。1号管理道に入り、遠くリョウブの梢でウソのオスの赤い首元に感動し、ウリカエデの実を落としては楽しみ、枝先のヤママユ、姿は見えないがコジュケイの鳴き声〝ちょっと来い“も確認された。上を見て歩いているとスズメバチの巣が樹上にあり、また、カラスやメジロと思われる巣も確認することができた。サルナシ湿地脇ではシュンランの花芽も確認できた。ヤマモモ広場への道では、ウソのメスが木の梢にとまり、しっかりと眺めることができた。猿投山登山道脇の枯れてしまった名木「傘松」に思いを走らせ、山桜下の陽だまりで昼食を頂いた。帰りのゲート付近では、エナガの群をみんなで観察して会を終了した。

【確認した鳥】メジロ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、カケス、アオジ、ウソ()、ウソ()

ルリビタキ、コゲラ、コジュケイ、シロハラ、シジュウカラ、
エナガ
IMG_9427ウリカエデの実を落とす
           ウリカエデの実を落とす
IMG_9421ウソ雄 (2)IMG_9464ウソ雌 (2)
      ウソの雄          ウソの雌
IMG_9424カラスの巣IMG_9433ハチの巣

      カラスの巣        蜂の巣
IMG_9477ジャノヒゲIMG_9428ヤママユ (2)
      ジャノヒゲ        ヤママユ
IMG_9475ヤブツバキIMG_9399アオキの実
       ヤブツバキ                        アオキ


2020(
令和2)年度 

"やまじの森の自然観察会"開催予定 観察会テーマ予定 (2)

◎申 し 込 み 締 切 な ど

対象者 :  一般

開催日の1週間前までに電話・Eメールでお申し込みください。              

 090-2550-0340(大塚)                                       

Eメール zukasamakatsuoo@yahoo.co.jp                                  

持参品: 弁当、雨具                                

その他:  小雨決行      
                                  

◎時間/集合場所

9:30~13:00  やまじの森ゲート前

集合場所は変電所前に変更する場合があります。


第105回 やまじの森自然観察会報告

日時   令和元年12月21日(土)        天気  曇り
テーマ  照葉樹
参加者  16名
コース  ヤマモモ広場 → シャラノキコース → 
              ホオノキ平 → 一号管理道
 → 林道 → 堰堤 
              → ヤマモモ広場


 照葉樹とは文字通り、葉の表面のクチクラ層が発達し、厚くて照りのある葉をもつ常緑広葉樹のことです。S氏の樹木調査に基づいて作成した「やまじの森の照葉樹表」をスタート時に参加者に手渡し、各人がチェックしながら観察しました。
 林内では落葉樹の葉は色あせ、ほとんど散ってしまっています。落ち葉を踏む音、タカノツメの甘い匂いを楽しみながら歩きました。葉の形、葉の付き方が対生か互生か、葉の縁に鋸歯があるかどうか、葉裏の色などで同定します。ネズミモチはネズミの糞のような黒い実、ソヨゴは長い柄のある赤い実、サカキは頂芽が鎌形に曲がる、シャシャンボは葉裏の主脈を触ってみるとゴツゴツの突起がある、モッコクの葉柄は赤い、シラカシの葉裏は淡緑色だがウラジロガシは蝋質に覆われ粉白色、等、それぞ
れの特徴を確認していきました。
 ヤマモモ広場から林道を上り大きくカーブするところを右手に沢沿いに上っていくと堰堤近くにカゴノキ(鹿子木、クスノキ科)があります。樹皮が鹿の子模様であることが決め手です。その近くにあったリンボクを入れて今回は32種の照葉樹を確認することができました。
 ヤマモモ広場に戻り軽く昼食をとったあと、観察会の皆さんと一緒にやまじ小舎での餅つきに参加させていただいてご馳走になりました。自然を満喫しお腹も満たされ幸せな一日でした。

【照葉樹】 アオキ、アセビ、アラカシ、イヌツゲ、ウラジロガシ、カゴノキ、サカキ、シキミ、シャシャンボ、シラカシ、シロダモ、ソヨゴ、タブノキ、ツクバネガシ、ツブラジイ、テイカカズラ、ナワシログミ、ナンテン、ネズミモチ、ヒイラギ、ヒサカキ、フユイチゴ、マンリョウ、ミヤマシキミ、ムベ、モッコク、ヤツデ、ヤブコウジ、ヤブツバキ、ヤブニッケイ、ヤマモモ、リンボク
【鳥の声】 アオジ、ウグイス、エナガ、コゲラ、ソウシチョウ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ、ルリビタキ
20191221ヤブコウジ
ヤブコウジとテイカカズラ
20191221フユイチゴ
フユイチゴ
20191221アオキ
アオキ
20191221ウスタビガの繭
ウスタビガの繭
20191221テンナンショウの実
スルガテンナンショウの実




第104回やまじの森自然観察会報告

日 時 令和元年11月16日(土)   天気 晴れ

テーマ 落ち葉の色彩

参加者 18名

観察コース  ヤマモモ広場→第一管理道→サルナシ湿地→シャラノキコース→ヤマモモ広場
 
11月に入りムラサキシキブの実がやっと紫色に色づいてきました。遅れていた木々の色づきも例年通りとなり、森は秋本番の装いです。

今日は初参加のお二人と、参加者のお孫さんで10歳7歳4歳の三姉妹の参加でにぎやかです。参加者のみなさんにお気に入りの落ち葉を拾っていただくことにし、ヤマモモ広場から出発しました。

ヤブツバキの花が咲きだし、シロダモの黄色い花が満開でしたが、秋の名残の花も多くありました。フユイチゴ、ナツハゼは食べごろ、タマミズキは今年も赤い小さな実をたくさんつけて、森は実りの秋といった感じです。

三姉妹はきれいな色の葉をせっせと自分の袋に集めていました。袋の中にはドングリや赤い実も入っています。

ゴールのヤマモモ広場で拾ってきたお気に入りの落ち葉でステンドグラス遊びをしました。ところどころを切り取った黒い画用紙に色とりどりの葉を張り付け、陽に透かしてみました。とてもきれいでした。

今日はおだやかな日で、のんびりゆっくり晩秋の日を楽しみました。

 

咲いていた花 ヤブツバキ ノコンギク シロダモ ナワシログミ リンドウ コウヤボウキ

 

見つけた実 ソヨゴ コバノガマズミ ミヤマガマズミ ムラサキシキブ サルトリイバラ フユイチゴ ナツハゼ ヤブコウジ バイカツツジ オオウラジロノキ シロモジ シャシャンボ ヒサカキ サカキ アオハダ カマツカ タマミズキ ツルリンドウ スルガテンナンショウ ウリカエデ アズキナシ イタドリ ツルアリドオシ

 

鳥の鳴き声 カケス ジョウビタキ メジロ ヒヨドリ モズ アオゲラ ハシブトカラス ツグミ ソウシチョウ ウグイス ヤマガラ ルリビタキ イカル
ゲンノショウコ種子
ゲンノショウコ種
タマミズキ1
タマミズキ
フユイチゴ 猿投
フユイチゴ
ムラサキシキブ
ムラサキシキブ
ヤブツバキ1
ヤブツバキ
リンドウ
リンドウ
猿投の紅葉2
猿投の紅葉
三姉妹とステンドグラス
三姉妹ステンドグラス


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