わいがや講座

わいがや講座

2017年8月1日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 7名
テーマ:「あいち森と緑づくり税を活用した取組
 〜山から街まで緑豊かな愛知をめざして〜」
講 師:
        愛知県農林水産部農林基盤局
  森林保全課 森と緑づくり推進室 森林里山再生グループ

        主任主査 福井 久敏 様
        技師   佐藤  博文 様
配布資料
1.(冊子)あいち森と緑づくり事業 8P
2.(冊子)あいち森と緑づくり事例報告 8P
3.(パワーポイント資料) 15P
4.「県政お届け講座」を御活用ください!
5.アンケート

パワーポイントを使った講義の後活発な質疑応答があった。
当会の県有林、東大演習林での森づくりは、「あいち森と緑づくり事業」が対象とする森林に該当しない。
当会の活動について、助成金等に関する質問・要望事項については後日回答を頂くことになった。

=講義内容=
A 森と緑のはたらき
        環境の保全、水源のかん養、防災性の向上、良好な景観の形成、
  保健休養の場の提供、生物多様性の保全
B 森林の働き(多面的機能)
        1.森林の経済的機能・・・木材等を供給する
        2.森林の公益的機能
                ・水源をかん養する
                ・土砂災害を防ぐ
                ・地球温暖化を防止する
                ・生活環境を守る
                ・自然環境を守る
                ・保健休養の場を提供する
C あいちの森林・林業の現状
        1.県土の4割が森林
        2.人工林の割合が高い
        3.森林資源は充実
        4.人工林は手入れが必要
D あいちのめざす森林の姿
        単層林や針広混交林などの多様な森林が混在し、
  多面的機能を発揮している状態
        1.積極的な林業活動が行われている森林
        2.自然の力を活かして育まれている森林
        3.身近な里山林として活用されている森林
E めざす森林への取り組み
        1.自然の力を活かした森林の森づくりの推進
        公益的機能の発揮、多様な森林に誘導、災害に強い森林づくり
        2.都市や集落に近い里山林づくりの推進
        森林所有者、地域住民、ボランティアなどの連携、ネットワーク等
F あいちの森と緑づくり税の導入
        ・H21年度「あいちの森と緑づくり税」導入
        (個人)県民税に500円を加算、(法人)均等割額の5%を加算
        ・愛知県→あいち森と緑づくり基金→あいち森と緑づくり事業→
        ・人工林、里山林、都市の緑を整備・保全

G 森と緑の現状
        森林・里山林の手入れ不足、都市の緑の減少
        里山林は放置される森林や竹林が増加

<あいち森と緑づくり事業の概要>
I 森林(人工林)の整備(間伐の実施、技術者の養成等)
        1.対象とする森林
                ・林道から遠く離れた森林、公道・河川沿いの森林等
                (公有林、保安林を除く)
        2.事業内容
                ・強度間伐(原則40%以上)、間伐材の整理その他
        3.協定の締結
                20年間、皆伐禁止、転用禁止等
J 里山林の保全・活用(放置された里山林の整備)
        1.里山林再生整備事業(県営)
        2.身近な里山林整備事業(市町村営)
K 都市の緑の保全・創出
        1.身近な緑づくり
        2.緑の街並み推進
        3.並木道再生
        4.県民参加緑づくり
L 森と緑づくりにつながる取り組み
        1.環境活動・環境学習への支援
        2.県産木材の活用

<森林整備事業>
        a 人工林の整備の実施例の紹介
        b 里山林の整備の実施例の紹介

<都市緑化推進事業(建設部)>
        a 身近な緑づくり
        b 緑の街並み推進
        c 美しい並木道再生
        d 県民参加緑づくり

<環境活動・学習推進事業(環境部)>
        a 森や緑の育成活動
        b 森や緑の環境学習
        c 独自提案

<事業推進>
        a 森林整備技術者の養成
        b 普及啓発事業

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2017年7月4日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 10名
テーマ:「自然観察から見た猿投山」
講 師:竹田 義彦 様

講義の概要

1.自然観察会の推移
 山路の森で自然観察会を始めてから6年が経ち7年目に入った。当初は2〜3名の参加者であったが、今では15〜20名程の参加者があり月1回の会として成り立っている。

2.当初はたくさんの種類が観察できたが最近極端に減少しているものがある。山路の森で今までに観察された山野草はリスト(174種類)のとおりであるが、そのうち特に次のものが少なくなっている。
ミズタマソウ、イチャクソウ、オオバウマノスズクサ(ジャコウアゲハの食草)、オトコエシ、ツルニンジン、センニンソウ、アキノキリンソウ、シユウブンソウ、ワレモコウ、オオヒキヨモギ(絶えた?)、アキチョウジ、シマジタムラソウ、カキドオシ、ゲンノショウコ(赤花)、マツカゼソウ、ササユリ、ミヤマナルコユリ、ホウチャクソウ、トリアシショウマ、シュンラン、オオバノトンボソウ、フデリンドウ、アケボノソウ、カキノハグサ、ヒメハギ
3.減少の原因として、人間の活動によって多くがなくなっている。
下草刈りは時期を見て行うのが良い。きれいに刈り過ぎるといっぺんになくなる。
4.山野草は生態系の中で大事な役目をしている。

5.鳥は34種類が観察された。その他チョウ、トンボ、ヘビ、カモシカ、タヌキ等が観察されている。

6.猿投の森の古窯について、その歴史、地理、種類等について説明があった。
 黄瀬戸、志野、織部、瀬戸黒などの桃山期の焼き物の多くを産み出したのは瀬戸ではなく美濃が中心であった。
 名古屋考古学研究室によって瀬戸古窯の分布、発掘調査が行われた。その分布図の説明があった。
7.猿投山の地質・花崗岩について説明があった。
 猿投山の地質は中世代白亜紀の末期に形成された花崗岩が基礎になっている。猿投山北断層を境として南側の伊奈川花崗岩、北側の苗木花崗岩に分かれる。他に猿投山には球状花崗岩がある。
 東山路地区では林道に沿って断層が通っている。

 意見交換のときに、山野草の存在する場所の調査を行ったらどうかとの提案があった。

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2017年6月6日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 5名
テーマ:「29年度活動方針」
講 師:加藤  明  作業委員長

講義の内容
1、総会で承認された「平成29年度活動計画」及び「2017年 年間活動計画」に基づき説明及び意見交換があった。
2、「なごや環境大学共育講座の募集要項」に基づき説明及び意見交換があった。(1月〜3月参加予定)
3、「環境デーなごや2017中央行事へのご出展について」説明及び意見交換があった。
        日時は平成29年9月16日(土)午前10時〜午後4時
4、名古屋工業大学 増田理子氏の紹介があった。
5、山桜フィールドでの活動について、その方針等について意見交換した。
6、人工林Gのブログへの今後の活動結果報告内容ついて意見交換した
7、チェーンソーアートについて意見交換した。
8、山岳会東海支部との協働作業について意見交換した。
9、照度計の利用について意見交換した。
10、コナラの植栽について意見交換した。

わいがや講座6月以降予定

わいがや講座予定6 (2)
開始時間は、13:30からです。

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2017年4月4日(火)
開催場所:尾張旭市新池交流館ふらっと
参加者 6名
テーマ:「炭の力」
講 師:加藤  明  作業委員長

講義の内容

「炭の力」として主に以下の説明がありました。初めて聞く内容も多々あり大変勉強になりました。
炭とは
炭とは、原料の木から煙だけを取り去ったもの。小さな穴が無数に空いている。
炭の構造
杉炭の断面は四角孔、檜炭は六角形の蜂の巣の構造になっている。
炭の性質
木の種類によって炭の性質が異なる。針葉樹は炭の内部の壁が薄く穴が多い。広葉樹に比べ表面積が約1.5倍大きい。広葉樹は炭の内部の壁が厚く、針葉樹に比べ強度がある。
白炭と黒炭
白炭は、炭化が終わるころ窓口を開け空気を窯の中に大量に入れ、窯の中の温度が一気に上昇、1,000度以上になったあと頃合いを見て炭を取り出し灰をかけて消火する。黒炭は、炭化が終わった段階で窯を密閉し空気の流入を止め消火する。冷えたあと取り出す。
白炭は皮がついていないが黒炭はついている。叩くと白炭は高い音、黒炭は鈍い音がする。白炭は火付きは悪いが火持ちがいい。黒炭は火付きは良いが火持ちが短い。
        備長炭
備長炭は白炭で炭素の純度が高い。煙が発生しにくく店舗内での炭火焼などに重宝される。昔は「和歌山県産でウバメガシを原料にしたもの」と言われていた。ノコギリでは切れず 鉈(なた)を用いる。
環境に優しい「竹炭」
竹炭は孟宗竹で作る炭で、木炭と比べ吸着力が高く、ミネラル成分が多い。脱臭や土壌改良剤として使われる。
オガ炭
製材時に発生するオガクズを圧縮成形した「オガテック」を原料とした木炭で、火持ちの良いオガ炭の白炭は焼肉店などで利用される。
炭の4つの働き
1吸着力  2調湿作用  3還元作用  4触媒作用
炭で焼くと、何故美味しく焼けるか。
赤外線(近赤外線、遠赤外線)の効果。赤外線は熱として食品に吸収されやすく、タンパク質を分解してグルタミン酸を生成する。

このあと「長久手まちセンまつり」の参加報告がありました。
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