猿投の森づくりの会・公式ブログ

猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。

県有林やまじの森

定例作業報告

2月25日(土) 晴れ
人工林G
参加者:8名
  午前中は3月25日に実施予定のなごや環境大学の準備を行なった。参加者の集まる場所などの安全確保、伐る木と伐倒方向の再確認をし、滑車を取り付ける木とプラロックを取り付る木を、実際に牽引ロープやプラロックのロープを当てがいながら選び、それらに白テープを巻きつけた。それから、1本間伐を行い、伐採に邪魔になるヤブツバキ等を除伐し、当日は速やかに伐倒の準備ができるように段取りをした。
 午後からはトイレ前のC-3区域の間伐をおこなった。伐倒本数は3本。累計32本、残2本となった。
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法人会員デー 開催しました

2022年11月26日(土) 曇り時々晴れ
法人会員参加者 35名(2法人)スタッフ 22名
今年の法人会員デーは、やまじ小舎近くの畑 ”夢ファーム”での「サツマイモ掘り」で始まりました。
代表の歓迎の挨拶に続いて、さっそく芋掘り!初めて体験する方も多く、スタッフの説明を聞いてから皆さん楽しそうに掘っていました。
その後、森へ移動してチョッと距離がありましたが秋色に染まった林道、遊歩道を歩いて山桜フィールドへ。
そこで、「木の伐採作業」、「焼き芋づくり」について実演を交えた説明を聞いてから、交代で実際に体験してもらいました。
あっという間に時間が過ぎ、ランチタイムには焼きたての芋、恒例となった大好評の豚汁を味わいながら、お腹を満たしていただきました。
終わってからの参加者の方のアンケートでは、森の中で焼き芋を食べて美味しかった、秋のいい日に貴重な体験ができた、手順をきちんと教えてもらって分かりやすかったなどの意見がありました。
みなさん、お疲れさまでした!
芋掘り!
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焼き芋づくり
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木の伐採作業
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定例作業報告

参加者 23人
 雑木林G
 台風一過、久しぶりに爽やかな青空の下の作業である。昨夜は三河地方に線状降水帯ができた。猿投山は大荒れになっていることを想定し、午前中は幹線道路の側溝・斜溝の整備にあたることにした。ゲートから水場までは先回までに整備してある。大曲~水場~トイレまでの側溝やグレーチング下の泥を掃除。老いも若きも、男も女も泥にまみれてつるはし・スコップを駆使して悪戦苦闘。これで路上を水が流れて掘れるのを防ぐことができる。森の手入れは土木工事でもある。
 午後はヤマモモ広場下を採光除伐。直径40㎝、高さ15m程の、シイ、リョウブなど上空を覆う木を除伐。
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側溝の掃除
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きれいになった側溝

人工林G
 午前中はトイレから三叉手前の林道の側溝の溝さらいを行った。枡が完全に埋まっていて、そこから林道下を通るパイプが塞がっていた。枡に入り全身真っ黒になりながら奮闘し貫通することができた。
枡の上には斜面から落ちてくる土砂が入らないように丸太を並べて蓋をした。
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 午後は、2班に分かれ、ヤマモモコースからカワセミコースの倒木の処理を行うとともに、北歩道のアカマツの枯死木の伐倒を行った。アカマツは直径が50cmほど、スローラインを使いロープかけを行い、伐倒したが処理に難儀した。
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 作業後は茶店で打ち合わせ。コーヒーの値段が50円も値上がりしていて、もうここには来たくないと思った。

定例作業報告

令和3年10月23日(土)晴れ
雑木林グループ
参加者 9名
 ヤマモモ広場西側の密集した雑木林を継続して整理伐を行った。ヤマモモ、カシ類などの常緑樹が成長しすぎて直径30㎝、15m程になっている。林床に陽が届くよう除伐。密集し、枝の張った雑木をスローライン(ロープを木の上部に通す道糸)を使いロープを掛けプラロック(安全に伐倒する牽引具)で牽引して伐倒した。
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定例作業報告

2021年8月28日(土)晴れ

雑木林グループ 10名
アジサイコース谷側のハリエンジュ伐倒と密生アオキの除伐作業を実施ました。
 ハリエンジュ伐倒作業
  枯死立木が2本あり、本日の作業時間は午前中のみため、1本を伐倒することとしました。
  木の重心、周囲の立木を観察した結果、開けた堰堤の堆積原に倒すことにしました。しかし、隣の大きなヤマザクラに掛かり木になりそうなので、伐倒方向をロープを使って誘導することにしました。伐倒対象木は、枝が一本もなく直接対象の木にロープを絡ませるのが困難でした。隣のカエデの枝を利用し、スローラインを使って、対象木の上部に何とかロープを掛け、プラロックでけん引加減しながら伐倒完了しました。もう一本は、次の作業となります。
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密生アオキ整理作業
 ハリエンジュ伐倒従事者以外は、堰堤下流域の密生アオキの整理を行いました。
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緑陰講座 参加者16名
 昼食時にスイカの差支れに舌鼓を打ち
 午後は、三叉広場にて、木陰の涼しさを感じながら、鈴木さんの講義を拝聴いたしました。
  課題「猿投の森の樹木」
 
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人工林グループ
参加者:6名
 人工林グループのYさんが、共有講座担当者からの依頼で、なごや環境大学共有講座の企画「間伐材で作ったスウェーデントーチを燃やそう」の製作担当者になり、同時に人工林グループのメンバーもその準備に参加することになった。
 実施日までに時間がなくスウェーデントーチの製作に待ったなしの状況である。予定では枯死木の倒伐処理であったが変更して、1日全部その準備にとりたいところ、午後からの緑陰講座のため午前中だけの作業になり、後日臨時作業日を設けることにした。
 スウェーデントーチの製作は、Yさんの用意した治具を利用しながら指導を受け、各自サンプルを2個づつ作った。各自それを家に持ち帰り燃焼テストを行うことにした。添付写真は、作業風景と燃焼テストの結果です。

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やまじの森のヤマザクラ 4月5日現況

観桜会中止の伴う山桜コースの開花状況報告

   4月5日(月)の状況です。
5日やまじの森入口
5日やまじの森入り口
5日猿投山登山口のヤマザクラ
5日猿投山登山口のヤマザクラ

5日雲興寺側からの山桜コース
5日雲興寺側からの山桜コース
5日ポイント②からの展望
5日ポイント②からの展望
5日三叉広場前の路上
5日三又広場前の路上

定例作業報告

日時:9月10日(火)快晴
人工林グループ
参加者:7名
 
本日は暑い中での作業でした。音楽祭の準備作業に山岳会の方々が来られ林道その他の整備作業があり、人工林Gから3名がそちらに参加しました。他の4名は10月からの新しい場所での間伐作業に先立ち、その区域の確定とプロット調査を行いました。この調査結果を元に県との打ち合わせを行い間伐許可を受ける予定です。

 第6次協定区域作業計画図に線引きされた3ーb(3はローマ数字)区域の外周を周り、おおよそその外周ある数本のヒノキに目印の黄色のテープを巻きました。そのあと区域内の混み具合の平均的な場所で、隣り合うように2箇所プロット場所を選定し調査を行いました。中心木を中心に釣竿を使い5.64mの半径で円を描き、その円内にある植栽木(ヒノキ)の胸高直径を順番に測ります。そのうちの曲がっていて不良木と思われる1本を伐採し、その長さを測定するとともに年輪を数えます。そうすることにより100平方メートル内のヒノキの本数と胸高直径と樹高とを知ることができます。

 それらの数値からその区域(林分)の平均的な形状比、樹間距離、幹距比Srがわかります。基本的には形状比70%、幹距比Sr20%、材積間伐率30%を目標に間伐しますが、森の状況によってはそれにこだわりません。ここは70年生のヒノキの人工林で、過去に間伐された形跡があり比較的まばらな状態で、またそれぞれの木はすでに収穫期に達していて貴重な資源と感じられました。したがって、ここでの間伐は大径のものは対象から除き、不良木を中心に整理伐を行うことになるでしょうから、間伐率はかなり低めになると思います。現場は30度以上の傾斜地で足場が良くないところですので、安全優先で作業を行う必要があります。

定例作業報告

令和元年6月11日(火)晴れ時々曇り
参加者12名

梅雨入りしたにもかかわらず比較的涼しい日になりました。

 人工林G    参加者 2名
 基準木の胸高直径の測定を行いました。Kさんが指導して下草の生い茂る中を基準木を探しながらの測定です。

 胸高位置を決めての測定ですが傾斜地でもあり数値がバラツキます。去年より直径が減少した基準木もあるようです。

 「今回は基準木の胸高直径の測定をする作業となりました。
 資料と地図を参考に川合さんに指導していただきながら、ゲート付近から始め水場、トイレ、三又へと進め2時30分頃終えることが出来ました。
 結局、ゲート近くのNO.24のヒノキが見つからず次回に持越しになり、マイナス成長の木が1本ありました。足場の悪い急斜面や藪漕ぎなど思ったよりきつい作業でした。

 この調査を継続することで樹の成長速度や場所による成長の違いなどいろいろな事を知ることができ大事な調査だと感じました。そのためにも正確な測定が必要だと思いました。」

  雑木林参加者10名
 
アジサイコースの最奥、第一管理道に近いところの整理伐を行いました。薄暗い密生地はサクラやコナラをなるべく残し、ソヨゴなど常緑樹を除伐しました。

 直径40cmほどのマツの枯死木は以前M氏に教わったツルの両側を残し中心部分を突っ切る方法で伐倒しました。通常のツルより伐倒方向が安定するようです。(写真参照)
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 第Ⅰ地区は除伐やササ刈りが良く進み明るい気持ちの良い森になってきました。努力のせいか今回あちこちにササユリが咲き作業後の疲れを癒してくれます。(写真参照)

ササユリ20190611


定例作業報告

雑木林グループ

3月23日(日) 天候 曇り時々晴 作業者 13名

 桜の開花予想が例年より早まるなか、1号管理道沿いの整理伐作業最終仕上げを行ないました。

 過去、愛知県の森再生計画で植えられたヤマザクラ類の健全な成育と見事な開花が、地域の人々に歓迎されると期待しています(全域)。

 課題は今後繁茂が予想されるササ類の定期的除伐(2回/年)で、落葉・常緑低木類、草本類の自生と成長の期待です。

植生の特徴として、肥沃・湿潤な土壌でアオキが異常に繁殖ニホンジカの採餌場となっている事実があります(一部区域)

期待されるコブシ(花弁10枚 シデコブシとの変種(Sさん談)が数株、成長し自生開花中です(高さ2m強) 

  マンリョウ(ヤブコウジの仲間)が10株程度自生、成長中です。

  比較的無風で湿潤な土壌が成育に適していると思われます。

  草本類はコウヤボウキ、チゴユリ、フユイチゴなど繁茂期待。 

1号管理道とアジサイコース遊歩道に囲まれヒノキ、コナラなど高木群の未整備区域があります。この一帯は今年度以降、6次協定期間に整備をする予定です。
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ササ刈り後の林床
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ニホンカモシカの食跡 アオキ
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コブシ×シデコブシ
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マンリョウ

人工林グループ

作業場所:県有林

参加者:8名

 本日はここB2(水場西部)での第5次協定の作業最終日です。

前回のかかり木の処理、残っていた不良木の除伐及び伐倒木の丸太切り等の

整理を行いました。ここでの間伐は一応終了しましたがあと少し整理を次回

おこなう予定です。

 ここでの作業は早めに切り上げ第6次協定の作業場所の調査を行いました。

メインは三つ叉奥の右側のヒノキの人工林ですが、そこは急斜面で作業が困

難な場所です。それでそこに加えて、Sさんから依頼のあった場所、第2管

理道とアジサイコースの間のヒノキの人工林を調査しました。

ここの林道に近いところは10数年前に強度の間伐が行われており理想的

な状態でしたが、そこから更に林道に対して少し離れた場所は、そのときに

一度間伐は行われているが途中で終わった状態で、更なる間伐が必要だと感

じました。

 ここらは平坦な場所で間伐作業には楽なところです。雑木林Gによってサ

サ刈りがきれいに行われて整理されていました。

またヒノキの他にコナラ、ヤマザクラ等の高木が多数あり混交林の様子

でした。ここの密集した部分のヒノキを間伐すれば落葉広葉樹との混交林

として良い景観になるのではないかと思います。

 午後は全体会議があり午前中で切り上げました。





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