人工林G
参加者:8名
午前中は3月25日に実施予定のなごや環境大学の準備を行なった。参加者の集まる場所などの安全確保、伐る木と伐倒方向の再確認をし、滑車を取り付ける木とプラロックを取り付る木を、実際に牽引ロープやプラロックのロープを当てがいながら選び、それらに白テープを巻きつけた。それから、1本間伐を行い、伐採に邪魔になるヤブツバキ等を除伐し、当日は速やかに伐倒の準備ができるように段取りをした。
猿投の森づくりの会は、公益社団法人 日本山岳会 東海支部内のグループです。愛知県瀬戸市と豊田市にまたがる猿投山の西麓の森で、森の保全や有効利用を目的に活動しています。
日時:9月10日(火)快晴
人工林グループ
参加者:7名
本日は暑い中での作業でした。音楽祭の準備作業に山岳会の方々が来られ林道その他の整備作業があり、人工林Gから3名がそちらに参加しました。他の4名は10月からの新しい場所での間伐作業に先立ち、その区域の確定とプロット調査を行いました。この調査結果を元に県との打ち合わせを行い間伐許可を受ける予定です。
第6次協定区域作業計画図に線引きされた3ーb(3はローマ数字)区域の外周を周り、おおよそその外周ある数本のヒノキに目印の黄色のテープを巻きました。そのあと区域内の混み具合の平均的な場所で、隣り合うように2箇所プロット場所を選定し調査を行いました。中心木を中心に釣竿を使い5.64mの半径で円を描き、その円内にある植栽木(ヒノキ)の胸高直径を順番に測ります。そのうちの曲がっていて不良木と思われる1本を伐採し、その長さを測定するとともに年輪を数えます。そうすることにより100平方メートル内のヒノキの本数と胸高直径と樹高とを知ることができます。
それらの数値からその区域(林分)の平均的な形状比、樹間距離、幹距比Srがわかります。基本的には形状比70%、幹距比Sr20%、材積間伐率30%を目標に間伐しますが、森の状況によってはそれにこだわりません。ここは70年生のヒノキの人工林で、過去に間伐された形跡があり比較的まばらな状態で、またそれぞれの木はすでに収穫期に達していて貴重な資源と感じられました。したがって、ここでの間伐は大径のものは対象から除き、不良木を中心に整理伐を行うことになるでしょうから、間伐率はかなり低めになると思います。現場は30度以上の傾斜地で足場が良くないところですので、安全優先で作業を行う必要があります。
令和元年6月11日(火)晴れ時々曇り
参加者12名
梅雨入りしたにもかかわらず比較的涼しい日になりました。
人工林G 参加者 2名 基準木の胸高直径の測定を行いました。Kさんが指導して下草の生い茂る中を基準木を探しながらの測定です。
胸高位置を決めての測定ですが傾斜地でもあり数値がバラツキます。去年より直径が減少した基準木もあるようです。
雑木林G 参加者10名
アジサイコースの最奥、第一管理道に近いところの整理伐を行いました。薄暗い密生地はサクラやコナラをなるべく残し、ソヨゴなど常緑樹を除伐しました。
直径40cmほどのマツの枯死木は以前M氏に教わったツルの両側を残し中心部分を突っ切る方法で伐倒しました。通常のツルより伐倒方向が安定するようです。(写真参照)
第Ⅰ地区は除伐やササ刈りが良く進み明るい気持ちの良い森になってきました。努力のせいか今回あちこちにササユリが咲き作業後の疲れを癒してくれます。(写真参照)
雑木林グループ
3月23日(日) 天候 曇り時々晴 作業者 13名
桜の開花予想が例年より早まるなか、1号管理道沿いの整理伐作業最終仕上げを行ないました。
過去、愛知県の森再生計画で植えられたヤマザクラ類の健全な成育と見事な開花が、地域の人々に歓迎されると期待しています(全域)。
①課題は今後繁茂が予想されるササ類の定期的除伐(2回/年)で、落葉・常緑低木類、草本類の自生と成長の期待です。
②植生の特徴として、肥沃・湿潤な土壌でアオキが異常に繁殖ニホンジカの採餌場となっている事実があります(一部区域)
③期待されるコブシ(花弁10枚 シデコブシとの変種(Sさん談)が数株、成長し自生開花中です(高さ2m強)
マンリョウ(ヤブコウジの仲間)が10株程度自生、成長中です。
比較的無風で湿潤な土壌が成育に適していると思われます。
草本類はコウヤボウキ、チゴユリ、フユイチゴなど繁茂期待。
1号管理道とアジサイコース遊歩道に囲まれヒノキ、コナラなど高木群の未整備区域があります。この一帯は今年度以降、6次協定期間に整備をする予定です。
ササ刈り後の林床
ニホンカモシカの食跡 アオキ
コブシ×シデコブシ
マンリョウ
人工林グループ
作業場所:県有林
参加者:8名
本日はここB2(水場西部)での第5次協定の作業最終日です。
前回のかかり木の処理、残っていた不良木の除伐及び伐倒木の丸太切り等の
整理を行いました。ここでの間伐は一応終了しましたがあと少し整理を次回
おこなう予定です。
ここでの作業は早めに切り上げ第6次協定の作業場所の調査を行いました。
メインは三つ叉奥の右側のヒノキの人工林ですが、そこは急斜面で作業が困
難な場所です。それでそこに加えて、Sさんから依頼のあった場所、第2管
理道とアジサイコースの間のヒノキの人工林を調査しました。
ここの林道に近いところは10数年前に強度の間伐が行われており理想的
な状態でしたが、そこから更に林道に対して少し離れた場所は、そのときに
一度間伐は行われているが途中で終わった状態で、更なる間伐が必要だと感
じました。
ここらは平坦な場所で間伐作業には楽なところです。雑木林Gによってサ
サ刈りがきれいに行われて整理されていました。
またヒノキの他にコナラ、ヤマザクラ等の高木が多数あり混交林の様子
でした。ここの密集した部分のヒノキを間伐すれば落葉広葉樹との混交林
として良い景観になるのではないかと思います。
午後は全体会議があり午前中で切り上げました。
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